【富山旅行#2】富山市内の主要観光地を回ってきました (original) (raw)
富山旅行の続きとなります。
今回は富山に1泊2日で滞在し、主要な観光地を巡ってきました。
1.富山市ガラス美術館
初日に立ち寄ったのが富山市ガラス美術館です。
木とガラスで装飾された明るく開放感のある館内です。
富山市立図書館も同じビルの中に同居しています。
入り口で入館料を支払い入館しました。ガラス美術館の順路は6階の常設展示から始まり、順番にフロアを下りながら鑑賞します。
ぱっと見ではガラス作品とわからないような独特の世界観が広がっていました。ガラスでこんな現代的なアートも作成できるんですね。
館内フロア中央の長方形型の吹き抜けは、階によって少しずつ角度を回転させたような面白い構造をしています。上から見下ろすのと、下から見上げるのでは見え方が変わり、空間全体の立体感を感じるような構造です。
展示も良かったですが、個人的には建物が斬新な構造で見る価値があったかなと思います。
2.北前船で栄えた街並みの岩瀬エリア
富山滞在2日目は、歴史のある街並みが残っている岩瀬エリアへ向かいました。
富山の観光地を調べるまで知らなかった岩瀬エリアですが、江戸時代から北前船で栄えた廻船問屋の町並みが残っています。
観光地として有名過ぎず、混雑もしていなかったので、のんびりと町歩きができるのがとても魅力的なエリアでした。
岩瀬エリアまでは富山駅から路面電車富山港線に乗って30分弱です。
今回は富山港線の終着駅である岩瀬浜駅から散策をスタートしました。
まずは富山港展望台へ立ち寄りました。
展望台は25mほどでそれほど高くはありません。(展望室も高さ20mほど)
ただ、周辺に高い建物が少ないため富山港や付近の町並みを見渡すことができます。
こちらは富山港の入り口方面。
富山港は本州の日本海側では最大の交易港らしく、特にロシア向けの中古車輸出は日本一の取り扱いシェアがあるそうです。たしかに足元にも輸出用と思われる自動車が多数並んでいました。
こちらは岩瀬の昔ながらの街並みが残るエリア。
風情のある落ち着いた景観です。
展望台から周辺を眺めた後は、岩瀬のまちを歩いていきます。
この日は天気も快晴で、青い空に町並みが良く映えます。
歩いているだけでも気持ちが良いですね。
造酒の暖簾に惹かれてこちらのお店に立ち寄りました。
桝田酒造店という岩瀬の酒造会社直営の「沙石(させき)」というお店でした。
店内は外観からは想像できないくらい天井が高く広々としています。
中心には昔の建物らしく立派な柱がどっしりと立っていました。
そして、お店の中で桝田酒造の日本酒の試飲ができます。
せっかくなので、「満寿泉」を試飲させてもらいました。
試飲用木桝220円の持ち帰りと試飲する日本酒に応じた料金を払って、気になる日本酒を試飲することができます。せっかくなので500円の満寿泉の大吟醸を試飲しました。
すっきりとした飲み口ですが、あとから米の甘みも感じます。
これは結構好みの日本酒でしたが、今回は列車移動のため購入は断念。
続いては、廻船問屋として栄えた馬場家住宅を見学しました。
こちらも外見からは想像できないような広い屋内です。
古民家ですが、中央の天窓のおかげで家の中は明るく、今でも快適に暮らせそうな構造をしていました。
各地の観光地で旧家の見学をしてきましたが、馬場家住宅はこれまでで一番住んでみたいと思わせてくれる素敵な旧家でした。
散策を終えて東岩瀬駅へ到着しました。ここから富山駅へ帰ります。
3.富岩運河環水公園
富山駅から歩くこと15分ほどで富岩運河環水公園へ到着しました。
この公園は美しい都市型の公園です。そして「世界一美しいスタバ」で有名です。
運河を中心とした公園で気持ちよく水辺の散歩を楽しめます。
運河にかかる天門橋には、両側に展望塔があり公園内を一望できます。
前日よりは天候も回復して晴れていますが、立山はまだ雲で覆われていて姿を見ることはできません。せっかくの眺めなのに残念。
そしてこちらが「世界一美しいスタバ」と言われている「スターバックス富山環水公園店」
なんでも2008年にスタバ社内でのデザインアワードを受賞したことから世界一美しいと言われるようになったそうです。
有名観光地にも立地しているスタバの中で、富山の富岩運河環水公園の店舗が選ばれたのはすごいことですね。
せっかくなのでコーヒーをいただきました。
ということで富山市内の主要な観光地を巡ってきました。
1泊2日の短い日程でしたが、満足のいく観光ができたと思います。
昔ながらの街並みも美術館や公園も見ごたえがあり、富山の町並みや建物には上品でセンスがあるものが多いように感じました。