asa6fujiの日記 (original) (raw)

ガラテヤ3・1-5

あなたがたが福音を聞いて信じたからです

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙

_3・1_ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿ではっきり示されたではないか。_2_あなたがたに一つだけ確かめたい。あなたがたが〝霊〟を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、福音を聞いて信じたからですか。_3_あなたがたは、それほど物分かりが悪く、〝霊〟によって始めたのに、肉によって仕上げようとするのですか。_4_あれほどのことを体験したのは、無駄だったのですか。無駄であったはずはないでしょうに……。_5_あなたがたに〝霊〟を授け、また、あなたがたの間で奇跡を行われる方は、あなたがたが律法を行ったから、そうなさるのでしょうか。それとも、あなたがたが福音を聞いて信じたからですか。

答唱詩編

詩編50・7、15+23

わたしたちは神の民、そのまきばの群れ。

詩編50

_50・7_わたしの民よ、聞け。
わたしはおまえに語る。
イスラエルよ、おまえを戒めよう。
わたしは神、おまえの神。

_15_苦悩の日にわたしを呼び求めよ。
わたしはおまえを救い、おまえはわたしをたたえる。
_23_感謝をささげる人は神をあがめる。
正しい道を歩む人を、神は確かに救われる。

福音朗読

ルカ11・5-13

アレルヤアレルヤ。神よ、わたしたちの心を開き、あなたの子が語られることに心を向けさせてください。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

そのとき、イエスは_11・5_弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。_6_旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。』_7_すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』_8_しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。_9_そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。_10_だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。_11_あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。_12_また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。_13_このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

ガラテヤ2・1-2、7-14

わたしたちが貧しい人たちのことを忘れないようにと

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙

皆さん、2・1_その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。その際、テトスも連れて行きました。_2エルサレムに上ったのは、啓示によるものでした。わたしは、自分が異邦人に宣べ伝えている福音について、人々に、とりわけ、おもだった人たちには個人的に話して、自分は無駄に走っているのではないか、あるいは走ったのではないかと意見を求めました。_7_彼らは、ペトロには割礼を受けた人々に対する福音が任されたように、わたしには割礼を受けていない人々に対する福音が任されていることを知りました。_8_割礼を受けた人々に対する使徒としての任務のためにペトロに働きかけた方は、異邦人に対する使徒としての任務のためにわたしにも働きかけられたのです。_9_また、彼らはわたしに与えられた恵みを認め、ヤコブとケファとヨハネ、つまり柱と目されるおもだった人たちは、わたしとバルナバに一致のしるしとして右手を差し出しました。それで、わたしたちは異邦人へ、彼らは割礼を受けた人々のところに行くことになったのです。_10_ただ、わたしたちが貧しい人たちのことを忘れないようにとのことでしたが、これは、ちょうどわたしも心がけてきた点です。

_11_さて、ケファがアンティオキアに来たとき、非難すべきところがあったので、わたしは面と向かって反対しました。_12_なぜなら、ケファは、ヤコブのもとからある人々が来るまでは、異邦人と一緒に食事をしていたのに、彼らがやって来ると、割礼を受けている者たちを恐れてしり込みし、身を引こうとしだしたからです。_13_そして、ほかのユダヤ人も、ケファと一緒にこのような心にもないことを行い、バルナバさえも彼らの見せかけの行いに引きずり込まれてしまいました。_14_しかし、わたしは、彼らが福音の真理にのっとってまっすぐ歩いていないのを見たとき、皆の前でケファに向かってこう言いました。「あなたはユダヤ人でありながら、ユダヤ人らしい生き方をしないで、異邦人のように生活しているのに、どうして異邦人にユダヤ人のように生活することを強要するのですか。」

答唱詩編

詩編117・1+2、栄唱

主をたたえよう。主はいつくしみ深く、その憐れみは永遠。

詩編117

_117・1_すべての国よ、神をたたえ、
すべての民よ、神をほめよ。
_2_神の愛は力強く、
そのまことは世々に及ぶ。

_栄唱_栄光は
父とこと聖霊に。
初めのように
今もいつも世々に。アーメン。

福音朗読

ルカ11・1-4

アレルヤアレルヤ。神の子とする霊のうちにあって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶ。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

_11・1_イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。_2_そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。

『父よ、
御名が崇められますように。
御国が来ますように。
_3_わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
_4_わたしたちの罪を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから。
わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」

ガラテヤ1・13-24

わたしのことで神をほめたたえておりました。

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙

皆さん、_1・13_あなたがたは、わたしがかつてユダヤ教徒としてどのようにふるまっていたかを聞いています。わたしは、徹底的に神の教会を迫害し、滅ぼそうとしていました。_14_また、先祖からの伝承を守るのに人一倍熱心で、同胞の間では同じ年ごろの多くの者よりもユダヤ教に徹しようとしていました。_15_しかし、わたしを母の胎内にあるときから選び分け、恵みによって召し出してくださった神が、御心のままに、_16_御子をわたしに示して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされたとき、わたしは、すぐ血肉に相談するようなことはせず、_17_また、エルサレムに上って、わたしより先に使徒として召された人たちのもとに行くこともせず、アラビアに退いて、そこから再びダマスコに戻ったのでした。

