『佐々木昭一郎『創るということ【増補新版】』(青土社) 既成の枠をはみ出す稀有な才能の情念が詰まった1冊- DOTPLACE』へのコメント (original) (raw)
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佐々木昭一郎『創るということ【増補新版】』(青土社) 既成の枠をはみ出す稀有な才能の情念が詰まった1冊- DOTPLACE
既成の枠をはみ出す稀有な才能の情念が詰まった1冊 ――佐々木昭一郎『創るということ【増補新版】』(青... 既成の枠をはみ出す稀有な才能の情念が詰まった1冊 ――佐々木昭一郎『創るということ【増補新版】』(青土社) インタビュー&テキスト:小林英治 佐々木昭一郎という名前を知っているだろうか。かつてNHKの演出家として、『マザー』(1971年)『さすらい』(1971年)『夢の島少女』(1974)『四季・ユートピアノ』(1980年)『川の流れはバイオリンの音』(1981)といった通常のテレビドラマの概念や文法を超える作品を生み出した伝説的人物である。それぞれの作品はイタリア賞や国際エミー賞など数多くの賞を受賞し国際的な評価を得る一方、その名を知らずとも偶然つけたテレビ放送を見て衝撃を受けたという人々は数知れず、のちにディレクターや映画監督となる当時の若者たちに多大な影響を与えている。1995年にNHKを退職後も数年ごとに熱心なファンによって上映会が開かれ、その度に彼の作品に触れたテレビ放映を知らな