クールビズの重課金ユーザーになってみた (original) (raw)
■クールビズの重課金ユーザーになってみた
車のマフラーを変えると吸気系が弄りたくなり、吸気を弄ると剛性が気になり始める。これを昔、友人はボトルネック解消型消費と呼んでいた。
僕はぼんやり生きてきたので、クールビズが消費を刺激と言われても、「あー。シャツとか買うのかな」位にしか理解してなかったんだけど、今年、クールビズデビューしてみて思うのは、「ネクタイを取るってスタイル」を考えた奴は化け物だという事。
- 根拠が明確で実施のインセンティブが個人に生まれやすい。(暑いし省エネだし。。)
- 実施が見た目に現れるので実施者が閾値を超えると、非実施者への圧力が生まれやすい。
- これが凄いんだけど、ネクタイを取るという小さな労力で始められるので、2が生まれやすいにも関わらず、スーツのままネクタイを取る事はやりにくく、少しするとボトルネック解消のために、全身をコーディネートし直す消費が発生する。
これは、(恐らく)電通さんに仕掛けられた社会全体を巻き込んだ課金ゲームなんだなー。
B.閾値を超えると一部の課金ユーザー達が金を落としてくれる。
Aは1と2で社会的な意味まで付けてドライブをかけているし、Bは一部のユーザーでなく大部分の人たちが動くので消費が刺激される。
世の中にはまだ見ぬ凄い人たちが沢山いるんだなー。。