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イタリア、アドリア海に面した小さな町からの風便り。

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ローマは濃かった!

2024年 10月 14日

約15年ぶりにローマに行って来ました。

イタリアに住んでいても、こんなもんです。

まず思ったのは、顔が違う!

プーリアやアブルッツォ、カンパーニャ州など南方にも時々行っているんです。

が、その南とも、北とも顔が違う!

インスタで、古代ローマの皇帝や英雄の彫刻をAIで実在の人間に化けさせるのを見ましたが、まさにそれ!

国立博物館を見た後も、あれ今見た顔が町を歩いてる!!と、何度錯覚に陥ったことか。

そして、掛け合いの面白いことと言ったら。

ローマを舞台にしたコミカルな映画そのもので。

大昔、月の半分はローマで過ごしていたのに、すっかり忘れていたこの感覚。

もっと頻繁に遊びに行こうっと!

ローマは濃かった!_f0132622_16515599.jpeg

1

# by bollicine356 | 2024-10-14 16:52

悪夢再び

2024年 09月 19日

一昨日より市からの警報電話が鳴り続けています。

今朝も朝4時前の電話に起こされ、眠れなくなったためこれを書いています。

昨年の5月に起きた大洪水の再来です。

警報電話によると、増水したラモーネ川はファエンツァで決壊し、ファエンツァからラヴェンナに至る沿線にある小さな町BagnacavalloやRussiも決壊寸前のため、避難するようにとのこと。

また、フォルリを通ってラヴェンナに至るモントーネ川も決壊寸前とのこと。

一昨日の時点ではオレンジアラーム(2番目に強い警報)だったのが、昨日の午後には一番強いレッドアラームに変わり、今日の学校は休校と決まりました。(今週の月曜日から新学期が始まったばかりなのに)

昨年と全く同じ状況です。。。

悪夢再び_f0132622_12245713.jpeg

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# by bollicine356 | 2024-09-19 12:26

入れない海 ー 北アドリア海

2024年 09月 11日

入れない海 ー 北アドリア海_f0132622_01012535.jpeg

入れない海 ー 北アドリア海_f0132622_01003853.jpeg

上の写真は6月に行ったアブルッツォの海。美しい。

同じアドリア海でも、マルケ州とエミリア・ロマーニャ州の州境あたりから様相が変わります。

ロマーニャやヴェネトの海は遠浅で小さな子供を遊ばせるには適しているし、遊具や海の家、レストランも無数にあるので、子供連れ家族には便利ではあります。

が、まぁ、湘南の海?といった海の色です。

困ったことに、ここ数年は基準を超えたバクテリアが発生する日が多く、海水浴禁止の日が時々あります。

また、水温が高いためにムチラッジネと呼ばれる緑の藻が特に波打ち際に発生して、海に入ると(普通は入りませんが)緑に染まります。

私は最後に地元Ravennaの海に入ったのはたぶん5〜6年前。

その時、皮膚にピリピリとした感覚があり(おそらくバクテリア?)、それから入るのをやめてしまいました。

こんなに暑いのに、目の前にあるのに入れない海って?!

温暖化で水温が高くなったこと、そして近くにはポー川の河口があること、そして北が閉じた縦長なアドリア海のどん詰まりに近いため海水の流れがあまり無いこと、が原因です。

これはイタリア側だけの問題ではなく、対岸のクロアチアにもムチラッジネが発生したとのこと。

生態系も変わってきています。

これからどうなっていくのだろう。

入れない海 ー 北アドリア海_f0132622_01345557.jpeg

ムチラッジネの発生したロマーニャの海。

入れない海 ー 北アドリア海_f0132622_01355715.jpeg

昨年あたりから異常発生している、アメリカからやって来たグランキオ・ブルー(青いカニ)。

特産のボンゴレや小魚を食い尽くしてしまい、地元の漁業が成り立たなくなっています。

4

# by bollicine356 | 2024-09-11 01:44 | メリメロ(雑感その他)

10年前のサン・ロレンツォの夜

2024年 08月 11日

今日はSan Lorenzoの日。

一年で一番流れ星が多い日と言われ、イタリアではこのサン・ロレンツォの夜に空を見上げて流れ星を見つけたら願いが叶うと信じられてきました。

私にとっては父の命日。

10年前の今日、日本にいました。

父の亡くなる数日前に弟から電話があり、もう危ない、と。

急遽、出来るだけ早い日本行きのフライトを探し、翌々日には出発したことを覚えています。

不幸中の幸い、この年は何とアリタリア航空の東京ーヴェネツィア間の直行便が運行しており、この繁忙期だというのにガラガラでかつチケットも格安だったのです。

私が日本に着いた翌日の朝、父は亡くなりました。

弟に、ねえちゃんを待ってたんだよ、と言われました。

あれから10年。

今年もサン・ロレンツォの夜に空を見上げて、父を想います。

10年前のサン・ロレンツォの夜_f0132622_06354434.jpeg

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# by bollicine356 | 2024-08-11 06:36

