するなといわれることに反発 (original) (raw)

お笑い芸人のダチョウ倶楽部のネタに、熱湯風呂の入り口で上島さんが

中腰のまま「押すなよ!押すなよ!」といいますが、他のメンバーは

押して上島さんが熱湯風呂に落ちてしまい、「押すなっていったろ!」

というのがあります。

もはや定番ですね。

これではないですが、子供とか親からするなと言われたことを「すると

どうなるんだ」と反発心と好奇心からやってしまい、手痛い目にあって

反省と教訓を学ぶということもあります。

でも「するなといわれたらしちゃう」というのは人間の本質の一部なん

ですかね。

ある程度分別がつく年齢になっても、他人から「あそこには行くな」と

言われると、逆に好奇心が沸いて行きたい衝動に駆られます。

これが例えば災害で危険な状態になっていると具体的に言われれば、

その場所に行くのは二の足を踏むでしょう。

ただ具体的な根拠を示されずに「とにかく行くな」では、「そこには一体

何があるんだ」という好奇心が膨らむ一方です。

小説や映画の場合だと、「確実に呪われてしまう場所」だったり、幽霊

や妖怪に憑りつかれてしまったりするパターンが多いですね。

あるいは異世界に入り込む入口のパターンも多いようです。

ただ宗教上の理由で禁足地になっているよころや、皇室に関係するなど

畏敬の場所もあるんじゃないかと思います。

そういう場所は本当に節制すべきだと思いますね。

今まで場所に関して「行ってはいけない場所」について触れましたが、

行為についても同じですね。

タブーに近いようなやってはいけない行為も存在するようです。

結局これについても、「やったらどうなるんだ」という好奇心から

やろうとする人もいるでしょうね。

もっとも本当にやったら祟られたり、身体が不調になるなどの異変が

出るかどうかは分かりません。

案外何もないかもしれません。そういうのは自分で試しただけなので、

公にしない限りタブーを犯したのかも分かりません。

ただし、公になる形でやると、祟りなどがあるかどうかに関係なく、

かなりのパッシングを受けます。

例を挙げると、墓地荒らしや神社や寺への器物破損行為ですね。

今はSNSであっという間に拡散されますから、本人は度胸試しの

つもりでも激しいハッシング、ひどい場合は社会的抹殺まで追い込まれ

るかもしれません。

好奇心はどうしても沸いてしまうののですが、「行くな」「するな」と

言われているものはそれなりの理由があるものなので、自制を働かせて

不用意なことをしないよう戒めたいものです。