いきぬき或いはいきざま (original) (raw)

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〜おさらい〜

A.B.C-Zファンの私は、2024年に入って急激にM!LKの吉田仁人くんのファンになり、掛け持ちオタク生活を送っています。

掛け持ちオタクにとって、推し×推しの共演は情緒を混乱させる最強の出来事。

いつか2グループが歌番組で共演したり、A.B.C-Zのメンバーが仁人くんがパーソナリティを務めるラジオ「レコメン!」のゲストに来たりしたら嬉しいなぁ〜〜〜、、と期待せずに期待していたら、今月発売されたA.B.C-Zの新曲「君じゃなきゃだめなんだ」のプロモーションの一環で、もうラジオの共演が叶ってしまいました。

伝説的に面白かった内容も相まって2週間経ったというのに未だに夢だったのでは???と現実味がないので、実際にあった出来事だったという証拠に、少し書き残しておきたいと思います。

木曜レコメンに五関様がやってきた

ゲストに来たのは五関くんです。もうやばい。

確かに私のA.B.C-Zの自担は塚ちゃんなのですが、レコメンに誰か1人がゲスト出演するなら、絶対に五関くんが良いと決めていたので(私が決めるものでもない)、この人選は最高でした。

A.B.C-Zのラジオ担当と言えば五関くん。癒やしのキャラメルボイスと、ここ2〜3年でますます磨きのかかったボケトークで多くの人を困惑させています。

放送の2週間前、番組の中で仁人くんがスペシャルウィークのゲストを発表した途端、私はA.B.C-ZとM!LKの共演という事実を噛み砕くことができなかったのと同時に、絶対にボケまくる五関くんの図が脳裏に見えて、M!LKのツッコミ担当・仁人くんがどう受け答えするのか気になって仕方なく、動揺が止まりませんでした。「なんで来てくれるの?!?!」「五関くん?!?!」と慌てて五関くん呼びしてしまった仁人くんも大変に可愛かったし、その翌週「五関様と呼ばないと怒られる」とリスナーさんに吹き込まれてからは、律儀に告知であろうと「五関様」と敬称を改めて呼び続ける前振りも完璧で、期待は高まるばかりでした。(A.B.C-Zファン怖くないよ!)

あわよくば、五関くんと仁人くんのダンス談義が聴いてみたい…私の中で2人はアイドル界のダンサー2トップに君臨しているので…という願いもあったけど、これはいつかまた!

そして実際に放送を終えて思い返すと、2人のトークは本当に美しかったです。「美しい」という感想、変かもしれないけど真実。勢いだけじゃない、踊るようなボケとツッコミの応酬、五関くんからふわりと放たれるリズムと緩急のあるボケ、ひとつとて取りこぼさない仁人くんの丁寧な集中力と手腕。加えて五関くんも仁人くんも本当によく笑う。贅沢な時間過ぎてこんな幸せがあるのかと、驚きの初体験をさせていただきました。

スペシャルウィークの「人気ボーイズグループ大集合」の回に「ラスボス」として?24時台に登場した五関くんは、「低いハードルをいかに高く飛べるかをモットーにしている」「今日は“五関様”ではなく“五関はん”くらいで行きましょう」とワールドを展開、「ん?気になることが増えたぞ」と仁人くんの嗅覚が素早く異変を察知しながらのスタートとなりました。

序盤の「なぜ“様”がついたんですか」という質問から始まったやり取りの中で「求められているものを演じる、みたいなとこありますけど…」という芝居がかった返しを受けるや「あ、五関様はずっとふざけてる人なんだね」と正解を弾き出す仁人くん。(優秀)

A.B.C-ZのDVDデビューについてを1から聞いたり(「DVD付きのCDということですか?」とか、初見の質問をしてくれるのが新鮮)、「塚田」と「戸塚」の「塚」被りが珍しいと気にしたり(そんなに珍しいかな?と念の為EBiDANメンバーの名簿を見たら60人以上いるのに「塚」が1人もおらず、それもそれですごくないか?となりました)、事務所の後輩じゃない若手との共演感も面白かったです。

グループあるある話は「時間を巻きたがるA.B.C-Z」(「それはスタッフに愛されますね」「巻けてしまう能力がそもそもある」とリスペクトを感じるワードを入れながら「早く帰りたい人たち」をいじってくれる仁人くんLOVE)、困ってることは「4人体制になって身長の高いはっしーとシンメになるとでこぼこすること」(この話で五関くんがイェーイ!なキャラではないと確信した仁人くんはやたら楽しそう)と、新しい話題を引き出しながら、カチッと波長が合って笑いが生まれていく様は本当に夢のよう。だってA.B.C-Zの五関くんとM!LKの仁人くんよ???

