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2007年 12月 11日 試作会 一慧のクッキング 初めて試作会。初級なのでやはりここは基本料理でいくべきだろうと思っていたが、初級クラスで習った料理だったら何でもいいとのこと。大根の信田煮を作った。素材は八百剛でいいものを仕入れていたから間違いなしだったが、ちょっと煮過ぎたかもしれない。  一慧のクッキングの試作会では、審査の先生方と生徒達全員ががひとつずつ作品を試食し、その都度一慧先生や審査の先生方が皆の前で発表というスタイルを取っている。よって先生方のコメントのみならず、他の生徒達の反応も一緒に伺える。最初はこれが面白いと思った。しかし、私が想像していた以上に先生方のチェックは厳しい。時折シビアな感想が聞こえることにだんだん怖気づいてきた。煮過ぎが気になるような自信に欠ける料理での参加ゆえ、どっしり構えることができない。自分の番になり結果を待つ時は緊張はピーク。「よく出来ていると思います。大根も良く煮えているし、味も入っているし、信田もよく煮えてます」この評価に一気に心も身体も緩んだ。 一番評価の基準が厳しかったのは基本食だったように思う。調味料の分量のみならず、素材を炒める順番から、最後の火の入れ方まで先生達には全てお見通し。こと細かく判定されている。そんな基本食で、先生からパーフェクトが出る作品が幾つかあった。私が知る限りこれらを作った生徒さん達は、普段からしっかり正食を行っている方々。日頃の実践だけでなくこんにゃくを自分で作る、切干大根を袋から出して一度お日様に当てるなど、調理前の素材準備まで拘りを見せるほどの徹底ぶりで感心した。研究科（上級）の生徒さんのお料理は楽しいアイディア料理が多かった。素材の選び方、調理の仕方でちゃんと陰陽のバランスも取れているところはさすが上級。とても勉強になった。今年の1月からお世話になった一慧のクッキング初級もこれで無事修了。初級ながらも、こうしてひとつのケジメを付けることができた。 by aya-kka | 2007-12-11 07:54 |
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一慧のクッキングの試作会では、審査の先生方と生徒達全員ががひとつずつ作品を試食し、その都度一慧先生や審査の先生方が皆の前で発表というスタイルを取っている。よって先生方のコメントのみならず、他の生徒達の反応も一緒に伺える。最初はこれが面白いと思った。しかし、私が想像していた以上に先生方のチェックは厳しい。時折シビアな感想が聞こえることにだんだん怖気づいてきた。煮過ぎが気になるような自信に欠ける料理での参加ゆえ、どっしり構えることができない。自分の番になり結果を待つ時は緊張はピーク。「よく出来ていると思います。大根も良く煮えているし、味も入っているし、信田もよく煮えてます」この評価に一気に心も身体も緩んだ。
一番評価の基準が厳しかったのは基本食だったように思う。調味料の分量のみならず、素材を炒める順番から、最後の火の入れ方まで先生達には全てお見通し。こと細かく判定されている。そんな基本食で、先生からパーフェクトが出る作品が幾つかあった。私が知る限りこれらを作った生徒さん達は、普段からしっかり正食を行っている方々。日頃の実践だけでなくこんにゃくを自分で作る、切干大根を袋から出して一度お日様に当てるなど、調理前の素材準備まで拘りを見せるほどの徹底ぶりで感心した。研究科（上級）の生徒さんのお料理は楽しいアイディア料理が多かった。素材の選び方、調理の仕方でちゃんと陰陽のバランスも取れているところはさすが上級。とても勉強になった。今年の1月からお世話になった一慧のクッキング初級もこれで無事修了。初級ながらも、こうしてひとつのケジメを付けることができた。 by aya-kka | 2007-12-11 07:54