海外ドラマ≫≫The Night Manager ナイト・マネジャー シーズン1 7話ネタバレ感想 (original) (raw)
エピソード7『安息の地』
あらすじ
武器を輸送中、パインは、自らの正体を隠し、ローパーの悪事を明らかにするために、ますます危険を冒さなければいけなくなる。ロンドンでは、バーとステッドマンが政府(ホワイトホール)の反対勢力に直面していた。
ネタバレ感想
ついに大きな反旗の動きを見せ始めたジョナサン。とは言え、隠密行動で秘密裏に動いてはいるわけですが、ジェドには例外的に自身が武器取引を追うために送り込まれた諜報員であることを明かします。
電力を断ち、混乱が起きている最中にローパーのテントに忍び込み、1人で待たされているジェドにワケを話した上でコーキーを売るように指示。ジェドからしてみればジョナサンよりもよほど長い付き合いの友達のようですが、「訓練された殺し屋だ」と説得し、必ずここから救い出すと約束してキスを交わすジョナサン。危険だったらありゃしない。
ジェドは速攻でローパーにコーキーを疑わせるよう演技してくれて、ジョナサンは更に基地の外に抜け出しタクシー運転手を買収して重要な情報を記したメモをイスタンブールのホテルに居る組織の女性に手渡してくれるよう仕事を頼みました。
ただ、破ったフェンスを通って戻ろうとしたところを待ち伏せしていたコーキーに見つかり、押し問答になった末にジョナサンはコーキーを亡き者にしてしまいます。騒ぎを聞きつけて現れたローパー達には、コーキーがフェンスを潜って中へ入ろうとしていたから外で誰かと接触したかもしれないと超絶ブーメランな言い訳をし、直前にジェドから話を聞いてコーキーを疑がわせていたことが布石となり、ジョナサンは疑われずに済みました。
タクシーの運転手は無事に届けた際にも貰える約束の200ドル欲しさに夜通し車を走らせてくれたそうで、朝には本部に例の紙が渡ります。これでジョナサンの裏切り疑惑も払拭できました。
違法兵器を積んだトラック20台分のナンバーを控えていたジョナサンのおかげで、シリア国境を越える前になんとか現行犯で捕らえるビジョンが見えてきたアンジェラ。
まだギリギリ事務次官代理の座にいるレックスにサインを頼み込み、外務連邦省の承認で令状を取らせます。あとはジョエルがアメリカ軍を使って積み荷を押収させる運びです。
お互いに衛星映像でトラックの国境越えを見守るローパー達とアンジェラ達。
完全に予想通りですが、アメリカ軍が停めて積み荷を確認したこの20台のトラック群はローパーの用意しておいたダミーでした。
『リンペット』を潰すためにローパーはわざと積み荷を船に残しておいて執行機関に空振りを喰らわせた、と。不幸中の幸いだったのは、前夜の一件でコーキーが裏切り者としてスケープゴートになっていることですかね。まさに死人に口なし。
トラックからは農業機器しか見つからず、ガセ情報に踊らされたとお怒りのジョエルはやはりジョナサンが寝返ったのかもしれないと疑いを強めています。
失意のアンジェラが自宅に帰り着くと、部屋は荒らされ夫は頭を殴られて倒れ込んでいるという異常事態。
内閣の通達で全員が異動になり、ロンドンの本部は解体され、2週間後には国際執行機関“IEA”そのものが活動休止に追い込まれました。敵地に送り込まれたジョナサンの後ろ盾が全く無くなってしまったわけです。
基地を撤退したローパー達はエジプトのカイロに向かい、そこで商売相手となるハミドと会うのですが、その場所はなんとジョナサンの元勤め先ネフェルティティ・ホテル。確かにハミドが何年も常宿にしているのなら当然の選択ですが、色々と不安過ぎる。
ソフィーが殺されたあのスイートルームに入って行くローパー達。ここに今度は仲間のフリで潜入したジョナサンが居ることに因縁深さを再確認できます。
ジョナサンはアンジェラに直接電話をかけて、彼女にだけ伝わるようローパー達とカイロのホテルに居ることを伝えました。
ハミドとご対面になり、一度はナイト・マネジャーとして面識がある2人なだけに相手がジョナサンの顔を覚えているのではないかとハラハラします。全く気が抜けません。
その場は大丈夫そうに見えても泳がされている可能性は無きにしも非ずなわけで……ハミドとローパーの取引は成立しましたが、アンジェラが1人奮闘したところで警察や軍を動かせないと逮捕には漕ぎ着けません。どうするんだ……。
ジェドもローパーを愛しているフリをするのに限界が近づいており、突然戻ってきたキャロラインも、サンディが裏切り者ではないかを監視するためにローパーから呼ばれたようで、断れば子供に会わせないと脅されているのだとか。女性陣だけが味方という状況は些か心許ない部分はありますが、アンジェラから説得されたであろうジョエルがネフェルティティ・ホテル入りしており、ジョナサンと接触!アンジェラもホテルにおり、部屋に連れてこられたジョナサンと久しぶりの再会です。
もはや後ろ盾がなく執行機関も閉鎖されたので手を引くなら今しかないと伝えるためにわざわざ来てくれたのですね。送り込むだけ送り込んでおいて見捨てるなんてことがなかったのは良かったですが、ここまで来てあと一歩というところで離脱できるはずもなく、失う物は何もない者同士で協力することに。反撃の狼煙か?
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▼次回、エピソード8