wired raven (original) (raw)

概要

Apple製品向けのアクセサリを扱うNOMADTraditional Leather Case

側面もレザーで覆われているのが特徴。

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxに対応、今回はiPhone 16 Proを。カラーはブラウン、ブラック、タンからブラウン。レザーはHorweenとレザーからレザーを選択した。

本家で購入してだいたい1週間ほどで到着。国内でも正規代理店が取り扱い始めているので今から買う人はそちらからどうぞ。

前面

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ケースのフレーム部分はディスプレイより高さがあり、ひっくり返しても机にディスプレイが触れないようになっている。

ディスプレイした側のスワイプ操作で指の腹が触れることもある。触り心地はよいけど、人によっては操作の邪魔に感じるかもしれない。

背面

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これだけ写真の設定間違えたので他と色見が違うのは目をつむってほしい。

ロゴなど一切ないすっきりしたデザイン。

背面から側面が丸みを帯びているから持ちやすい

カメラリング

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ポリカーボネートのカメラリング。

レンズよりくなっており、レンズを保護してくれるだろう。

右側面

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カメラコントロールは切り取られ、直接本体のボタンに触れるタイプ。

ケースなしの時と比べてやや指がディスプレイによるが操作自体は問題なく行える。

その隣に見えるボタンがアルミ製のスリープボタン。ボタンのふちも丸みを帯びているので押しやすく、指の腹が引っかかる感じもない。クリック感もよい。

左側面

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左からアクションボタン、+ボリュームボタン、-ボリュームボタン。

アクションボタンだけ溝があり、触るだけでもわかる。クリック感は悪くないと思う。

底面

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スピーカーとポートの穴は十分にあいていると思う。

気になるのはUSB 3.2対応のケーブルだと太いものが多いから、もしかすると干渉するかもしれない。

内側

写真撮り損ねた。

本体に傷がつきにくいようマイクロファイバーが貼られている。

着脱のしやすさ

一度つけると外すにはコツがいる。

ケースを気分で取り換える使い方をしている人は気を付けたほうがいいかも

重量

ケースのみで33g、iPhone 16 Proに装着すると232g。

レザーケースで33gなら軽いほうか。

レザーの経年変化

買って半年も経ってないので省略。

取り付け時に爪でひっかいた以外、傷もつかずに使えている。

色はレザークリームをすぐに塗ったため、何もしてない時より一段落ち着いた色になっているかもしれない。

雑感

久しぶりの全面レザーケースなのでテンションがあがった。

例によってレザーなのであまり、ひっかかないように、ひっかき傷がついても味だと開き直るスタンスで使っていこうと思う。

それにしてもしっかりほこりが写るから怖い怖い。こういう風に撮影するときはほこりを拭き取らなければ。

デザイン

基本は15 Proを踏襲している。

全体のサイズは数ミリ大きく、ベゼルは薄くなり、ディスプレイはiPhone 15 Proより0.2インチ大きくなった。

チタンフレームはマイクロブラスト加工されている。さらっとしていそうで、実のところはグリップ感がある。

ディスプレイ

対角6.3インチのディスプレイ、公式のスペックをよく見ると、

標準的な長方形として対角線を測った場合のスクリーンのサイズは6.27インチです(実際の表示領域はこれより小さくなりま す ) 。

とある。角が丸いディスプレイである以上は仕方ない。

カメラコントロール

アクションボタンのほかに増えたカメラコントロール

物理ボタンと感圧ボタンが組み合わさった多機能なボタン。

初期設定では1回押すとカメラアプリの起動、もう1回押すと撮影。

2度軽く押すとズームや被写体深度などの選択メニューが表示され、スライド操作で選択、1度軽く押して確定する。調整した結果は自動的に保持されるので、ほかのメニューを呼び出して調整もできる。

カメラアプリの呼び出しに使い、全体的な調整はアプリ内でやって、微調整はカメラコントロールでやるぐらいがちょうどいいか?

カメラ

フォーカスさえあわせてしまえば、あとはよしなにやってくれるのは相変わらず。

ゴーストが低減されているのか気になって、夜間に撮影したけど、光源を真正面にとらえなければ大丈夫そう。

RAWで撮影して現像するのもまた楽しそう。

ベンチマーク

いつものようにGeekBench。

CPU

Single-Core Score Multi-Core Score
3254 7801

Compute

Metal Score
32308

バッテリー関連

15 Proと比較すればバッテリー持ちはよくなっている。 前機種が15 Pro Maxだからビデオ再生29時間から27時間にスペックダウンする。 こればかりはバッテリー容量が影響が大きいので仕方ない。

実際に使ってみると、マップアプリ使ってのナビや検索、電車で移動中のゲームなどをしても、モバイルバッテリーなしで一日使えそう。

iOS 18のおかげでバッテリー充電の上限が設定できるようになった。 MagSafe充電スタンドが定位置だからこれはありがたい。

端子

USB-C端子、USB 3.0対応。

MagSafe充電とUSB-Cともに入力ワット数は増えたけど、【速報!!】最新iPhone 16の充電性能 | MOTTERU (モッテル)を見る限りでは誤差の範囲のようだ。

