◆'24/09/05 鳥海山・鉾立より③…御田ヶ原分岐~二ノ滝T字分岐 (original) (raw)

御田ヶ原分岐から 鳥ノ海分岐の方へ入っていく。

今回は 上には行かず、
この時期ならではの花を見に行きたいと思っていたのだ。

ハクサンシャジン、
実をつけているものも多い中、ポツポツと咲いている花も。

上から眺める景色もサイコーだろうな・・・。

でも今回は 花を見に行くんだ。
1週間経つと 会えるかどうかわからないからね。

これから向かうのは・・・
まずは 色づき始めの千畳ヶ原。

千畳ヶ原の向こうに色づいた庄内平野を望みながら
木道を歩いて行く。

手前の緩やかな段差?があるところも・・・
その奥の ボコボコしたところも・・・
さらに奥の斜面のヒダヒダも・・・
みんな溶岩流の跡なのかな。

毎度 見上げてしまうところ。
雪渓が残っている時は 水が流れていて・・・

向こうへ流れ下って 蛇石流に合流するみたい。

八丁坂の斜面下?南側?にあるのも 溶岩流の跡か?

あの なだらかなところの草は、
少しずつ色づき始めてるね。

チョウカイアザミも、綿毛に・・・。

ヨツバシオガマ
小さなツボのような所に、小さな種が入ってるのが見える。


風に揺れて パラパラと地面にこぼれ落ちる・・・
その様子を見てみたい。

右手の斜面を見上げると こんな感じ。
ポツポツと 黄葉したイワイチョウの葉がある。

この下を水がジワジワ流れていることが・・・

こんなところを見ると分かる。

この辺りにも いろんな色の土が積み重なってるんだなぁ。

ヒダヒダ。

ヒダヒダ。

8:45 鳥ノ海分岐。

朝の鳥海湖を見に行こうかな、とも思ったけれど、
後から 戻る途中で鳥海湖のそばを通ることにして・・・

蛇石流の方に下っていこう。

足元のチングルマの葉が 赤くなってきてる。
真っ赤になるのは いつ頃かなぁ・・・。

まだ咲いてるイワカガミがあった。

地層を見ながら下っていく。

前は こんなに地層が ずうっとは見えていなかった気がする。
上の草の部分が少しずつ剥がれ落ち・・・
地面が出ているところは 少しずつ削られ・・・
・・・を繰り返しているのかもしれない。

黒っぽくてザラザラ崩れやすいところを下り、
振りかえって見る。


二ノ滝T字分岐の手前の沢に下りるところも、
こんなふうに崩れやすい黒っぽいザラザラした土なんだよなぁ・・・。

細い丸太を置いた階段から 石の階段になる。

前鍋の東側の岩を見上げる。
この辺りから流れているのだろうか・・・

石を並べた道の下を通って 反対側から水が流れ出てるんだよね。

その先の道の両側には 白い花がいっぱい。

白い花は、いまだに覚えられない・・・。

たまに ギボウシ

下の方に 蛇石流分岐が見えてきた。

そこまで、急な斜面の石の道を下ったり・・・

涸れ沢を渡ったり・・・

大きな石のそばの段差の大きいところを下りたり・・・。

ベニバナイチゴの実が やっぱり無いなぁ・・・とか

石の窪みに生えてるのが可愛いな・・・とか 見ながら。

9:02 蛇石流分岐。
この時期は水が流れてないので ラクだ。

毎度気になる万助道の方をチラッと見てから

千畳ヶ原の方へ。

数m 沢の中の石をトントン・・・と渡っていくところも、
水がほとんど無いので大丈夫。

途中から左側に上がるとすぐ、
薄桃色のダイモンジソウが咲いていた。

辺りの様子や 小さな池塘を見ながら 木道を歩いて行く。

左側の細長い池塘に 生き物が何かいないかな~と覗いてみると・・・

目に入ったのは 藻だけだった・・・。

木道を登りきる手前で振り返って・・・眺める。

そして木道を登り切った先には・・・

広い草原。その向こうに 庄内平野日本海
うわ~い!

二ノ滝T字分岐が もうあそこに見えてる。

左に目を向けると・・・

外輪の方から流れてきた溶岩流の跡のヒダヒダ。

そこから ちょっと右に目を移すと、

外輪からと ボサ森からの 溶岩流の跡。

陽の差す方向のためか、ヒダヒダがハッキリ見える。

さぁ、
二ノ滝T字分岐の手前の沢を渡るために、
このゴロゴロ・ザラザラ黒っぽい土の斜面を下らなくては。

ここも、毎年少しずつ土が削られているんだろうな・・・。

おやっ!


翅が何枚もあるように見えるけど、
影も羽のように見えるのだった。

石をトントン・・・と渡って 向こうに上がれば分岐だ。

段差の大きいところを
アカモノの実を眺めながら よいしょ!と登り・・・

9:18 二ノ滝T字分岐まで来た。


ベンチに腰掛け、
コーヒーとおやつで 一休み。

また斜面の溶岩流跡を眺めたり・・・

斜面が崩れて 植物が剥がれ落ちたようなところを眺めたり・・・

そして 広い草原も眺めたり・・・。

崩れやすい赤い土の斜面の向こうは、石がゴロゴロの斜面。

ふと見ると、
地面の枯れた植物の茎の近くに 赤っぽい小さな芽が いっぱい出ているではないか。
何の芽だろう?

ここは・・・イタドリが生えていたところ。
枯れた茎が放射状に倒れていて、真ん中辺りに新しい葉が出てきている。

赤っぽい芽は・・・イタドリの芽?
毎年こんなに たくさん種が落ちて芽が出てるんだろうか?
でも、この場所のイタドリが昨年より増えたように見えないということは、
イタドリにとってはキビシイ環境なんだろうな・・・。

二ノ滝T字分岐で一休みしながら眺めたのは・・・
色づき始めた草原よりも溶岩流の跡。
その次は イタドリの芽だったな・・・。(;^ω^)

・・・④へ続く・・・