夢の扉を開けたら (original) (raw)

風邪をひいて熱が出てしまい、楽しみにしていた先週末のお孫ちゃんの運動会に行けませんでした。

その日の夕方、娘が食べる物をあれこれ届けに来てくれました。

娘の旦那さんのお母さんも運動会を楽しみにしていたようで、なんと!

3時起きでお赤飯やおでんや唐揚げなどたくさん作ってきてくれたそうで、私が風邪で寝込んでいることを知り、お母さんにも持ってってあげてと、梨やおやつまでいただきました。

娘がきれいに詰めてきてくれました

運動会は午前中で終わり、お義母さんは午後から仕事に行ったそうです。

3時に起きて料理いっぱい作って、孫の運動会を見て、午後は仕事だなんて、私よりいくつか年上なのに、お義母さんはめちゃくちゃパワフル!

面倒見がよくて、マメで、温かさに溢れていて「母の鏡」のような人です。

娘宅訪問時にはいつも、孫たちの服やおやつの他に、手料理や食材を両手いっぱいに持って来るそうです。

あまりの量の多さに娘の旦那さんが「またこんなに持って来て」ナンテ言うと、「私はこれが楽しみなんだから」と。

孫の誕生日にみんなで集まった時も、チャチャっと手際よく料理を作っていました。

仕事が休みの日には孫たちに会いに来てくれて、小さい子がいてひとりじゃ大変でしょと買い物に付き合ってくれたり、みんなで外でお昼ご飯を食べたり、一緒に楽しい時間を過ごしているようです。

孫がグズると抱っこしたりあやしたり、それでも疲れた素振りもなく、「お義母さんてすごいんだよ!」と娘もびっくりしています。

もうホントに私とは大違い・・・

娘もお義母さんから学ぶことがたくさんあると思います。

娘のわがままも広い心で受け止めてくれて、可愛がってもらって、仲良くやっているようで、家族としての絆を深めていると感じています。

私の大切な娘を可愛がってくれるお義母さんに心から感謝しています。

これからもお互いに助け合いながら、それぞれ素敵な関係を築いていけたらいいなと思っています。

ずっと行きたかった街の中の路地にある古民家カフェに行って来ました。

築70年の蔵をリノベーションした、ビルが見える風景の中にひっそりと佇む趣のある古民家。

こんな所に古民家があるなんて、といった異空間

予約なしの思い付きで行ったので入れるか心配でしたが、お店の前まで行くと駐車場は1台分のスペースが空いていました。

でも縦列駐車になっちゃう。前の車、出られないよなー、どうしよう??

すると、お店の人が「車のキーをお借りできれば移動しておきますよ」と。

こんな気持ちの良いサービスがあるなんて!

実はここに来る前、田園風景にオープンしたお店に行ったのですが、駐車場が満車だったので空きスペースに停めて待っていたところ、後から来た車が無理矢理割り込んできてプチプチトラブルに・・・

モヤモヤ気分を抱えたままこの古民家カフェに向かったので、そんな気分が一気に吹き飛び、逆に、田園のお店に満車で入れなくてよかった〜♪ナンテ思えたのでした。

ランチには少し遅めの時間でしたが店内はほぼ満席。

かわいい手描きのメニューを見るとコーヒー、紅茶、ソフトドリンクの他にあんみつやぜんざいなどの甘味、ケーキやパフェ、かき氷やところてんまでありました。

ランチはおまかせプレートのみでメインが日替わりになっています。

ワンプレートに野菜たっぷりの小鉢が並ぶ、最近はこのパターンに妙に惹かれます。

最初に温かいお茶とカボチャと豆の煮物にほっこり

ほどなく料理が運ばれてきました。

この日のメインは油淋鶏とハンバーグ。

プレートには、千切りキャベツ、白菜とりんごの酢の物、スパサラ、冬瓜の煮物、スティック野菜にアオサのお味噌汁と漬物。

写真に写ってないけど舞茸ごはんもあります

スティック野菜のディップは、味噌に中華ドレッシングを混ぜたような不思議な味でした。

食後はみつ豆とホットコーヒー

ちょうど良い量で、これで1,380円。どれも美味しくて大満足でした。

隣のスペースには器や雑貨が並ぶギャラリーがあって見ているだけでも楽しい。端から端まで一通り見て周り・・・

一目惚れで買ってしまいました

客層は同年代くらいの人が多く、お店の人もまた同年代でとても感じがよくて、また行きたいなと思えるお店でした。

きぃちゃんが虹の橋を渡ってから、普段の生活にいくつかの変化がありました。

そのひとつがお花を飾るようになったこと。

きぃちゃんがうちの子になってから、猫が口にすると命に関わるような中毒を起こしてしまうお花があると知って、植物を置くのをやめていました。

何年か振りに飾るようになったきっかけは、きぃちゃんの葬儀のお花です。

葬儀の時に「お花を用意して来てください」と言われたのですが、母のお墓参りのお花は農産物直売所で買っていたので、近くのお花屋さんを知らなくて、ネットで検索してみました。

何件か問い合わせして、電話対応の感じがとてもよかったお店があったので、同行してくれる娘に話したら娘も行ったことがあって感じよかったと。

当日、急いでいたのにも関わらず、電話通りの気持ちのよい対応でセンスも抜群!