_18_それから三年後、ケファと知り合いになろうとしてエルサレムに上り、十五日間彼のもとに滞在しましたが、_19_ほかの使徒にはだれにも会わず、ただ主の兄弟ヤコブにだけ会いました。_20_わたしがこのように書いていることは、神の御前で断言しますが、うそをついているのではありません。_21_その後、わたしはシリアおよびキリキアの地方へ行きました。_22_キリストに結ばれているユダヤの諸教会の人々とは、顔見知りではありませんでした。_23_ただ彼らは、「かつて我々を迫害した者が、あの当時滅ぼそうとしていた信仰を、今は福音として告げ知らせている」と聞いて、_24_わたしのことで神をほめたたえておりました。

答唱詩編

詩編139・1+2、13+14

神のはからいは限りなく、生涯わたしはその中に生きる。

詩編139

_139・1_神よ、あなたはわたしを心にかけ、
わたしのすべてを知っておられる。
_2_わたしが座るのも立つのも知り、
遠くからわたしの思いを見通される。

_13_あなたはわたしのからだを造り、
母の胎内でわたしを形造られた。
_14_わたしを造られたあなたのわざは不思議。
わたしは心からその偉大なわざをたたえる。

福音朗読

ルカ10・38-42

アレルヤアレルヤ。わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行く。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

そのとき、_10・38_イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。_39_彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。_40_マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」_41_主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。_42_しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」

ガラテヤ1・6-12

わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙

皆さん、_1・6_キリストの恵みへ招いてくださった方から、あなたがたがこんなにも早く離れて、ほかの福音に乗り換えようとしていることに、わたしはあきれ果てています。_7_ほかの福音といっても、もう一つ別の福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。_8_しかし、たとえわたしたち自身であれ、天使であれ、わたしたちがあなたがたに告げ知らせたものに反する福音を告げ知らせようとするならば、呪われるがよい。_9_わたしたちが前にも言っておいたように、今また、わたしは繰り返して言います。あなたがたが受けたものに反する福音を告げ知らせる者がいれば、呪われるがよい。

_10_こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。

_11_兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。_12_わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。

答唱詩編

詩編111・1+2、9c+10

神は残された、不思議なわざの記念を。

詩編111

_111・1_心を尽くして神に感謝しよう、
神をたたえる人の集いの中で。
_2_神のわざは偉大。
人はそのわざを尋ね求めて喜ぶ。

_9c_神の名は尊く、おそるべきもの。
神をおそれることは知恵のはじめ。
_10_これを行うものはすべてをわきまえる。
神への賛美は世々、とこしえに。

福音朗読

ルカ10・25-37

アレルヤアレルヤ。新しい掟をあなたがたに与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

そのとき、_10・25_ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」_26_イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、_27_彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」_28_イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」_29_しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。_30_イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。_31_ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。_32_同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。_33_ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、_34_近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。_35_そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』_36_さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」_37_律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」

創世記2・18-24

二人は一体となる。

創世記

_2・18_主なる神は言われた。

「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

_19_主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。_20_人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。

_21_主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。_22_そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、_23_人は言った。

「ついに、これこそ
わたしの骨の骨
わたしの肉の肉。
これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう
まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」

_24_こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。

答唱詩編

詩編128・2+3a、3b+5+6a

幸せな人、神を恐れ、主の道を歩む者。

詩編128

_128・2_ひたいに汗してかてを受け、
恵みと平和に満たされる。
_3a_実り豊かなぶどうの木のように、
妻は家庭をうるおす。

_3b_オリーブの若木のように、
子供たちは食卓を囲む。
_5_神の祝福がシオンから臨み、命のある限り、
6aエルサレムの栄えと、数多くの子孫の群れを見る。

第二朗読

ヘブライ2・9-11

人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ている。

ヘブライ人への手紙

皆さん、私たちは、_2・9_「天使たちよりも、わずかの間、低い者とされた」イエスが、死の苦しみのゆえに、「栄光と栄誉の冠を授けられた」のを見ています。神の恵みによって、すべての人のために死んでくださったのです。

_10_というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。_11_事実、人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ているのです。それで、イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥とされないのです。

