ライブ・アルバム "AO VIVO" (original) (raw)

高橋徹也です。

新しいライブ・アルバムが完成しました。昨年夏、下北沢440で行われたワンマン・ライブの実況録音で、タイトルはポルトガル語で "AO VIVO"。ブラジル音楽のライブ盤によく使われるワードで、意味としては普通に"ライブ"とか、あとは"生きる"というニュアンスも込めて名付けました。

実はこの録音。ライブ終盤に重大な機材トラブルがあり、当初は発売をあきらめていました。ただ日が経つにつれてせっかくの録音を自分だけのアーカイヴにしてしまうのはもったいないという考えに至り、収録曲を絞ってリリースに向け準備を進めてきました。結果的に紆余曲折を経て最良の形で皆さんにお届けできる作品になったかと思います。これはまさしくライブそのもの。ひとつのステージとして過不足ない60分/全10曲です。奇しくも収録曲は全てインディーになってからのアルバムで構成されており、そういう意味ではライブで綴るベスト盤と言えるかもしれません。そしてラストの新曲「友よ、また会おう」で、何か次へのステップを感じて頂けたらと思います。

しかしライブ盤というのは本当に面白いものですね。やり直しのきかない一発勝負。スタジオ盤のように細部まで作り込むことはできないし、コントロール不能なところも多かったけど作業してて楽しかった。生き物のようなバンドの熱量を感じてもらえたら嬉しいです。そう、せっかく苦労して発売にこぎつけた作品なので、予定していたCD-Rではなく、正規にCDをプレスしました(パッケージはデモ音源集「Summer's Gone」と同じ仕様です)。なのでこれは高橋徹也の公式カタログとしてカウントする作品となります。販売ルートはライブ会場のみですが(通販の予定はありません)ぜひどこかで手に取って頂けたら幸いです。生きるってことは素晴らしい。"AO VIVO" ぜひ聴いてみてください。

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高橋徹也 AO VIVO

2019 / TVCD 011

Man of Words/Man of Music

1. Summer Soft Soul

2. スタイル

3. The Orchestra

4. 微熱

5. サマーピープル

6. 5分前のダンス

7. Night & Day, Day & Night

8. 赤いカーテン

9. 大統領夫人と棺

10. 友よ、また会おう

Live at 440 Shimokitazawa

July 20, 2018

高橋徹也:Vocal, Guitar

鹿島達也:Bass, Chorus

sugarbeans:keyboards, Chorus

脇山広介:Drums

宮下広輔:Pedal Steel Guitar

河原真彩:Trumpet

小笠原涼:Tenor Sax

西村健司:Trombone

All Songs Written by

Tetsuya Takahashi

Produced by

Tetsuya Takahashi

Manufactured by

Man of Words/Man of Music