静岡・寸又峡までドライブ!温泉、紅葉、吊り橋が楽しめる観光スポット (original) (raw)
紅葉が見頃の11月末、寸又峡に行ってきました。「めっちゃ紅葉がきれいで、吊り橋もあって、しかも温泉に入れる!」という、自分好みの要素がいっぱいのスポット。こいつは行くしかあるめえと、レンタカーでぶらっと。
エメラルドグリーンの人工湖を背景にした紅葉は、色鮮やかで美しかった……! ここまでインスタ映えする場所だとは思っていなかったので、夢中になってカメラを構えてきました。温泉も肌がつるつるすべすべになる泉質で最高です!
スポンサーリンク
寸又峡へは、東京・名古屋のどちらからでも行ける!
静岡県中部に位置する寸又峡温泉は、東京からでも名古屋からでも行ける、ドライブにもおすすめのスポットです。実際は名古屋からのほうが近いと思われますが、パッと見だと真ん中あたりですね。
東京から向かう場合、日帰りだとあまりゆっくりできなさそうなので、1泊2日で行くのがおすすめ。高速道路を使える道中は問題ありませんが、問題は寸又峡へ向かう途中の山道。道路が細く交互通行になっているため、そこで時間を取られるかもしれません。
……というのは、実は現地に行って初めて知ったことなのですが。何の情報もなく、「よっしゃー! 連休だー! 会社休みだー! レンタカー借りて車中泊すっかー!」という適当すぎるノリで向かったので。
道中のサービスエリアにて。
ちなみに、レンタカーを使うのも車中泊をするのも、このときが初めて。
夜中の真っ暗な山道、しかも霧でむちゃくちゃ視界が悪い中をレンタカーでえっちらおっちら登るという、とてつもなくスリリングな体験でした。どんどん車外気温の表示が下がっていくのが地獄へのカウントダウンみたいで、1人で爆笑してた。
寸又峡ほっとステーション | 静岡県川根本町 寸又峡温泉 観光ガイド
寸又峡の情報については、こちらから。先ほども書きましたが、紅葉が見頃の時期はとてつもなく混雑し、行き帰りの道が車&バイクだらけになるようです。
そう考えると、大井川鉄道近くの道の駅で車中泊し朝イチで寸又峡へ向かった自分の選択は、意外と悪くないものだったのかもしれません。無謀だし、何も考えてなかった結果ではあるんですけどね。
凍えながら目覚めた朝。
7:30頃。陽が出てきた。
赤、黃、橙、緑、青!色鮮やかな寸又峡
もう車が結構走ってますね。紅葉がきれい。
そんなこんなで朝7:30過ぎには車を走らせて、寸又峡へ。
ちなみに、車中泊した駐車場にはキャンピングカーやらトラックやら自家用車やらがたくさん止まっていたので、おそらく目的地は同じなのでしょう。
まだ朝早いこともあって、道はガラガラ。前後に車は走っていますが、スイスイと進んで行きます。行きは良い良い、帰りは……。
目が怖い。
8:00過ぎ。
あっという間に到着。人は、まだ、少ない!
案内図。
とは言っても、既に結構な数の車が入っているのを目撃したあと。「これは、お昼が近くなればなるほど混雑してくるのでは……?」と考え、ちゃちゃっとまわることに。
「吊り橋を渡って、うろついて、その汗を温泉で流してすっきりして、早めに帰ろう!」という脳内計画。埼玉県は所沢から、約250kmの距離を走った自分。前日の運転で距離感はわかっていたので、早め早めの行動が肝心です。しかも明日は仕事だ……。
見上げれば、青い空。朝の雲はどこに行ったし!
途中、トンネルを通ります。前のカップルが楽しそう……。
トンネルを抜けるとそこは……。
しばらく歩くと注意書きがあり、「吊り橋を渡った後には数百段の階段が待ち構えてるから、足腰に自信がない人は注意な!」とのこと。それよりも「飛龍橋」の名前が……かっこいい……。
普通に歩いているだけでも、紅葉がきれい。
とか言ってるうちに見えてきました、大間ダム湖。
写真でもくっきりしてますが、生で見ると想像以上に青いっす。いや、グリーン?
なぜそっぽを向かせた。
さあ、お待ちかねの「夢の吊り橋」に到着!
旅行系のメディアでたびたび取り上げられる、人気スポットなんだとか。
おそるおそる渡ります。
ワイヤーで吊るされた、マジもんの「吊り橋」でござる。木製の手すりはあるけれど、想像以上に細くありませんかねえ……。
こんなもん。
これはやばい。楽しくなってくる。
そんな僕のルンルン気分が伝わったのか……。
先を歩いていたおっちゃんが、「良かったら撮りましょか?」と声をかけてくれました。「本当ですかー!?」と興奮気味に伝えて、ありがたく撮影していただきました。
橋を渡り終えると、石段が上へ上へと続きます。
先ほどのおっちゃんが休んでいるところで、改めてお礼を伝えて、先へ先へと。
うちの相棒氏も小休止。
いつの間にやら高いところに!
見えてきました、飛龍橋。
こちらはガッチリとした橋ですね。
途中の分かれ道で、遊歩道を歩くハイキングコース的なものもあったようですが、時間がないのでスルー。写真を撮りつつ、入り口まで戻ります。
温泉!蕎麦!渋滞!
温泉街に戻ってきたら、早速、温泉へ!
美女づくりの湯 | 寸又峡温泉観光ガイド 寸又峡ほっとステーション
こちらの町営露天風呂がおすすめらしいので、どぼーん! してきました。
先に吊り橋へ行っているのか、まだお客さんはほとんどおらず。
入り口にいたおじちゃんが、温泉の成分についてものっそい自信を持って教えてくれました。曰く、「ぬるっぬるの、すっべすべやで!」と。お、おう。
貸切状態やー!
いやもう、マジ最高っす。ぬるっぬるの、すっべすべでした。おっちゃんは正しかった。これは人に勧めたくなる。去り際に、「今度は友達と来ますね!」と声をかけた記憶があるけれど……そろそろ、もっかい行きたいなあ。
風呂上がりの、山菜そば! 遅い朝食である。
店員さんが垢抜けてない感じのかわいらしいおねーさんで、ほっこり。
外に出てぶらぶらしていると、お店のお兄さんが「お茶、どっすか〜?」と勧めていたので、一杯いただきます。
──あらやだ、おいしい。「ぜんぶ、僕が作ってるんすよ!」とのこと。ほほー!
好きな味のお茶だったので、パックで購入しちゃいました。
また機会があれば、ぜひ飲みたいところ。
さて、この時点ですでに11:00。
そろそろ戻らないと、レンタカーを返却して帰れなくなる恐れがありますね……。そこそこ堪能したし、人も増えてきたし、おとなしく帰りましょう。
……と思った矢先の渋滞である。 交互通行により、あちこちで何度も停められながら進む形。
帰り側にも割と列ができていましたが、それよりも反対側がすごい。「いったい何時間かかるんだ……」と言わんばかりの行列でした。ここで、車中泊が正解だったことに気づいた格好です。うへえ。
途中、寄り道をしたり、自己渋滞に巻き込まれたりもしましたが、なんとか日が変わる前には帰れました。いやー、よかったよかった。
結構な距離があるし、やはり紅葉の時期は混雑する様子。訪れるにはなかなか難しい場所ではありますが、個人的にはぜひもう一度行きたい、おすすめスポットです。
紅葉の見頃は、10月下旬~12月上旬*1。
もし良かったら、遊びに行ってみてください。