20060331 春は足取りも軽く (original) (raw)

春は足早になってしまう。
天気がよくて、風がやわらかくなって
予定が次々に舞い込んでくる。
わたしのスケジュール帳もなんだか珍しく、書き込みが多い。

3月は本当に、頻繁に美味しいものを口に出来た月。
おうちご飯もいいけれど、人の作ったお料理教室のご飯や
外食もまたよい刺激。

3月前半は、ちょっと落ち込むようなことも重なって
しょんぼりしたこともあったけれど、春に向かう日ごとに
美味しいものを食べて、気持ちも明るくなって、不安もとれて
少しずつ、グラフが昇るような気分。

さて。
今週は銀座で会社の女子飲みを。
「御蔵」 銀座本店

銀座を少しぶらついて、京料理を堪能。
京の名料亭「菊乃井」の村田吉弘氏プロデュースのお店。
旬の野菜をふんだんに使ってあり、器やお盆もステキ。
格式ばった感じもなく、ラフでリーズナブル。

今回は夜のコースをいただきました。

食前酒/ あんず酒
先付/ 櫻粥
前菜/ うるいの胡麻和え、ぜんまいと嫁菜の白和え、
筍と独活の木の芽和え、一寸豆の甘煮、
水前寺菜と土筆の揚げ浸し
煮物椀/ 若竹の清汁仕立て 鯛焼き霜、筍、小蕪、たらの芽、木の芽
田楽/ 蓮麩、粟麩、黒胡麻麩、湯葉、ふきのとうを
柚子味噌、山椒味噌、辛子味噌で
煮いたん/ 筍と白魚、うすい豆の煮いたん 半熟玉子、木の芽
しめくくり/牛ヒレ肉の炙り焼き
御飯/豆乳のささめうどん
デザート

同じコースでも、煮いたんとしめくくり、デザートなどは豊富に選べる。
私の心をくすぐるのが、器の数々。大半が漆で、
目で見て楽しめるのが、うれしい。

桜粥は、かわいらしいピンク色のお米に桜の塩漬けが。
それを真っ赤な漆の椀に、お酒を添えて出される。

美味しい料理を堪能しつつ、会社の話などをして
きゃはははと笑いあい、あー私はいい人たちと
出会ったんだなーと感謝した。

年上のお姉さまラブ。
楽しい上に、精神的にも仕事的にもずっと上にいる人たちと
話すと、自然と自分のステージも引き上げられてる気がして
私は大人の女性の仲間入りをしたような気分に酔う(笑)

今度は、誰と一緒に行こうかな。
友人が出産を終えたら、出産おつかれさま会を
企画しようかな。大仕事を終えた彼女を労おう。

最近、朝か眠る前のどちらかに、手を合わせて
ぶつぶつと感謝の気持ちと、祈りごとをいろいろ唱える。
(傍から見るとすごく不気味!)

次女のさっちゃんの体調が最近ずっと思わしくないらしい。
三女のみみたろうとは、よく電話するけど、さっちゃんは
本当に家族に連絡を取らない子で、県外で一人バリバリと
仕事をしている。(性格もおてんばで気が強い!)

さっちゃんは、先日飲み屋で
「あなたは近いうちに病気で死ぬ」と、よく当たるといわれる
占い師にそう言われたらしく、「今のうちに検査を受けて
回避しなさい」と助言されたんだとか。。。。!
それを聞いたときは、心臓が止まるかと思うくらい私が
ショックを受けた。
そして、それを耳にしたお母さんがまた動揺していないかと
胸を痛めた。
その日以来、私はお祈りをしている。
神棚もなにもないけれど、天に向かって唱える。

江原さんの本を読んでから、唱えたり強く念じたりすることにも
意味があるように思えて、実行してるのだけど
思い描いた人から、ふと電話やメールがきたり、思わぬところで
「これが答えなのね」と確信する経験をしたり。
偶然と言ってしまえばそれまでだけど、それにしても。。。。
と思うことが多くなった。

信じる信じないは人それぞれだけど、
わたしは最近、そういう力をなんとなく信じてる。
さっちゃん。
はやく元気になってね。