2024年9月16日(月)の日録。 (original) (raw)

16日の記録。

前日、値引きシールで半額になっていた焼きそば麺を買い求めました。朝食に、もやしとキムチを入れて焼きそばにします。貧しみのつよさにしみじみ泣けてきます。貧しみにおちいったのも我が運のなさ。

カネがなくなるまえに痛まず苦しまず召してくれれば、それ以上の幸福はないのですが……。

今日も高良山登山でした。帰宅してすぐ着替えて風呂にはいります。熱くすると汗がでますから、設定できるギリギリまで下げておきます。あくまでも「風呂」なので34度以下の設定がないのでしょうが、30度が設定できると温水プールくらいになり、いいんですけどね……。

今日の晩飯はつくるのが面倒になり、帰宅途中、駅前のイオン系列のお店で値引きシールが貼ってあった弁当とサラダを買ってきました。

風呂の残り湯で靴を洗いベランダに干してから、この日記を書きながら夕食です。

高良山に登る(045)

「いつかお百度参り達成を目指そう 高良山登山第45回」です。

昨日も方位術的には難があるものばかりでしたが、今日も南西方面はろくなのがありません。かろうじて9時~11時台が「壬甲:浪中孤舟」です。「舵が壊れた舟が波にもまれ海原をさまよう」意味ですが、生門+天冲星(天衝星)と七赤宮+六合神とほかの要素は悪くありません。この場合、漂流しても大地や港にたどり着き結果オーライとなるわけです(漂流そのものからは逃げられませんので、それなりに苦しい目に遭います)。

天気予報は15時ごろから雨です。サクッと行ってサクッと帰らないと、雨にやられる可能性があります。

やりうどん 久留米店 - 西鉄久留米/うどん | 食べログ

「お前、朝焼きそば食ってたじゃねえか」と言われそうですが、西鉄久留米駅1階のうどん屋で栄養補給のため天丼をいただきます。路線バスを待つ間に、麦茶とミネラルウォーターのペットボトルも買ってリュックに詰めておきます。

今回は、最低限のところだけ回ってサクッと帰るコースを選択しました。

今日は南谷水門から神籠石コースで高良山まで登っていきます。

ジョギング姿で私を追い越し、二の鳥居のまえで登るかどうか思案していた男性の横を通り過ぎ、南谷水門のほうへ歩いていきます。不思議なところを歩いてるなぁ、といった感じで、男性がこちらを見ています。

南谷水門跡にどこから流されてきたのか、倒竹と倒木が引っかかっていました。のこぎりを持ってきていれば分解できたのですが、さすがにそこまでの持ち合わせはありません。

昨日は湿気ムンムンで汗がそのまましたたりおち、ふらふらしながら歩いてました。

今日は昨日とちがい、地面から湿気があがってきます。熱せられた湿気が身体にまとわりつくので、昨日よりももっとハードです。降りはじめる予想も少しずつ前倒しになってきており、大学稲荷と即心上人墓に立ち寄らず、先を目指します。

8月の暑いさなかならともかく、9月も中旬になってまさか熱せられた空気と湿気が全身にまとわりつき、汗がしたたるような事態になろうとは思いもしませんでした。

神籠石のすみに腰掛けて、こまめにタオルで顔を拭きながら休憩します。

昨日もみかけたキノコがあちこちに生えています。

初詣参拝者の臨時駐車場までたどり着きました。ここから旧車道に向かいます。

昨日、高良内コースから旧車道に出てきた場所が見えてきました。

旧車道・表参道・観光バス駐車場・現車道は、下向坂(旧参道)の前に集まるつくりになっています。この観光バス駐車場は、祭事や初詣で臨時路線バスが運行されるとき、待機場兼乗り場として使われます。

高良山茶屋 望郷亭 - 御井/うどん | 食べログ

今日もいちごのかき氷をいただきます。

高良大社にやってきました。お参りするまえに、楠と藤棚の脇に座り、汗を拭きふき休憩します。

https://www.moj.go.jp/KANBOU/KOHOSHI/no81/images/pic81_1_01.jpg

法務省だより あかれんが Vol.81

高良会館(社務所)でトイレを借り、展望所で風に吹かれていると、保護司会の啓発ポスターのまえで20代後半か30代くらいの男性二人が「弱っちいのは本人が悪い。こういうのは生きるだけ無駄。要らん税金」といった会話をしています。

まぁ、若いうちなら仕方がないでしょう。元の職場を叩き出されてあれこれあって、まいにち貧しみと隣り合わせで生きているいまの境遇からすれば、運不運でどこにどう転ぶかわからないのが人生、他人が何者であっても簡単に馬鹿にするもんじゃない、と思いますが、たぶんどこかで失敗しないかぎり、そんなことは彼らに判るはずがありません。

会社が潰れるなりして路頭に迷ったとき、自らを弱者と認め再起不能なら海にダイブするか、山で薬飲んで微生物と虫の栄養になる覚悟と度胸があるようには見えず、ああいう手合いが自分が失敗したらいきがって吠え散らかしていたのを忘れて助けろ助けろと世間に迷惑かけるんだよなぁ、とため息がでます。