福音朗読

マルコ10・2-16

アレルヤアレルヤ。互いに愛し合うなら神はわたしたちとともにおられ、その愛はわたしたちのうちに全うされる。アレルヤアレルヤ

マルコによる福音

そのとき、10・2ファリサイ派の人々が近寄って、「夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と尋ねた。イエスを試そうとしたのである。_3_イエスは、「モーセはあなたたちに何と命じたか」と問い返された。_4_彼らは、「モーセは、離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。_5_イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。_6_しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。_7_それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、_8_二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。_9_従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」_10_家に戻ってから、弟子たちがまたこのことについて尋ねた。_11_イエスは言われた。「妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。_12_夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」

_13_イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。_14_しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。_15_はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」_16_そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。

ヨブ42・1-3、5-6、12-17

主はその後のヨブを以前にも増して祝福された。

ヨブ記

_42・1_ヨブは主に答えて言った。

_2_あなたは全能であり
御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。
_3_「これは何者か。知識もないのに
神の経綸を隠そうとするとは。」
そのとおりです。
わたしには理解できず、わたしの知識を超えた
驚くべき御業をあげつらっておりました。
_5_あなたのことを、耳にしてはおりました。
しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。
_6_それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し
自分を退け、悔い改めます。

_12_主はその後のヨブを以前にも増して祝福された。ヨブは、羊一万四千匹、らくだ六千頭、牛一千くびき、雌ろば一千頭を持つことになった。_13_彼はまた七人の息子と三人の娘をもうけ、_14_長女をエミマ、次女をケツィア、三女をケレン・プクと名付けた。_15_ヨブの娘たちのように美しい娘は国中どこにもいなかった。彼女らもその兄弟と共に父の財産の分け前を受けた。

_16_ヨブはその後百四十年生き、子、孫、四代の先まで見ることができた。_17_ヨブは長寿を保ち、老いて死んだ。

答唱詩編

詩編119・10+11b+108b、17+18

神よ、あなたのことばはわたしの足のともしび、わたしの道の光。

詩編119

_119・10_あなたのすすめからそれないように、
心を尽くしてあなたを求める。
_11b_わたしは仰せを心にいだく。
_108b_あなたのさばきを示してください。

_17_神よ、あなたのことばを生涯守れるように、
豊かな恵みを与えてください。
_18_教えの偉大さを悟れるように、
わたしの目を開いてください。

福音朗読

ルカ10・17-24

アレルヤアレルヤ。天と地の主である父はたたえられますように。あなたは神の国のことを小さい人々に現してくださった。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

そのとき、_10・17_七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」_18_イエスは言われた。「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。_19_蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。_20_しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」

_21_そのとき、イエス聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。_22_すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。」_23_それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。_24_言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

ヨブ38・1、12-21、40・3-5

光が住んでいるのはどの方向か。@暗黒の住みかはどこか。

ヨブ記

_38・1_主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。

_12_お前は一生に一度でも朝に命令し
曙に役割を指示したことがあるか
_13_大地の縁をつかんで
神に逆らう者どもを地上から払い落とせと。
_14_大地は粘土に型を押していくように姿を変え
すべては装われて現れる。
_15_しかし、悪者どもにはその光も拒まれ
振り上げた腕は折られる。

_16_お前は海の湧き出るところまで行き着き
深淵の底を行き巡ったことがあるか。
_17_死の門がお前に姿を見せ
死の闇の門を見たことがあるか。
_18_お前はまた、大地の広がりを隅々まで調べたことがあるか。
そのすべてを知っているなら言ってみよ。

_19_光が住んでいるのはどの方向か。
暗黒の住みかはどこか。
_20_光をその境にまで連れていけるか。
暗黒の住みかに至る道を知っているか。
_21_そのときお前は既に生まれていて
人生の日数も多いと言うのなら
これらのことを知っているはずだ。

_3_ヨブは主に答えて言った。

_4_わたしは軽々しくものを申しました。
どうしてあなたに反論などできましょう。
わたしはこの口に手を置きます。
_5_ひと言語りましたが、もう主張いたしません。
ふた言申しましたが、もう繰り返しません。

答唱詩編

詩編139・9+10、13-14

神のはからいは限りなく、生涯わたしはその中に生きる。

詩編139

_139・9_翼を駆って、東の果てに逃れても、
海を渡り、西の果てに住んでも、
_10_あなたの手はわたしを導き、
あなたの右の手はわたしを離さない。

_13_あなたはわたしのからだを造り、
母の胎内でわたしを形造られた。
_14_わたしを造られたあなたのわざは不思議。
わたしは心からその偉大なわざをたたえる。

福音朗読

ルカ10・13-16

アレルヤアレルヤ。神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。アレルヤアレルヤ

ルカによる福音

そのとき、イエスは言われた。_10・13_「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。_14_しかし、裁きの時には、お前たちよりまだティルスやシドンの方が軽い罰で済む。_15_また、カファルナウム、お前は、
天にまで上げられるとでも思っているのか。
陰府にまで落とされるのだ。
_16_あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。わたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒むのである。」