よくおもうこと (original) (raw)

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・歩くのが好きな人

・音楽を愛してやまない人

・虫を見ても騒がない人

・元気がなさそうな人

・信号無視しない人

・絶対にポイ捨てをしない人

・悪口を言わない人

・人と喧嘩したりしない人

・外で鼻歌うたってる人

・電車で人に席を譲れる人

・授業中にゲームをしたりしない人

・あまりアクセサリーをつけない人

・店員さんに丁寧な人

・声がデカくない人

・イキらない人

・他に足つけてる人

・帽子を被ったまま授業受けたりしない人

・性別関係無くさん付けで呼ぶ人

・一人称がわたしの人

・滅多に遅刻しない人

・野暮なことを聞かない人

・日本語を正しく使う人

・LUUPに乗らない人

・米一粒残さない人

・手を合わせていただきますを言う人

・目上の人に物を渡すときに片手で渡さない人

・人を待たせまいと気遣って小走りする人

・待ち合わせの時にこまめに連絡する人

・相手より詳しくてマウントをとりたくなる場面でもグッと堪える人

・授業終了のチャイムがなっても先生の話が終わるまで片付けを始めない人

・作品を見たときすぐに全てを分かろうとしたり理由を求めたりしない人

・講評でなんだか拍手が少ない人のときに気遣って人一倍デカく拍手する人

・混雑した駅でスマホ片手にYouTube見ながら歩いたりしない人

・字が綺麗な人

・苦しい期待をしない人

・冗談でも死ねとかウザイとか言わない人

・選挙に行くのが当たり前な人

何かを中心に回っている。と確信したことがある。この話はあくまでも、私の好きなものや人に限る話であるが。

私は、ランジャタイが好きだし、松本大洋が好きだし、ゆらゆら帝国が好きだ。

ランジャタイのTwitterを見ると、ふたりはよく松本大洋のTシャツを着ている。そして、ゆらゆら帝国の曲を、国崎さんが熱唱している。

私は、かが屋が好きだし、ナンバーガールが好きだし、andymoriが好きだ。

かが屋のネタを見ていると、「ナンバーガール」が話の中で出てくるし、ライブ終了後のBGMにはandymori1984を使っているらしい。

私は、ラーメンズが好きだ。

かが屋は、ラーメンズに憧れてお笑いを始めたらしいし、andymori小山田壮平も、ラーメンズが好きらしい。

私は、つげ義春が好きだ。

インタビューを読めば、山口一郎も、松本大洋も、浅野いにおも、つげ義春が好きだと言う。

この相関関係を辿った先には何があるのだろうか、と考えたことがある。

後に分かったが、私の敬愛する小林賢太郎や、岩井俊二や、小山田壮平や、山口一郎は、みな、宮沢賢治が好きなのである。

私も宮沢賢治は好きだ。中学生のときに、宮沢賢治を研究すれば何かにたどり着けるのではないかと考え、意気揚々と本を買い集め、音読したりしていた。中でも、「よだかの星」という話が好きだ。

私たちは宮沢賢治の何に惹かれるのか。

それは、かなしみではないだろうかと、

思った。

中学生のとき、とりわけ嗜好の合う女の子が、1人だけいた。彼女とはよく書肆ゲンシシャの話をした。高校生のとき、とりわけ嗜好の合う男子が、1人だけいた。彼は自宅で作っている剥製の話をよくしてくれた。彼は、退学してしまったが。

彼らと話していて、気がついたことがある。私たちは、死に関するあらゆるものに、強く惹かれている。世の中には、そういう人たちが一定数いる。それは、生まれつきのものだと思う。

なぜサカナクションの「ボイル」が好きか、それは人の死を歌ったものだからだ。

なぜ岩井俊二の「リリイシュシュのすべて」が好きか。なぜユーミンの「何もなかったように」が好きか。なぜ藤原新也の「メメントモリ」が好きか。なぜ浅野いにおの「おやすみプンプン」が好きか。なぜ乙一の「GOTH」が好きか。なぜ寺山修司が好きか。なぜ森田童子が好きか。フィッシュマンズが好きか。中村文則が好きか。神田日勝が好きか。石田徹也が好きか。書肆ゲンシシャが好きか。

なぜ、死後写真集を見て安らぎを覚えるか。

それはすべて、死や、喪失に関わるからだ。

死は、かなしみだ。

これらを、「今までの人生経験がそうさせているのではない」と、裏付けるものがある。小学1年生の頃によく分からないまま、なぜか気に入って、何度も何度も図書室で借りていた絵本だ。

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私はこの本の存在を母親のFacebookを通じて思い出した。「悲しい本」という、嘘だと思われそうな名前の絵本だが、図書室のあの膨大な本の中から、幼稚園を出たばかりの私はこれを見つけ、母の記憶にも残るほど何度も借りて読んでいたのだ。

私の世界は、ずっと、かなしみを中心に回っている。

歌詞20選を、たびたび厳選し直していたが、いよいよ完成した感がある。

次からは修正せず新たな20選をつくりたいとおもいます

グラフィックを嫌いになりかけていた。

だけど、昨日TDCの展示に行った時に、こんな心境でも、「この方法いつか使えるかも」と写真に残している自分を認識して、ああ、もう向上心が無意識下にあるほどに、グラフィックと付き合ってきたんだなあと思いました

(※2024年4月の下書きを放流)

をする意識の高さはあるのに、信号無視をする人の倫理観って、どうなってるんだ

気分でBABY BLUEを聴いたときの、あらゆるものを超越する快楽