高良大社でお参りしたあと、奥宮コースで奥宮に移動します。

奥宮は私含め複数人が持参したお線香の匂いがまじりあい、少々独特な雰囲気がただよいます。シナモンの香りに人工香料っぽい花の匂い、ターメリックに、露骨に合成っぽいホワイトムスクも香ります。

線香ケースをみると、私が持参した高野霊香新毎日香だけでなく、どこのメーカーかわからない香水線香などあれこれ使った形跡があります。想像ですが、さきに減っている箱を確かめそれから使うのではなく、参拝者は目についた箱をあけてそれぞれが手に取ったものに火をつけてお供えしているように思えます。先に開封されたものから使うようにしてくれませんかね……。

あれこれ中途半端に使うと、湿気がきてボロボロになってしまいます。

奥宮にお参りしたあと、つつじ公園の東屋にやってきました。キリンのミネラルウォーターは事前に買い求めたものですが、中身は奥宮にたどりつくまでに飲んでしまい、いま入っているのは奥宮の湧水です。麦茶のほうはまだ未開封で、麦茶を飲む習慣がほぼないのに、値札だけで買ってしまったことを少々後悔していたりします。

600mlのミネラルウォーター1本を道中でいただき、その空きボトルに奥宮の湧水を詰め直して東屋でいただきましたから、合計で1.2L水分補給をしたことになります。

道理で、タオルがどんどん絞れるわけです。

東屋の柱にもたれかかり正面をみると、宝満山と三郡山がありました。

ガラゴロ、と雷の音がします。

音が飛んでくる方角を見ると、甘木のほうで雨が降っています。もっと右側からも雷の音がするため雨雲レーダーを確認すると、木々で遮られて見えませんが、東にもでかい雨雲があるようです。

本格的に雨が降りそうな雰囲気になってきました。のんびりしていたら帰れなくなってしまいます。リュックの中身を片づけて、麓におりる準備をはじめます。

後谷登山口まで30分ほどで下りてきました。猿田彦さんに無事を感謝します。

ふと見上げると、桜の木がところどころ白いのに気づきます。

9月なのに花が咲いていました。秋に咲く品種がここに植わっていた記憶はないのですが……?

バス停に向かって歩く途中、どんどん雷が鳴る間隔が近くなり、目を凝らすとライターの火花みたいなのがあちこちで光っています。南からも、雨が迫ってきています。

バス停にたどり着き、東を向くとさっきまで歩いていた山にも雨雲が押し寄せてきていました。バス停にバスがやってくるまで、あと10分近くあります。

(なんかいっつもこうやって来てるわりに、濡れんようにはしてくれんのか。リュックあけて傘と雨合羽ださないかんやんか。ご利益ないなぁ)と思っていたら、頭に2,3粒落ちてきたところで、バスに乗り込むことが出来ました。

西からも東からも南からも、三方面から襲撃される寸前でバスに乗ることができました。じつは幸運だったのですね。

バスが西鉄久留米駅に到着するころには、洗車機のなかから窓ガラスの外を眺めるかのように雨が降り、まともに見えません。

西鉄久留米から甘木行の電車に乗ると、外の滝雨がドアから車内にあふれてきます。

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7000形|車両のご紹介|電車情報|西鉄グループ

電車のドアには雨どいがありませんから、上から降ってきた雨がそのままドアを伝い、換気扇の負圧で進入してきます。いままでも経験はありましたが、夕立でこれは珍しい……。

停電対策で徐行する旨のアナウンスがあります。

電車本体の送電線と、踏切や警報機の送電線は別々に張りまわしています。電車の電線が停電すると動けなくなり、下手すると踏切のど真ん中で停まる危険性があります。逆に、踏切の電線だけ停電すると、遮断機が下りないまま電車は通過してしまいます。ではどうするかというと、指令所が指定した区間、すべての踏切の前で念のため一時停止です。過去に冠水して停まったりいろいろあったとはいえ、すごい対処法です。2駅間すべての踏切で一時停止して、数分ほど遅れて甘木駅に到着しました。

甘木駅から駅前のイオン系列のお店まで、折りたたみ傘をひろげて移動します。

晩飯づくりが面倒なので弁当と総菜を買って出てきたころには、ほとんど降りやんでいました。いちおう濡れないようにはしてくれたのだと南西に向かって感謝します。

今日は6.1km歩きました。

「トヨトミの野望」

トヨトミの野望 (小学館文庫)

ここ最近盗用多もア◎オ帝も勢いのあるニュースを見かけません。いずれどこかで読み返そうと思っていたのですが、帰りの電車内で数年ぶりに読み返しはじめました。冒頭からア◎オ帝が義務教育もろくに行っていない893情婦の美人局にひっかかり、893のフロント企業に盗用多大幹部が押しかけて救出するところからはじまります。

社長からただの次長風情ならこんな事件を起こせば懲戒免職だが、創業家の跡取りだから我々は助けたのだと念を押されるあたり、ああ、これが今の状況にいたる伏線なのだなぁ、とにんまりしてしまいます。よく出版できましたね、これ。