八ッ場ダムに行ったよ! (original) (raw)

今回は、写真多め、文字少なめです。ごめんなさいね…

機会があって、タイトル通り、八ッ場ダム周辺を散策しました。

まずは、ダム湖のほとりにある、道の駅 八ッ場ふるさと館の駐車場です。

国交省の設置した変位計があちこちに

八ッ場ダム水没地からの居住地の移転では、現地再建方式を採用しました。どこか離れた場所ではなく、住み慣れた地区内で水没しない高所への移転です。

ちなみに…ミレニアム(死語ですね)騒ぎの最中(2000年12月)に竣工した神奈川県の宮ケ瀬ダムの場合は、集団移転方式が採られました。

水没した集落は愛甲郡清川村にありましたが、移転先は厚木市宮の里です。現地はしっかりと整備されたニュータウンです。

「宮ヶ瀬の民の里」で「宮の里」

ただ、現地再建方式とするには、それまで非居住地となっていた急斜面を切り、谷を長大な盛土で埋め、平坦地を造成しなければなりません。

変位計は、盛土の異変を察知するためにあります。

対岸の川原湯地区 造成のための切土盛土がよくわかる

八ッ場ダム焼き?

道の駅からほど近くの、やんば天明泥流ミュージアムにも行きましたよ。

天明泥流については、ちゃんと別記事で解説したいと思います。

おしゃれな建物 丸岩は、どこからでも良く見えました

八ッ場ダム近くの集落は、天明泥流で3mも埋まったのです

ダムにも、もちろん行きました。

ダム管理事務所では、ダムカードを配布していますが、八ッ場では…

ついコイン投入口を探してしまいますが、無料です

堤体の上から、下をのぞくと…

ダム直下流が、国指定名勝の吾妻峡

上の写真で岩肌が目立つ高さまで、天明泥流は押し寄せたのです。

エレベータで、堤体の下に降ります。

圧巻です

青い空と、コンクリートの白い堤体、そして赤いフィーレンディール橋のコントラストが美しいですね!

フィーレンディール橋はレアな形式ですが、実は都内に何か所かありますよ。

amazingkantoplain.hatenablog.com

発電と、吾妻峡の景観維持のための水量です

吾妻峡 水流のそばに見える固い柱状節理によって峡谷が生まれた

川原湯温泉にも行きましたよ。

貯湯タンクと温泉街…?

温泉街というには、建物や人通りが少なく、ちょっと寂しいですかね…

川原湯温泉の源泉は少し離れた場所にあります

源泉の内部

水位が低いと、昔の温泉旅館の浴槽が見えたり…

水没前の川原湯温泉は、風情があったなぁ…なんて思ったりしますが、とりわけ私の記憶はすぐ改変や美化されるらしいので、当てになりませんね。

繰り返しで恐縮ですが、別の機会に天明泥流について書きたいと思います。お楽しみに~!?