【裁縫は超・初心者】わけあって、手縫いでボトムスを作る。 (original) (raw)

【息子の体育祭で衣装作りが必要に、、、】

息子が入った高校は

応援団幹部だけでなく

全校生徒が衣装を着る学校でした、、、

今回の記事では

ということ、

そして

作ってみてのつまづきポイント

お伝えしていこうと思います。

手縫いでの体育祭衣装作成が

初めての方という方の

少しでも助けになれば幸いです。

よろしくお願いします!

【今回の衣装作りの前提条件】

図面と布地は衣装係より配布あり

図面をもとに布を切りました。

が、しかし裁断時からすでに

トラブル発生!

トップスは羽織りだったのですが、

左右で布地が違う

アシンメトリーデザイン!(汗)

それなのに

右用布地→左用の寸法で裁断!

左用布地→右用の寸法で裁断!

と、左右間違って裁断して

しまいました、、、

幸いにも図面どおり裁断しても

布地面積が大きかったので、

端をちょっと切ったり折って縫ったりして

修正しました。

これは衣装デザインにもよる間違いなので

万人向けのエラーではないかもしれませんが、

トップスでもボトムスでも

アシンメトリーデザインは

裁断時の左右間違いに注意です!!

基本はひたすら本返し&半返し縫い

トップスもボトムスも

基本的には布地の裏を縫い合わせていく

作り方でした。

体育祭衣装ということもあり

動いたときににほつれないよう

並縫いではなく

本返し縫いや半返し縫いをしました。

夜な夜なコツコツ夫婦で作って10日ほどで衣装上下が完成

正直なところ、

手縫いはどうやっても

時間がかかります。

さらに初心者ならでは・・・なのですが、

図面の理解に時間がかかった

裁断間違い修正の時間

プラスで必要でした。

そのためトータルでは衣装一式作るのに

夫婦2人で作業して

だいだい10日くらいかかりました。

ちなみに夫も裁縫は超初心者です。

1日あたりの作業時間は

30分もいかない時もあれば

1時間以上2人で縫っていたことも・・・

縫っているとどうしても

自然と前かがみになってしまうので、

腰が痛くなり作業いったん終了・・・

という日もありました。

【初心者ならではの失敗と、次回手縫いへの教訓】

ミシン用の糸でボトムスを手縫いし、強度が不足する

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ボトムスはグレーの布地だったので

縫い目が目立たないよう

黒のミシン糸で縫いました。

なぜ黒のミシン糸?という感じですが、

以前に黒い糸を使い切った時に

手縫い糸より安かった

&細くて針に通しやすそうという

単純な理由で購入したのでした。

しかし「ミシン糸」「手縫い糸」と

分かれているということは、

それぞれ用途別の利点があるということ…!

ミシン糸は細いので、

確かに針穴には通しやすかったですが、

手縫い糸に比べると細い分

本返し縫いをしても強度が下ってしまいました。

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こちらは今回作ったボトムスの

股部分(表)にあたります。

最初は裏面をミシン用の黒い糸だけで

縫って作りましたが、

何回か履いたところで部分的に糸が緩んできたため

白い手縫い糸で裏面から補強縫いをしました。

表から見えないように

白い糸でも縫ったつもりでしたが、

表にして布地を少し引っ張り気味にしてみると

ちょっと白糸が見えてしまいました、、、

まあ、股部分なので

履いていて見えることはなく

まったく問題はありませんが、

最初から補強縫いがいらないようにしておくのと

白い糸が見えないよう縫っておくのに

越したことはありません。

というわけで

手縫いするときは最初から

布地の色に合った手縫い糸の

使用を オススメします!

