引越しが無事終わりましたとさ (original) (raw)

はじめに

無事、荷物の引越し完了し、業者に受け渡し、私はホテルに移動しました。少しの間、ホテルからオフィスに通勤し、最後のこちらでの業務および身辺整理を行います。乗ってる車も売却手続きして、最後の数日はレンタカーで過ごします。

アパートの引越し

引越し業者さんは13時に私のアパートに到着し、15時30分ごろに全ての荷物の搬出が終わりました。業者さんのiPadで一点一点全ての項目のインボイスを作りながらの2時間半なので、スムーズに行った方ではないかと思います。段ボールで合計12個程度だったと思います。そのうち2個が航空便10個が船便で日本の我が家に送られます。

ついでにマットレス(クイーンサイズなので私の車では運べなかった)を私の後輩のアパートまで運んでもらうようにお願いしたのですが、快く引き受けてくれました。これは助かりました。

左:最後まで部屋に残ってたマットレス、引越し屋さんが運び出してくれました。
右:フレームはその前の週に自分たちで分解して、後輩の家に運び入れてた。

引越し作業を通して、5年間住んだ部屋から荷物がなくなっていくのは寂しい気分だったのですが、特に一番寂しい気分になったのは、前日にシャワーヘッドを取り替えた時だったように思います。

固定式に戻されたシャワーヘッド

アメリカでは、備え付けのシャワーヘッドは固定タイプが多いと思います。でも固定タイプは使いづらいので市販のホースタイプに取り替えてました。退去時に現状回復する必要があるので、前日に固定式に戻しました。固定式でシャワー浴びた時が、一番私の部屋が私から遠ざかってしまったような気がしました。急に別人になってしまったというか、まるでホテルの一室になってしまったような感じです。

5年間お世話になったアパート

船便の荷物に、AirTagを入れておこうと思ってたのに忘れてた。私の荷物がどんなルートで運ばれるのか見れるな、と思ってたのに。私の荷物たちがパナマ運河を渡るところ、見たかったなー

ホテルへの移動

引越し業者による搬出が終わった後、キャリーケースの大・中・小の3つを持ってホテルに移動しました。このホテルは、私が5年前、赴任して来たときアパートが決まるまでの間宿泊したホテルと同じです。「次このホテルに泊まるのは、日本に帰る直前だろうな」と思ってたのですが、そうなりました。

ホテルは総じて快適です。シャワーヘッドはやはり固定式ですが。でも初めて来た時と違って、快適に暮らすためのグッズを色々持ち込んでるので、そういう意味では快適です。乗り慣れてる車もまだありますし。

何より当時はまだなかったこちらでの好きなお酒やオツマミがあるし。この時間はこれを見るっていうニュース番組やBig Bang Theoryも同じように見れるので快適です。ホテル生活を快適にするには、慣れ親しんだルーチーンを如何にたくさん持ち込めるかにかかっているように思います。

最後に宿泊しているホテル

Troy ATX

それまでにやってなかった自分が悪いとは言えこの日は、朝早くから引越しの準備をして、午後から業者の作業に立ち会って、その後ホテルに移動して、途中アパートの管理事務局にも訪れたり、ほんとに疲れました。

昼ごはんも食べる暇なく動き回ってました。夜は一人でのんびり引越し完了の打ち上げしようと思い、久しぶりに一人でレストランの新規開拓を行いました。最近は外食する時はずっと後輩と行動を共にしてたので、一人での外食は久しぶりな気がします。

まだ食べたことなく、日本帰ったらあまり食べられないだろうという観点からトルコ料理を選びました。Troy ATXというトルコ料理のお店です。

Troy ATX

まずはlentil soup(レンズ豆のスープ)というスープから。眼鏡やカメラのレンズの語源はこのレンズ豆です。豆の形が凸レンズの形をしてるので。そのレンズ豆のスープ、カレーにも含まれてる何かのスパイスが効いてて、辛くはないのですが食欲を刺激する味でした。

メインはTroy Grill Mixという3種類の肉が入ってるプレート料理。ラムチョップ、ラム串、チキン串の3種類でした。それとfeta cheeseがかかったサラダ。どれも本当に美味しかった。肉はシンプルな味付けで多少スパイスは感じましたが、あっさりした味付けでした。疲れた体にラム肉はほんと美味しい。

左:レンズ豆のスープ、右:Troy Grill Mix

もうお腹は十分に満たされましたが、もう食べることはないかもしれないので、デザートとターキッシュコーヒーも注文しました。デザートはピスタチオのbaklava(バクラヴァ)。バクラヴァとはサクサクした焼いた生地にあまーいシロップがかけられたお菓子です。ターキッシュコーヒーは苦くて超濃厚なので、交互に口に入れて中和してちょうど美味しくなるようにデザインされてるのでしょう。

左:ピスタチオのbaklava、右:お店の外観

お店でサーブしてくれた方はトルコ出身のハーンさんという青年でした。私が日本出身とわかると、「自分は日本が好きでいつか日本に行きたいと思ってる。最近、(Huluの)SHOGUNを観てめっちゃ面白かった。織田信長のことも勉強した」などなど自分がどれだけ日本が好きかってのを楽しそうに話してくれました。こちらでもいろんなところでSHOGUNはよく話題に上ります。私も日本に帰ったら一番に観ようと思います。

日本に帰っちゃうと、いろんな国の料理が今ほど簡単に食べられなくなる。それが本当に残念。

最後に

いよいよ明日は車を売却しに行きます。そして帰国の前日までレンタカーで生活します。

ここ最近、いろんな方が食事や飲みに誘ってくれます。とても嬉しいのですが、日本帰る前に少し痩せたいなと思って、ここ数ヶ月ジム通いを頑張ってました。でもジムももう行けそうにないし、この一、二週間で一気に元の体重に戻ってしまいそうです。

それでは、またー