カ、カタツムリィイイイ!!!! (original) (raw)

カ、カタツムリィイイイ!!!

いつものように、カタツムリを入れてる虫かごを洗っていた。

https://anond.hatelabo.jp/20240926220325

このときからいるやつだ。

我が家カタツムリはだいたい虫かごの蓋にくっついて寝てるので、洗う時はプチュっと外して一旦うんちなどのゴミを入れる小袋に避けておく。

が、その日の私は誤ってプッちゅったカタツムリを落としてしまった。

ぎゃあああ!

カツンと、切った野菜まな板から床に落ちるような音がする。

洗面台の陶器とぶつかったので、割れたのではないかと私は取り乱した。割れてる感じはしなかったけど、みるみるカタツムリから泡が出てきて「なに!?!?なに!?!?死んだ!?!?」と泣きそうになる。

急いで洗って、虫かごを元の場所に戻す。泡まみれのカタツムリ。泡を吐きすぎてデロデロになって、自分から分泌した液のせいで滑ってうまく壁に登れないようだった。

!?なに!?どうすれば!?

インターネットに頼ったら、泡を吐くのはカニ的な感じで外敵から身を守る時などに吐くらしい。緊急事態だ。すまねえ、すまねぇ、とんでもねえことをしちまった。

いつもなら、洗って新しい餌を入れてやるとすぐに蓋に戻るか食いつくかのカタツムリ今日は泡まみれ。(どうやらこの泡は苦いらしい)何とか壁の途中まで登って殻に閉じこもってた。いつもなら蓋が定位置なのに、その日は中途半端なところにいた。蓋が危険判断したのか、滑って登れないとかどちらかだろうか。

その日からカタツムリは全く動かなくなった。殻の端部分が白くなってて、欠けちゃったのかなと悲しくなる。餌にも手をつけてる様子がない。トジコモリになってしまった。

死んでしまったのかとおろおろインターネットで調べていたら、知恵袋で「カタツムリ記憶がのこる。昔いちごを食べるカタツムリに嫌な液体をかける実験をしたらしばらくいちごに近づかなかった」というものを見つけた。論文本体を見つけることができなかったので真相は定かではないけど、これまたガガーン!嫌われたんだ…!ガガーン!!!とショックを受ける。私が落としたばっかりに、私もこの環境も嫌われてしまったのかもしれない。

冬眠時期にはまだ早いけど、なんか嫌なことあるしもう冬眠しちまえという流れになったのかな。すまねえ。私が落としたばっかりに。

仕方がないので餌は全部取り出して、ときどき掃除だけして霧吹きをかけるけど相変わらずのトジコモリ旦那さんに悲しみを伝える日々。一週間ぐらい経った頃、このままずっとトジコモリなら外に出してやった方がいいのではと、ウスカワマイマイの生息地域を調べたり、そのへんに放していいかをどこに問い合わせればいいかを調べてる間に、トジコモリは再始動した。

!!コンクリート食うとる!!

コンクリートに這いつくばってむしゃるカタツムリ。よく見ると敷いてるキッチンペーパー食べたのか白い糞もしてる。

コマツナを入れてやると、狂ったようにむしゃりはじめた。何日も食べてないのだからお腹が空いてたのだろう。その日から、機嫌を直したのかカタツムリは通常モードに戻った。

今もぷりっとうんちしてる。

何かを学んだのか、掃除中に私が殻を引っ張ってもかたくなに取れなくなった。吸盤力がすごい。

機嫌をなおしたカタツムリ今日も元気だ。いつまでこの家にいるのかわからんが、明日は初めてほうれん草をあげるつもりだ。

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