こんなに可愛いセンスの良い花束を作ってくれました

葬儀場の方が、おうちで飾る用にと少し残して持たせてくれたので、帰ってからきぃちゃんの遺骨のそばに飾りました。

かわいい大きなピンクのガーベラ

きっと鼻をめいっぱい近付けて、クンクン匂いを嗅いで、入念なチェックをしていたに違いない(笑)眼に浮かびます(=^x^=)

それからは切らすことなくそのお花屋さんに通っています。

大きな通りから一本入った、曲がりくねった細い道沿いの目立たない場所にあり、しかも看板もないのにいつも誰かしらお客さんがいます。

しばらく植物から遠ざかっていたので、お花を買いに来る人って結構いるんだなぁと驚きました。

つぼみだったカンパニュラが満開に

次のお花を買ってきた日、前のお花がまだ元気な時は小さくして玄関に飾ったりしています。

全然きれいでまだまだ楽しめます**

でもお花をバランス良くいけるのって難しい・・・毎回思います。

センスのない私はこれが精一杯^^;

癒しのきぃちゃんがいなくなった今は、お花ときぃちゃんの写真に癒されています。

日中はまだまだ夏のように暑いのに、いつの間にか日も短くなって、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。

日が落ちると鈴虫達が一生懸命鳴いていて、秋の虫の健気さにより一層涼しさを感じます。

異常なくらいに暑かった夏なのにちゃんと秋ってやってくるんだな。。。

私は秋があまり好きじゃありません。

開放的だった夏から段々と夜が長くなり、日に日に寒さが増していく秋への変化に、どことなく寂しさを感じてしまうから。

夫が亡くなったのが10月だったからかもしれません。

秋は好きじゃなくても、秋はやっぱり美味しい物がたくさん。

昨日はシャインマスカットを求めて地元の果樹園を訪ねました。

いちご農家さんオススメの果樹園で、ふどうとりんごを作っています。

たくさんの種類のぶどうが実っていました

桃の季節からずっと楽しみにしていて、インスタで日々チェックしていました。

先週後半は品切れの為に休業で7日(土)再開。シャインマスカットは9日(月)販売開始。

月曜日開始じゃ週末はまた品切れなのでは?