人工股関節挿入手術@フィレンツェ(夫の)ーその2

2024年 08月 07日

人工股関節挿入手術@フィレンツェ(夫の)ーその2_f0132622_18332904.jpeg

さて、六月半ばに専門医(なぜかフランス人)に診てもらい、話しをした結果、7月初めにたまたま空きが出たので、トントン拍子に手術となった。

通常は3ヶ月待ち、そのクリニックの主任医師の場合は8〜12ヶ月待ちとなるとのことだった。

既に腹を括っていた夫は、出来るだけ早くの手術を希望していたので即決。

夫が切に希望していたのは、術後の負担が少なく回復の早い、前方からの切開である(mini- invasivo)ことで、(イタリアではまだ主流が太もも横からの切開)、このトスカーナのクリニックでは基本、前方切開のみの手術である旨、聞いていたので願ったり叶ったりでした。

実は、クリニックがあるのはフィレンツェ・チェントロなので、手術もそのクリニックもしくはチェントロに近い病院だろうと夫は思っていた。

ならば、入退院時は電車を使えばいいな、と思っていたのだけは誤算でした。

手術、入院はフィレンツェの南3-40kmにあるFiglineの丘の上にある老人ホームを併設したど田舎の病院でした。

行きは電車+タクシー、帰りは優しい友人がRavennaから遥々来てくれて家まで連れ戻してくれました。

手術前後の準備としては、前後トータル2ヶ月はKOTOR SILICEという補給剤を飲むこと、手術10日前に、血液検査やTAC、ドクター2人とのインタビュー、手術に際しての注意事項や処置の説明、その後の入院に際しての説明などがあったそうです。

手術数日前からは他に処方された薬を飲みはじめ、手術前日から術後1ヶ月半は血栓止めの自己注射、

前日の夜からは食事、水も禁止。

手術自体は2時間半くらいで終わり、部分麻酔と聞いていたらしいのですが、マスク型の口から吸うタイプの麻酔も処方されて、手術の記憶は全く無いそうです。

夫は痩せ型で扱いやすい皮膚(?Www)と言われたそうで、手術しやすかったとドクターに言われたらしい。

痛み止めを処方されても、術後3日くらいまではとても痛かったとのこと。

が、手術翌日から即リハビリ開始でした。

多くの病院が、術後3~4日で退院させられるらしいのですが、この病院では術後12日までいられるという稀有な病院で、夫は12日間いました。ちなみに、4日でも12日でも全て保険負担なので、無料です。この間、食事もケアもリハビリもあってこれが全て無料というのはすごくないですか?

この手術にあたって、夫が支払ったのは一部の薬代とTACの代金150ユーロのみです。

あとは、保険負担、家庭医からの処方箋で無料になった薬も多かったです。

手術から1ヶ月が経ち、まだ地元のフィジオテラピスタでのリハビリには通っているものの、車の運転もOKになり、かなり自由が戻ってきてうれしそうです。まだ手術した足の筋肉がついていないので、あまり動き回ると疲れるそうですが。

それにしても、入院中に退院後のリハビリの予約を入れなくてはいけない(これはトスカーナ州独自の規定らしい、リハビリ予約を入れないと退院させてくれないとWw)、とか、リハビリはどのくらいの頻度でどのくらいの期間通う、とか、運転は1~1.5ヶ月後(患者による)からで、その間は自動車保険が適用されないので、もしこの期間に運転してしまい事故等を起こしてしまったら大変なことになるよ、とかかなり細かくよく考えられているな、と感心することも多いです。

*普通の治療ドキュメントの他に、人口関節パスポート(実際にはIDと書かれていますが)を退院時に渡してくれました。各部品の詳細が書かれています。これは常に携帯するようにと言われました。

今後、不慮の事故や検査、歯医者、空港の検査、はたまた運悪く再手術になった時などに提示する必要があるためです。

人工股関節挿入手術@フィレンツェ(夫の)ーその2_f0132622_00140524.jpeg

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# by bollicine356 | 2024-08-07 18:39

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