医学生なりに完遂に至る方法を考えてみた (original) (raw)

どうも、バイポーラー医学生です。新幹線に乗っています。子どもの声がうるさくて仕方がありません。ひとは自分が小さい頃に手に入れられなかったものにどこまでも固執するといいますがご多聞に漏れず私も新幹線に嫌味なくらい乗っています。家族で新幹線に乗って出かけるなんてこと一度も経験したことがございませんので。ただの一度も。

眠くて頭が回りません。涙さえ出ない。昨日寝たのは午前1時過ぎくらいで起きたのはAM5時40分。それくらい早起きしないとOCDチックでADHD診断済みの私は遅刻してしまうのです。悲しい話。おかげで今日の面接は散々でした。2、3回世の中から全ての言葉が消えてしまったかのような瞬間があり完璧に手ごたえが悪い。一番右の面接官、話聞いてなかったし。abcdの2段階評価でbかcにさーっと丸をつけて頬杖ついていた気がします。

寝不足が面接の問題として迫ってくるとは思っていなかった。明後日の第一志望でミスらないよう未来の自分にお願いするほかありません。

新幹線のアナウンスさえ不快である。

まあアンマッチなんてことになったら自殺するしかないので(もともと私は自殺したくてしょうがなかった。ただきっかけを探しあぐねていただけだ)具体的に完遂に至る方法について今日は考えてみたいと思う。

圧倒的かつ絶対的なのは電車飛び込みですね。電車飛び込みの生存例なんて聞いたことがない。ただ損害賠償のことを思うと嫌だけれどさんざん私の心を殺してきた家族に借金背負わせるという覚悟ができれば第一選択になりうるのかもしれません。

子供がうるさい。なんで親子で旅行してるんだ。人の迷惑とか考えたことないのか。

服毒自殺もなかなかイカしているのではないかと思います。現状これが一番の選択肢だけれど親元にいる間は厳しそうだし留学している間もどうせ難しい。

首吊りは失敗例が多いから嫌だな。めちゃくちゃ多い。

飛び降りは単に怖いけれど15階以上から飛び降りたら絶対死ねる気がする。ただ数秒間ものすごく虚無な時間を過ごすと思うからあまり気乗りしない。

いっぱい睡眠薬を買ってアルコールで流し込もう。 最近熟眠もできていないし。

全ての自殺企図にはリスクがあるし、半身不随とか低酸素脳症とか後遺症とか全部嫌なので、私は全ての自殺完遂者を尊敬します。たぶん生と死の境目をひょいと飛び越える気概がないからこんなに苦しんでいるんだろうな。肝心なのはこの苦しみの感情が脳内物質にドリブンされているところです。バイポーラーのデプレッションには終わりがあるはずなのにどうしてか全然見えてこない。マジで治療薬作ってください。

こういうことを文字に起こすと「相談する人いないの?」「抱え込まないで」とやつらは言ってくるだろうが私は現実世界でどちらかというと相談に乗ってばかりだし友人たちの方が死にたい死にたい死にたいと繰り返しこぼしてくるしパートナーは私に興味がないし人間関係の新しい構築へのモチベーションが全くありません。

明日大学の試験だし。ふざけるな。遺書に大学のことは書こうと思う。教育機関として私の命を搾り取りやがって。大学のカリキュラムが柔軟なら今頃私は課外活動キラキラ大学生になれていたはずなのに。

まあでももう、全部過ぎた話だなと思います。カンファレンスでしゃべっていた自殺企図を繰り返す患者さんがこちら側からあちら側へ行ってしまうように、私はもともと死んだように生まれた人間だったので、おさまるところにおさまるだけなのだと思います。そこに最初から長生きという選択肢はなかった。

明後日の第一志望の面接の後、電車に飛び込まないようにしないといけないな。頭が真っ白になることへの恐怖があります。ほんとうならこんな文章なんて書かずに想定問答を詰めなければならないのですが。