布の端処理なしにて、ほつれ

あまり深く考えずに

図面通りに布地を裁断してしまいましたが、

布地によっては端がほつれやすかった、、、

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しかし布を折ってほつれにくくするには

裁断した布地の端の長さが足りず

結局は端処理せずに

縫わざるを得なくなりました。

ほつれないように

端を2回折り返して縫えるような

ゆとりを 残しながら裁断が必要

と、今回のことから学びました。

裾の布地の長さが合わない

これはボトムス作成時の失敗です。

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裁断が悪かったのか、

縫う時にズレたのか、

原因がよくわかりません。

ただ、こういうことも想定し

ようにしておけば、

あとから裾を切って折り返して縫うことで

修正できるな!とおもいました。

また、そもそものボトムスのデザインや

布地にもよりますが、

今回作成のボトムスでは

意外と裾の布地の長さが

多少違っても、

全然目立たないので

ノープロブレムでした!

エストゴムを入れる箇所の縫いが粗い

普通、ボトムスのウエスト部分の

ゴムを入れる場所を

どうやって作るものなのか

未だによくわかってないのですが、

今回の図面ではズボン本体とは別に、

ゴムを入れる部分を筒状に縫って作り

ズボン本体と縫ってくっつける方式でした。

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↑これはボトムスの表面なのですが、

本体とゴムを入れる部分を別々に作り

縫い合わせたところ、

本体の布地の際がビラビラしてしまいました、、、

本体の布地をもう少し長く切って、

折り返してゴムを入れるところを作れば

このビラビラはなくなったとおもいます。

ここも手作り服の本やネット検索などから

エスト部分の作り方を

もっと調べて作ればよかった

おもいました。

ポケットがない

これは元からそういう作りの図面だったことと、

最初は体育祭のあとに普段使いにするつもりが

まったくなく作ったので、

仕方ないといえば仕方ない面ではありました。

ポケットがないほうが

単純にザクザク縫っていけるので、

初心者が作るには特にありがたいのです。

しかし

普段使いまで想定するならば、

手間はかかりますが

ボトムスにポケットは必須

だとおもいます!

【粗だらけのボトムスでも、履いてみると結構目立たない!】

こんな感じで粗だらけのボトムスですが

普段使いにして履いてみると

**意外と粗は目立たない(笑)**ことが

わかりました。

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こちらは裏面から布地を縫い合わせ、

表にかえしたところですが

手縫いにしてはきれいにできています(笑)

自画自賛

縫ってある部分にしっかり強度があって

ほつれたりせず、

表がきれいに見えていれば

手縫いかミシンかなんて

誰も気にしません。

堂々と履いちゃってていいんです。

今回作ったボトムスは特に

夏・秋に履くのにぴったりの布地と

デザインでした。

これからもちょくちょく

このボトムスを用いたコーデを

Instagramで紹介できたらと

おもっています。

【自分でもハンドメイド服が作れるかも!?とおもえるように】

なにより今回、手縫いでトップス・ボトムスを

作ったことにより、

手縫いに対してのニガテ感がぐっと減り、

「わたしでもボトムスやスカートが

作れるかもしれない…!!!」

という気持ちが大きくなりました!

実は以前から

あっこたんこと**金子敦子さんの**

ハンドメイド服の本が気になっていたのですが

購入しても作れずに終わりそう、、、と

おもっていました。

どうしてもサーカスパンツが

履いてみたい・・・

けれど低身長(148cm)のわたしは

どんなボトムスでも試着が必須。

通販で買うこともできず

しかし店頭でもサーカスパンツを

見つけることができずにいました。

けれど、もしかしたら

合う布地を見つければ、

手先がめちゃくちゃ不器用なわたしでも

手縫いでサーカスパンツが

作れるかもしれない・・・

体育祭衣装作りを経て、

そんな大胆な夢が抱けるようになりました。

【最後に】

思い返してみると

そういえば手縫いでTシャツの丈詰めを

したこともありました!

148cmnonitijyo.hateblo.jp

雑巾を手縫いしたことも

ありましたね・・・

懐かしい!!

148cmnonitijyo.hateblo.jp

今回経験した

手縫いでの体育祭衣装作りは

確かに大変でした。

でも今回のいろんなつまづきから

得たものも、とても大きかったです。

手縫いでの制作は

確かに時間もかかりましたが、

多少の粗はありつつも

ちゃんと完成しました!

今回の記事で、

これから制作に向かう方の

不安な気持ちを

少しでも軽くすることができていたら

いいなとおもいます。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。