平日は仕事で行けるのは週末しかないので、とりあえず様子を見に行ってみることにしました。

販売所では何種類かのふどうが並んでいました。シャインマスカットも少し置いてありましたが思っていたよりだいぶ小さい。

ということで、ちょっと気になった別の品種「サニードルチェ」

昭和の時代と違ってたくさんの品種が・・・

赤く色付いているものと青いものがあったので、ベターな質問「赤い方が甘いですか?」と聞いてみると「甘いというよりりんごのような味がするよ」と。

一緒に行った友達宅に到着して即、ぶどうなのにりんごってどんな味なんだろう??と待ちきれずに一粒取って食べてみました。

パリッパリの食感でぶどうの味・・・あ、後味が確かにりんご!美味しい♪♪

甘さも十分にあり、お目当てのシャインマスカットは買えませんでしたが大満足でした。

次はりんご。りんごも大好きなので楽しみです。

りんごも赤く色付き始めていました

週末、娘宅に行った時のこと。

娘親子と夕食の買い物を済ませ、スーパーの外に出ると見たことないくらいの大粒の雨がポツポツと降り始めました。

娘宅の駐車場に着いた時、急げば間に合うね!と、降りようとした途端にものすっごい勢いで降ってきて、降りるに降りられなくなってしまいました。

雨雲レーダーを見てもしばらくやみそうにありません。

屋根のあるマンションのエントランス横に車を停め、意を決して降りようとドアを開けると足首が浸かってしまうほどの水が溜まっていて降りられない。

仕方ない、裏口に横付けにしてもらって、取りあえず買い物の荷物を置きに出ました。

一瞬で水浸し。。。

その後、孫たちも車から降ろし、びしょ濡れになりながらも無事に部屋まで辿り着きました。

傘、壊れた!マンガみたいだった^_^;・・・と娘

それから間もなく、マンションのエントランスは浸水し、エレベーターも止まってしまいました。

エントランスは住居階より低くなっているのですが、うまく排水がされていなかったことが原因のようでした。

夕立って昔はもっと優しかった記憶がありますが、近年は短時間で水が溜まってしまうほどのゲリラ豪雨

直接浸水被害がなかったとしても、水害で停電がすればマンションは水も出なくなってしまいます。

私が住んでいる地域は近くに大きな川や山がないので、つい危機感が希薄になりがちだけど、この一件で他人事ではないと痛感しました。

東日本大震災の時には、電気もガスも水も止まって、娘とふたりで怖くて実家に避難したんだっけ。

ガソリンスタンドが大渋滞して、何時間も待ってちょっとしか入れられなくて、春休みで実家に預けた娘を迎えに行けなかったことを思い出します。

それからはガソリンは常に満タンにしています。

私の災害対策のひとつです。いざという時エンジンがかかれば、車中で暑さや寒さをしのげるし、スマホの充電もできるので。

先日お盆休みに片付けた際、何年もそのままだった防災グッズのケースを開けて、不足品もいくつか買い揃えました。

手遅れにならないうちに再度きちんと整理整頓をして、万が一の時に慌てずに過ごせるように対策しておきたいと思いました。

今日はきぃちゃんの月命日でした。

ancochan314.hatenablog.com

あれから3ヶ月。

帰宅しても出迎えてくれるきぃちゃんがいなくなって、何の張り合いもなく、気力もなく、楽しくない。

とにかく何もしたくない。

そんな日々が続いて、ブログを開くこともしなくなっていました。

会社にはなんとか行くものの、用事のない休日はソファに埋もれたきりの日々。

四十九日を区切りにきぃちゃんの愛用品を片付けようとひと部屋にまとめたけれど、そのまま置かれたまま、更に1ヶ月が過ぎたお盆休み。

やっとです。

やっと、ようやく、気力が湧き起こってきました。

人間失格状態を送っている私に「疲れているんだからもう何もしなくていいの。体だけじゃなくて心が疲れている時も同じだから。」と会社の同僚が励ましてくれたそのひと言が妙に心に沁みて、それが一歩踏み出す元気の元になりました。

そしてお盆に一泊で出掛ける予定が地震でキャンセル。

もう片付けるしかないでしょ!

まずはきぃちゃんのケージ周りに置かれていたものを片付けました。

きぃちゃんのモノまだ全部は片付けられない

一箇所キレイになると、それまでよどんでいた空気が一気に流れ出したようで、波に乗ってきました。

段々と楽しくなってきて、押し入れ、寝室、クローゼット、防災グッズの整理、と気になっていたところをひと通り片付けて、まだ完璧ではないけれど、だいぶスッキリとしました。

「部屋が片付くと人生が変わる」とよくいうけれど、ホントに気持ちも行動も前向きになれました。

このまま立ち直れないんじゃないかって思っていましたが、やっと人間らしい生活を取り戻しました。

8月10日から9日間のお盆休みがあっという間に終わってしまい、今日からまた現実が戻ってきました。

いつもの長期休暇の後は「あー、会社行きたくない・・・」と憂鬱感でいっぱいになりますが、今回はそんなことがなかったのです。

もしかして、人生初??

最終日の昨日、会社のお友達と出掛けたのがよかったのだと思いました!

会社で音楽をやっている人がいて、そのオーケストラの演奏会を一緒に聴きに行きました♪

その前にまずはやっぱりランチ。

長い休みは食べ過ぎ気味なのでさっぱりとお寿司

ランチの後、演奏会までまだ時間があったので、会場近くでお茶をすることに。

昔懐かしい昭和レトロな喫茶店

カフェじゃなく、「喫茶店」なんて何十年ぶりだろう。

入った瞬間、深みのあるコーヒーのいい香りが立ち込めていて、やや照明を落とした落ち着いた雰囲気になんだか懐かしい気持ちになりました。

ちょっとお高めコーヒーと共にお喋り

その後2時間の演奏を聞いて優雅に楽しく過ごしたら、会社に行くのがイヤじゃなくなっていました。

一緒に出掛けたお友達はとてもパワフルな人で、そんな彼女からパワーをもらったこともあるのかもしれません。

今までなら連休最終日は、翌日からの仕事に備えて自宅でのんびりするのが当たり前で、出掛けるなんてあり得ないと思っていました。

すっかり休みモードになっていた心と体にエンジンがかかったような感覚で、こんな最終日の過ごし方もありだな!と新たな発見でした。