入力ワット数が増えたので充電時間を短縮できるか、と思ったら、そこまででもない様子。

熱を持たせないように控えめにしているのだろう。

iOS 18

iPhone 16シリーズ以外でも使える機能が多い印象。

新機能で試したのは次の通り

カスタマイズできる箇所が増えたから、気になっていたところを軽く直した。

ホーム画面のカスタマイズはアプリアイコンの色も自由に設定できる。 シンプルな壁紙と組み合わせるといい感じになりそう。

ゲームアプリ起動で自動的にゲームモードに切り替わる。AirPodsの低遅延・空間オーディオモードが有効になり、全体的な性能の底上げもされるらしい。 普段のゲームではFPSの変化は感じられず、空間オーディオが有効になって立体的に音が聞こえるようになったのが大きな変化か。

目玉のApple Intelligenceはアップデートでロールアウトされていく。 最初はアメリカではじまり、日本は25年ごろに提供される。iOS 18はバージョンによって印象が大きく変わるOSになりそう。

雑感

なしてPro

15の時はPro Maxのみだった光学5倍ズームがProにも搭載されたこと、15 Pro Maxの重さが地味に手首にくることの2点からProへ。

対角6.3インチのディスプレイは十分に大きい。そして、199gとそれなりに重い。

扱いやすさ

iPhone 15 Pro Maxと比較すると高さは10.3mm低い計算になる。このサイズだと鞄やポケットへのおさまりがよい。

右手で持ったときも小指、薬指、中指、手の腹で支えて、親指で操作ができる。手全体はもちろん、支える指も優しい。

撮影するときにレンズに指が映りこみやすくなったか。たぶん、指がPro Maxのサイズになれているからだろう。そのうち改善されそう。

CINEBENCH 2024

種類 スコア
GPU 12098pt
CPU(Multicore) 1075 pts
CPU(Singlecore) 128 pts

計測にはHMMonitorを使用

種類 Min Max
Package 46.9℃ 72.1℃
CCD #0 30.9℃ 75.9℃

Minは計測前や計測後の放置していた時間もあるから、アイドルだとこれぐらいの温度とみてもらったほうがよさげ。

GeekBench 6

CPU

Single-Core Score Multi-Core Score
3171 15268

旧マシンに比べて、

と全体的に性能が大きく向上。

GPU

OpenCL Score
133962

旧マシンの GeForce RTX 2070 Super より 24.4%増。

一応の性能向上が果たせた。

CrystalDiskMark

メインPCのストレージ増設 - wired raven で増設したときはPCIe 3.0で速度は控えめだった。PCIe 4.0になって速度が倍近くになっている。

室温25℃でベンチマーク走らせて一番高くても59℃で止まる。マザーボードSSDヒートシンクのおかげだろう。

雑感

もう少しいろいろ走らせるか、と思ったけれど、インストールするのが面倒なので最低限にしておく。

ふりかえり

どうして自作?

そもそもメインマシンのデスクトップ機が2019年に購入したものでそろそろ寿命が来てもおかしくはなかった。ここ数か月はブルースクリーン不定期に発生して、そのたびに原因の調査に時間をかけていた。ドライバの類もサポート打ち切られていたりで、使い続けるには心もとない。

CPUアップグレードをしようとすると、マザーボードを交換する必要がでてくる。この時点でマシンを一通りばらして、組み立てなおす作業とOSのクリーンインストールが必要になる。それだったら使えるパーツを流用して、新しく作ってしまおう、と。

シズカ・ベルネージュ Shizuka Belleneige - YouTube さんの配信見ていたのも30%ぐらい理由。見ていたら組みたくなった。

構成考えてパーツを一通りカートに入れたあと、同じ性能のマシンを買う場合どうなるかも比較した。自分で組んだほうが10万円ほど安いことが判明して、自作することを決めた。

やってわかったこと

伸びしろ

次にやること

次組むのなら、

雑感

過去の記事を読んでみたらどうやら、10年ほど前も自作に挑んだようだ。まわりに聞いたり、ショップの店員さんに聞いたりしてパーツを選んで、あれこれ躓きながら組み立てた記憶。そういう意味ではあまり変わらない苦戦ぶりではあった。

10年前どうしたのか思い出せないけど、この保証を受けるためには箱が必要は盲点。

マシン自体はだいぶ安定して動いているし、必要な性能も発揮してくれているようで満足している。もともと、自動的にオーバークロックするようだし、人間があれこれ設定を変える必要もなさそう。