鰹と鬢長鮪のお刺身 ときどき切昆布 (original) (raw)

■ 鰹と鬢長鮪のお刺身 ときどき切昆布

冷酒が止まらない初夏の酒肴

なかなかヨサゲな鰹のお刺身を見つけました。タタキにして出回ることの多い鰹ですが、その水揚げ日本イチを誇る焼津漁港を有する静岡県下では、こうしてフツーのお刺身の良質なものもよくメにします。深紅の身肉が食欲をソソりますね。
ついでに鰹との色的なコントラストに優れる鬢長鮪(ビンナガマグロ)のお刺身も一緒に購入しましょう。ビンチョウマグロではありませんからね、炭じゃないんですから、もうその誤まった呼称を使うのはやめましょう、恥ずかしいことですよアナタ。

ヘンな話かも知れませんが、鰹をワサビ醤油で食すのが好きなエロおやぢです。和の香草類をたっぷり巻くようにして食す鰹のタタキはもちろん美味しいものですが、ノーマルな鰹のお刺身の場合は生姜やニンニクに支配されるお味よりも、ワサビ醤油のほうが鰹本来の味わいや風味がよく判る気がするからです。まああくまで個人テキな好みですから、ご本人が美味しいと思うレシピで召し上がって下さいね。

鰹と鬢長鮪のお刺身 ときどき切昆布 Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 SONY α7

今回のお買い物で面白いなあと思ったのは「切昆布」です。鮮魚コーナーなどでよく目にするものですよね、昔っからあります。ラベルには生食用と記載されておりましたので、そのままお刺身と同様にお醤油をつけていただきました。ネバリ気の少な目なメカブみたいな感じですが、やはりそこは昆布でありまして、ぶりぶりゴリゴリぶりぶりゴリゴリと噛んでいるうちに旨味が粘着質となってクチに拡がるわけです。へえ~美味いじゃないかコレ。
ジツは「切昆布」を買ったのは初めてなんですよ...こんなに美味しいものならもっと早く使ってみるべきだったなあ。そういえば、かな~り昔のことだけど、某料理番組でこの「切昆布」を " 焼うどん " に入れて炒め、ダシ醤油で味付けすると美味い…ってのをやっていたなあ。うっふっふ~今度ジッコーしてみようぜ。
初夏の味覚である " 新生姜 " をカジカジしながらそんな夢やキボーを持ってしまったエロおやぢであります。それよりさあ、ねえ…ちょっと冷酒が止まらないんですけど。

■ 水無月の庭風景 重たい雨

次々にその花蕾を開いてゆく黄薔薇ですが
前夜から降り続く雨を含んでしまったのか
アタマが重くなってお辞儀をしちゃってますね
まあ雨があがって乾けば元通り元気になるでしょう

水無月の庭風景 お辞儀をする黄薔薇 YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.4 SONY α7

雨音はショパンの調べ…
ではなく静かにホタルブクロと共に伝い流れてゆきます
梅雨入りする頃にはチカラなく枯れ逝くのでしょうけれど
この落ち着きのある鮮やかさを記憶しておきたい

水無月の庭風景 雨音はホタルブクロと共に Nikon AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR NIkon D300

小林麻美さんがカバーし1984年にリリースされたこの作品は
イタリア人歌手ガゼボさんの「 I Like Chopin 」が原曲です
ニッポンがものすごく元気だった時代
今はその時を雨音と共に懐かしむ

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