yr-learning Vol38に参加してきた (original) (raw)

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今週もこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと想います。

SOLIDはOOPのものではない

オブジェクト指向プログラミングの中でSOLIDの話はされがちですが、そういう話ではないんだというのがClojureのコードを実例としてわかったのは良かったという話をしました。

また、関数型プログラミングのほうがLSPとかは自然と守れやすそうだという話も出ていました。

好きな言語

いろいろなプログラミング言語を触れたうえでPythonが好きとかJavaが好きという人はあんまり聞いたことがないという話をしていきました。
関数型デザインの文脈でいうと、動的型付けと静的型付けどちらかにぐっと寄っている言語は人気がありそうだという話が出ていました。

とはいえ、企業に入るときに好きな言語じゃないと入りたくないというまでのこだわりを持つことは少ないという話になり、どちらかというとこの言語がメインですと言われたらきつい言語(Clojure, COBOL, Objective-C...)はありそうだという話をしました。

過度にISPを適用する事例はあるか?

ISPの原則を守るときは基本的に安全な方向に倒しがち(とりあえず処理を分離しがち)なので、逆に処理を分離しすぎて困るような例ってあるんだろうか?という話をしました。

#close()と#open()とかライフライクルをともにする前提のものは過度にISPを適用しすぎると辛そうだなという話がありました。

ダックタイピングとISP

本書では例としてダックタイピングができるプログラミングはISPの説明として不適切という話が出ていましたが、実装されているメソッドを見ることで自動的にインターフェースを決めて分離するからISPを守れるという話なんだろうという解釈をしました。

全体を通した感想

今日もゆるゆると話をすることができて楽しかったです。

1時間あったのにLSPとISPだけで終わっちゃったよ!と思ったら実は予定通りだったらしいというのがハイライトでした。