大胆な動き (original) (raw)

お米食べる 俺らはスタァ♪ お米食べる 私はスタァ♪

最近これが頭から離れなくて困っています。言い換えるとこれ以外のことはほとんど何も困っていません。おれは基本的に自分のことを過大評価しているんだけど、それなりにタフな健康体であるということに関しては適正な評価をしていると言えると思う。なぜなら、いつも炊き立てのお米を食べているから。冗談です。ただ、一般的に要求される水準の「規則正しい生活」に順応できないことに対する苦しみについて、おれは理解も共感もできない。これ以外についてもそうだけれど、他者の抱いている苦しみを理解したり共感したりすることができないことから生じる苦しみってどういうことなんだろうと思う。美しいことに見えるときもあれば、欺瞞に見えるときもある。でもどちらかといえば、おれは理解や共感をしようとするやつの肩を持ちたい。

それをするためには勉強をする必要があって、勉強というのは基本的にだるすぎるものである。高校入学から現在に至るまでおれは元気のよさと声の大きさでなんとかなってきたので、本当の意味での勉強って何も分かってないと思う。最近「本当に」とか「本当の」とかそういう言葉をよく耳にしていて、それを聞くたびに「本当」ってなんなんだって考えてる(けど全然わからないよー)。おれがやってきたのが偽物の勉強だったということではないだろうし。より妥当でより高尚な別の方法があったということを信じたいのかな。「本当」という言葉を使うとき、何かを信じたいという気持ちが見え隠れする。おれは人が何かを信じることにひじょうに関心がある。おれはなにかを信じていて、それが正当な信仰であるということを、さまざまな方法で説明しようとするんだけど、結局ごちゃごちゃ言ってるだけで、信じたいと思ったから信じているということに帰着することがほとんどだと思う。それを共感したり理解したり説明したりしたいという欲望もある。学部 3 年生から 3 年間、一生懸命、社会科学的な思考のやり方を学んできて、たどり着いたところがここってまじでどういうことですか。おれはこれから数ヶ月かけて、(広い意味では)社会科学的に正当であると評価されるような、(狭い意味では)ボスに正当であると評価されるような修士論文を執筆することになる。

最近はほんとうに修論のことしか頭になくて話題がそればっかりになっていて読んでいる人はウンザリしているかもしれませんがあと少しお付き合いください。これについて、研究のことであたまがいっぱいになっていてうまく息抜きができていないという問題を抱えているという話がありますね。おすすめの気の紛らわし方があればメールや LINE で教えてください。観たい映画:憐れみの3章、SUPER HAPPY FOREVER、HAPPY END。最近聴いている曲:Lost In Your Love、愛とU、Holy, Holy、SOMETHING AIN'T RIGHT、確かな午後、Young Man、Off the Wall。最近個人的に呟いたこと:ここ数回のCall If You Need Meは全部神回、謎解きゲームってがちで意味がわからない、インターンシップの業務ってどういう気持ち?、新卒で博報堂に入社してしまった人による食にまつわるエッセイが大学生協にあった、老人を見ても自分が置いていくことが全く想像ができないしましてや自分が死ぬことなんて考えたことないよ、洗濯機ですすぐことに関するエッセイ『すすぐということ』、ようやく自分の顔を受けいれられてきたというかふつうに好きになってきて23歳ぽい顔つきしてていいなって思う、ドラストであきたこまち買った、『偶然と想像』の教員が解雇されるっていうオチどこが解雇レベルなのか正直ピンときてない、お米食べる 私はスタァ♪

お米以外も食べるよ💫

土曜日の誰もない教室で、インタビュー調査の資料を加工していた。ウェブ会議サービスが自動で文字起こししたテキストから、不要な言葉を削除したり、読みやすいように整えたりする。録音した音声を聞きかえしながら整文作業に取り組むんだけど、ずっとイヤホンをしていると耳がいなくなるので、スピーカーから音を流したい。院生の共同研究室でそれをすると迷惑をかけるし、なにより調査に協力してくださったみなさんに失礼だから、空き教室で作業に取り組む。土曜日は大学にほとんどいないので空き教室が見つかりやすくてうれしい(ついこの間もこの話をした気がする)。講師が座るためのビジネスチェアが新しくてフカフカなのもうれしい。

夏休みには、おおよそ30名に協力してもらって聞き取り調査をすることができた。一人あたり 90 分ほどインタビューをしたので、掛け算をすると 2700 分の取材データが手元にあることになる。追加で取材を実施したこともあったので、おおよそ 3000 分の記録がありそうだ。現時点で 8 割ほどの記録を整文することができた。想定していた数倍大変な取り組みだったけれど、やっと終えられそう。まじでうれしい。これから本格的に修論の執筆を始めることになります(間に合うといいね)。がんばっていこう ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

インタビューの記録なので、当然のことだけれど、僕の声を繰り返し繰り返し聞くことになる。初めは慣れない自分の声を耳にするのが恥ずかしかったが、その恥ずかしさはすぐに慣れていった。しかし、整文作業を進めるにつれて、自分がいかに人の話を聞けていないのかがバレていった。これが次の段階の恥ずかしさです。冒頭で話していた内容を再度尋ねたり、自分のせいで会話が噛み合っていなかったり。取材記録を再生していると、僕が話を聞けていない様子が次々と出てくる。何度もある。これは本当に恥ずかしい。失礼なことだと思う。ありえない。普段よりもよく聞くことに集中しているはずのインタビューでこれだとしたら、日常会話ではもっと聞けていないのだと思う。それにすぐ気がついてもっと恥ずかしくなった。

この間友だちに「お前は早口だ」と指摘された。思いついたことや伝えたいことを全部言いたいので仕方がないと思う。これまで自分が早口だと意識したことはなかったが、あらためて考えてみると、言いたいことが溢れてきて言葉が転んだり(そして相手に聞き返される)、しばしばどもったりしている。インタビューの自動文字起こしも僕の発言を起こすのに苦労している。今日は自分の早口に着目しながら整文作業をしていて、第三の恥ずかしさを見つけることができた。

普段は大学生協のコーヒーを飲むんだけど、今日はローソンのコーヒーを飲んだ

アルバイト先の同僚に「きょうはサイゼリヤに行きます」と伝えたら、なにを食べたのか報告を楽しみにしていますと言われた。り。

キャンパスの近くにあるサイゼリヤを訪ねると、学生がたくさんいたので別の店に行くことにした。夏休みはずっと大学にいた。学生がいなくて大変過ごしやすかった。過ごしやすい時期(人流の少ない長期休暇)が終わり、過ごしやすい時期(気候の穏やかな季節)が始まる。

最近、履修に関する制度が変わって、講義初週は原則オンラインになるみたい。長期休暇がさらに伸びるので、学生がインターンシップなどの課外活動にいっそう取り組めるとのこと。意味不明である。そういう発想、勘弁してください。

スパゲッティを食べたかったので、近くの喫茶店でミートソースを注文した。ぶよぶよである。自分の思い通りじゃないときや期待を下回る局面に立ったとき、「こういうのもいいよね」と寛容な姿勢と豊かな感性で応じることができる日もあれば、「ぶよぶよである」の日もあって、今日はどちらかと言えば後者だった。

ミートソーススパゲッティ