Rosa dei Venti (original) (raw)
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イタリア、アドリア海に面した小さな町からの風便り。
by bollicine356
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さくっとトスカーナ
2021年 05月 16日
先週、しとしと雨の中、フィレンツェと近郊の村Greve in Chiantiに行って来ました。
昨年の10月以来の州越えです。
5月とは思えない肌寒さとあいにくの小雨模様のお天気でしたが、久々の開放感！
フィレンツェの町中は悪天候にもかかわらず、人出が多かったです。とは言ってもコロナ禍前の比ではありませんが。
飲食はまだ外でのみOKなので、道路はテーブルや椅子で占領されて、どこもたくさんの人で賑わっていました。
外国人が意外に多く、イタリアに住んでいる人もいるだろうが(私を含めて)、既に観光客が来ているようでした。
3年ぶりくらいに入ったUffizi美術館は、まだまだ人が少なくて快適！
急に行くことにしたのですが、予約なしでも入口の向かいのオフィスでチケットを購入して、すぐに入れました。どこも全く並ぶことなく。
最近の配置換えのため、迷路のような通路をたどり、やっと行き着いた館内入り口。
最後の階段を見上げる。
コジモ一世(かな？)がお出迎え、ですが、ここまで来るまでに結構な道程で足がふらつく。
少し手前にエレベーターがあった意味がわかった。
やあ、兄弟、また来たよ！
独り占めの春。
いつものように一緒に付き合ってくれた美校出の娘の解説で巡りましたが、ラッファエッロとミケランジェロの間にはちょっとびっくり。
以前との差が激しくて。
以前↓
今↓
まぁ、慣れもあるのでしょうが、違和感があります。
よく言えば近未来的？
ミケランジェロのIL TONDO DONIは、当初、洗濯機の中の絵、との批判があったようです。
ちょっと似てるかも(笑)。
私はゴールドの額縁と絵のトーンには赤い背景がマッチしていたのになぁ、と正直思います。
どこの美術館も時々模様替えがありますが、額縁や背景によっていかに絵の印象が変わるものなのか、という見本ではありますね。
もし、アカデミア美術館のミケランジェロのダビデ像が、なんて事のない白い壁の部屋に低い位置で配置されていたら、全く別ものですものね。
Greviのことは、長くなるので次回に。
by bollicine356 | 2021-05-16 16:43 | よっこらお出かけ
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