私の好きな映画百選 29 プレイス・イン・ザ・ハート (original) (raw)
午後映画をみた。
何度も見ているが、大好きな映画は何度でも見る。
1984年公開のアメリカ映画「プレイス・イン・ザ・ハート」
監督脚本ロバート・ベントン
主人公のエドナ(サリー・フィールド)が熱演でアカデミー賞を取っている。
物語は1935年 テキサスの小さな町。
信仰深い人々だが。
保安官の夫が、酔っ払った黒人が暴れているのを止めに行って、誤って撃たれて死んでしまう。
エドナはそれまでは普通の主婦で、家計のことは何も知らず、子供を育て家事をすることしか知らなかった。
銀行では、家のローンが残っていて支払い期日が迫っているので、家を売れ、と言われた。
そんな時、大男の黒人がお腹をすかして来て、働かせてくれというが追い返した。
その時彼(モーゼズ)は銀の食器を盗んでいくが、保安官に捕えられてエドナのところへ連れて来られたが、
エドナは「それは彼にあげた物、彼はうちの雇人です」と彼を庇った。
まるで「レ・ミゼラブル」の司教さん。
また、銀行マンは戦争で怪我をして盲目になった義弟のウィル(ジョン・マルコビッチ)を連れて来て、預かる代わりに家賃を取ったら良いと勧めた。
黒人のモーゼズの勧めで綿花の栽培を始める。
エドナは幼い二人の子供を抱えて必死である。
モーゼズと二人で馬を駆使して畑を耕している最中に嵐がやって来る。
竜巻が襲う場面は凄い。
エドナの家族の必死の物語の傍に、美容師の姉の夫(エド・ハリス)の不倫の話もある。
相手は教師だが、竜巻で校舎が壊れ、子供たちと逃げて命が助かる。
夫と二人で町を出ていくのだった。
綿花の収穫時に一番先に届けたものに賞金百ドルが出ると言う。
収穫の時が来た。
モーゼズが人を雇って来て必死に綿花を収穫する。
子供達や姉夫婦も頑張った。
最後は徹夜で収穫して、町で一番乗りとなって賞金を獲得した。
最後のこれから一番良いところ・・・で、来客! やむをえず終了した。
何度観ても可憐なエドナの必死な姿に感動する。
それと、黒人への酷い差別に胸を痛める。
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