先日のぴあアリーナ公演で初めてフライングを体験した仁人くん(高所恐怖症)に五関くんが飄々と「怖かったっすか?」「本番はアドレナリンで飛んじゃいません?」「本番もダメでした?」と聞いて、蚊の鳴くような声で仁人くんが「はい」(泣)と答えるのも新しい世界線だったし、仁人くんがSHOCKのフライング演出に結構詳しくてお客さんの上に行ったりとかしますよね、と話していたのも新鮮。

フライングの話は全般興味深く面白かったのですが、このやり取りで特に好きだったのは、五関くんが手掛け(と呼ばれる、命綱なしで手につけたフックのみで身体を支えるフライング)の経験者と知って仁人くんが放った「自分が手を放したら “おわ” ですよね」にすぐさま「 “おわ” ですね」と五関くんが返したことです。いつも通り略さなくて良いワードを略して話した仁人くん(若者の日常)と、当たり前のように略語を引き継いだことのセンス。無駄がない輝きでした。

そして終盤がハイライト。「リスナーの質問に何も答えてくれない五関様」のスタートです。

質問をかわしていく五関くんはもちろん、仁人くんが織りなす「五関様」への質問、ツッコミと、漏れ出る心の声のスピードとバランスが秀逸で芸術でした。弱冠24歳のアイドルがこのハイレベルなスキルを持ってることに感動。

「好きなおにぎりの具は何ですか?」の後に続いた茶番(「君が知るのはまだ早いかもしれない」等々)に仁人くんが「本当に教えてくれないわ、この人」と声に出して見限ったのがナイスで、これで五関くんは安心して何も教えないモードに入れたと思うし、リスナーとしても「今日は仁人くんと共にこの茶番を楽しむしかない」と意を決することができました。

「『お誕生日は船上パーティーですか?』…すみません…うちのリスナーが煽って…」

「楽しかったなー」

「やってんだ」

の架空のエピソードに乗っかる心地良すぎる軽快なテンポのかけ合いも素晴らしく、適当なのらりくらり具合の五関くんに「家で1人であってくれ」と1人願う仁人くんまでが完璧な流れ。どんな質問もまともに答えてもらえずに困り続ける仁人くんを前にいつまでも涼しげな五関くんの「何でも聞いてくださいよ」に、「聞いてんだよなー、ずっと」とかも本当いじらしくて。

適切なタイミングで軌道修正を試みたり、五関くんの分かりづらいボケを的確に捉えてリスナーに分かるように言語化してくれたりと、本当にすごい!「五関様ぁ〜!」って連呼する仁人くんの声を聴けたのも夢みたいでした。

何より五関くんが最後の曲紹介で台本の説明書きをそのまま読むというボケをてんどんしたときに「楽しくなっちゃって、今日」と嬉しそうにしていたのと、五関くんが去ってから仁人くんが「こんなに感動したのは久しぶり」と言っていたのがめちゃくちゃご褒美のような宝物になりました。

それからXでリスナーさんの反応を探すのも楽しかったです。私と同じように両グループのファンの人もいたし、み!るきーずの方が五関くんを、えび担の方が仁人くんを褒めたりお礼を言ったりしながらまたの共演を望んでいるのは、嬉しいものですね…!(もちろん私も望んでいます!)

飲めないから飲んでないけど、これをつまみに飲んだらさぞお酒が美味しいんだろうな〜。

仁人くん、五関くん、レコメンの皆さま、本当にありがとうございました。

ところでこの放送日は2024年6月13日でしたが、五関くんの伝説のラジオと言えば、アルコ&ピースのANNに河合くんとゲスト出演して「おい、五関!」とリスナーさんにいじられまくった神回があります。

あれはいつだっただろうと調べたら、ちょうど10年前の2014年6月13日だったらしく。

今から2034年6月13日も楽しみです。

※ラジオの内容や細かい言い回しは私のフィルターを通したニュアンスのところもあります。ご了承ください。

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