1万円以下でプロジェクターとスクリーンを揃えて映画を見る (original) (raw)
Youtube でプロジェクターの動画を見ていたら、私もプロジェクターとスクリーンを買ってしまいました。
(テレビと違って廃棄処分も楽かもと思ったもので…^_^;)
1.中華安物プロジェクターは買わない方が良い理由
Amazon だと中華の安い(2万円以下)がやたら目立っていて、Youtubeでも勧める人がいますが、調べると買わない方が良いと思いました。
その理由は
1)品質が悪い
- 最初から映らないトラブルも発生
- すぐ壊れる
- 暗い (スペック上はすごく明るいことになっているが…)
2)そもそも違法商品の可能性がある
- 画像を盗用している
- 誇張された嘘のスペック
- デザインは他社のものと同じ 著作権侵害
- サクラによる大量レビュー
このあたりの事情は以下に詳しいです。
2.プロジェクターを買ってみた
私が買ったのは、日本メーカー(製造は中国)ファンロジーの製品です。
メーカー:ファンロジー(日本のメーカー)
型名:FUNLOGY Home2 ¥14,800
主なスペック
重量: 1.25Kg
明るさ: 200ANSIルーメン
標準解像度: 1280×720(対応解像度:フルHD)
ピント合わせ:手動
台形補正:自動?
中古美品がヤフオクで 4,000円強(税・送料込み)であったので、落札しました。スペックが地味なので、オークション等では人気がないです。
入力は、HDMI端子が1つとUSB 端子が1つで、OS(Android 等)は入っていません。USB端子は、USBメモリに動画ファイル(mp4)を入れて映したり、Fire TV Stick の電源を取るのに使えます。
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3.自立型 スクリーンを買ってみた
早速白い壁に映してみましたが、視力が良くない私でも壁の模様が気になります。気にならないのでスクリーン不要の意見も少なくないですが、ふつうに気になりました。
そこで、軽い自立型のスクリーンを買ってみました。
50インチまでなら、輸送費が安いので、ヤフオクでも程度の良いものが安価に出ています。
自立型にしたのは、後で述べる理由でどこにでも設置できるようにするためです。
メーカー:サンワサプライ
型名:PRS-K50K 50インチ 4:3
50インチのスクリーン でも 4:3ですので、横幅を換算すると16:9 テレビの 47インチに相当します。
未開封未使用品が、ヤフオクで 4,500円(税・送料込み)でした。
4.レコーダーやFire Stick TV、スピーカーは押し入れにあったものを流用
・ブルーレイ(DVD)レコーダー または
・Fire Stick TV
物置に眠っていた稼働品がありましたので、流用します。
音は内蔵のスピーカーが超貧弱なので
・外付けスピーカー
を付けたいところ。とりあえず安いPC用スピーカを使います。
気に入れば、Bluetooth のバースピーカー(Fire Stick TV と接続できる )と繋いでも良いです。
5.私の個人的な感想
1)画質はテレビにははるかに叶わない
youtubeなどではきれいな画質に見えますが、実際に見るとやはりテレビとは雲泥の差を感じます。
まあ、アニメだったらそこそこですが、実写は厳しいです。
ただ実写でも、古い映画だともともと画面が粗いので、「あり」かなと思います。
2)スクリーンは必要だと思う
白い壁に映せばスクリーンはいらないという意見もありますが、私は やはり壁の細かい模様が気になります。
スクリーンはあった方が断然良いです。
3)安物プロジェクターは、均等に広がるように照射される
上の絵のように エプソンなどのちゃんとしたメーカーのプロジェクターは、レンズに打ち込み角(オフセット)がついています。。
しかし、安物プロジェクターは、オフセットがないので、レンズの高さから上下に均等に広がるように照射されます。
プロジェクターにオフセットを設ける主な目的は、投影する人の影や邪魔を防ぎ、設置の自由度を高めるためです。
オフセットがあると、プロジェクターをスクリーンに対して上下にずらして設置することができます。
影の防止: プロジェクターをスクリーンの真正面に置くと、投影者がスクリーンの前に立った際に影が映り込んでしまいます。オフセットがあれば、プロジェクターを上下にずらすことで影を避けることができます。
設置の自由度向上: 天吊り設置の場合、プロジェクターを天井近くに設置することで、より広いスペースを確保できます。また、低い位置に設置する場合でも、オフセットがあればスクリーンを高い位置に設置することができ、見やすい環境を作ることができます。(AIにオフセットがある理由を質問した回答)
4)安物プロジェクターの台形補正は、ピンボケする
プロジェクターで上下左右にずらして斜めから投影させると、形が歪んで映ります。したがってどのプロジェクターにも台形補正機能がついていますが、これが安物プロジェクターでは上手くいきません。
ピントが全画面では合うことがないのです。中心部は合っていても、端になるにつれてピンボケした画像になってしまいます。
これを避けるには、プロジェクターとスクリーンを正対させて真正面から映すしかありません。
3.と4.のことから、安物プロジェクターを使いこなすには、真正面からスクリーン高さも合わせて水平に投影させる設置環境が必要だということになります。
→ 物が少ない広めの部屋に置くことをお勧めします。
5)プロジェクターの寿命について
昔からプロジェクターは、故障が多い製品だったように思います。
ランプがLEDやレーザーになって、ランプ寿命は飛躍的に長くなりました。
しかし、使用者のレビューを見ると、格安プロジェクターは偏光板が半年〜2年以内に焼けてしまうようです。
20万円の電気製品が 10年で壊れたら仕方がないと思えますが、
2万円の電気製品が1年で壊れたら、腹が立ちます。
延長保証が可能なら、しておいた方が良いようです。
6)50インチは小さい
プロジェクターで50インチサイズで映画を映してみると、50インチは小さいというのが私の感想です。
やっぱり100インチに映したい、と思います。
(けれども場所がない)
まとめ
ほぼ未使用のプロジェクターとスクリーンを1万円以下で揃えてみました。
とりあえずお試しで、ホームシアターには程遠いですが、1人か2人で映画を楽しむには良いかもと思っています。
お知らせ ここ数日、左の手首から肘にかけての部位が痛いです。腱鞘炎かもしれませんので、これから整形外科に行きますが、またブログをお休みするかもしれません😢