AREKORE (original) (raw)

人気ブログランキング |話題のタグを見る

AREKORE

bonjinan.exblog.jp

ブログトップ

むかご(零余子)

散歩道でむかご(零余子)を見ることができました。

むかご(零余子)_c0192215_09354258.jpg

むかご(零余子)

植物としての特徴

「むかご」とは、わき芽が養分を蓄えて球状となったもの。

葉が肉質となることにより形成される鱗芽(小さな球根の形)と茎が肥大化して形成される肉芽(芋の形)がある。前者の代表例はオニユリ、後者ではヤマノイモ科の植物がある。いずれも成熟すると地上に落下し新たな植物体となる(栄養繁殖、無性生殖の一形態)。

写真はヤマノイモ(山の芋)かナガイモ(長芋)のむかごと思います。食材として「むかご」と呼ぶ場合は、山の芋や長芋のむかごを指す(以上、Wikipediaより)。

漢名「零余子(れいよし)」の由来

零は雨の雫、むかごが成熟し蔓から零(こぼ)れ落ちる様子を表現したとされる。

和名「むかご」の由来についてははっきりしていないという。

「掌中の零余子は霧にかえしたし」北原志満子(金子兜太編『現代俳句歳時記』)

「雨傘にこぼるる垣のむかごかな」室生犀星

(参考)オニユリのむかご

茎と葉の付け根にむかご(黒い粒)が見えます。

タグ:

47

# by bonjinan | 2024-08-29 05:56 | 季節の花

ナシ(梨)

梨の出回る季節になっています。

比較的近くの梨農園の直売所に行ってきました。

8月下旬になりこの農園ではかなり収穫が進んでいた。

ナシ(梨)_c0192215_14415218.jpg

ナシ(梨):バラ科ナシ属

梨の系統:日本梨(赤梨、青梨)、西洋梨(縦長でいびつな形)、中国梨(やや縦長)

日本梨の種としての位置づけ:野生種ヤマナシを原種として改良、作出された栽培品種。

日本梨の主な栽培品種:赤梨(幸水、豊水、新高など)、青梨(二十世紀梨など)

日本での生産量:幸水、豊水で国内生産量の60%超を占める。

特徴:幸水(丸いがやや平たい、強い甘味、少し黄緑ががったものも)、豊水(丸い、程よい酸味も)

収穫の最盛期:幸水は8月中旬~8月下旬、豊水は8月下旬~9月上旬と思います。

直売所では幸水、豊水を購入した。

(参考)梨の花

47

# by bonjinan | 2024-08-26 06:42 | 生活

桑の木と「絹と女」の像

都会の大通りでこんもりと茂った桑の木を見ることができます。

横浜港大さん橋入口近くシルクセンター前の風景です。

桑の木と「絹と女」の像_c0192215_20551601.jpg

桑の木と「絹と女」の像_c0192215_11342502.jpg

桑の葉っぱに囲まれた銅像「絹と女」、安田周三郎作、1969年

安田周三郎の母方祖父は安田財閥創始者・安田善次郎。姪にオノ・ヨーコ。

クワ(桑):クワ科クワ属

カイコ(蚕)はこの葉を食べ糸を分泌し生糸のもととなるマユ(繭)をつくる。

生糸は終戦ころまでは代表的輸出品目であった。

資源の無い日本が貿易を通して発展していく原点を見るようである。

なおクワの葉が枯れると今年伸びた枝は全部剪定され銅像だけになります。

桑の木と「絹と女」の像_c0192215_20553380.jpg

桑の木と銅像周辺の歴史

写真を撮っている後にシルクセンターがある(生糸・絹産業、貿易・観光の発展を目的に1959年にオープン)。「絹と女」像はシルクセンター開設10周年を記念して設置されている。

シルクセンターができる前は英一番館と呼ばれたジャーディン・マセソン商会横浜支店があった。

銅像の前に「史跡、英一番館跡」の碑がある。同社は日本に進出した外資系企業の第一号、明治新政府を相手に軍艦や武器、生糸の売買でめざましい業績をあげていた。同社横浜支店には吉田健三(吉田茂の養父)が支店長を務めていた時期があった。同社は現在でも香港にヘッドオフィスを置き「フォーチュン・グローバル500」に載るような英系国際コングロマリットである。

写真左側は1854年日米和親条約が結ばれた開港広場。写真前方を右側に進むと横浜港大さん橋。

(参考)富岡製糸場

タグ:

43

# by bonjinan | 2024-08-23 06:25 | 旅、散歩

イチジク、ザクロ

お盆が過ぎ、季節は夏から秋へ移りつつあります。

イチジク(無花果)、ザクロ(石榴)の実が膨らんできました。

イチジク、ザクロ_c0192215_18323722.jpg

イチジク、ザクロ_c0192215_16544030.jpg

イチジク(無花果):クワ科イチジク属

西アジア原産。人類史上、最初に栽培化された果実とされる。

葉も大きく切れ込みに面白味があり観賞用にもなる。

旧約聖書ではアダムとイブが裸を隠すためにイチジクの葉を使用している。

なお禁断の実はリンゴとされるが旧約聖書には書かれていない。

漢字名「無花果」は花を咲かせることなく実をつけるように見えることに由来している。

実際には花床が発達して多数の雌花を包み込み花嚢となり、花嚢が果嚢(偽果)に変っている。

花嚢(かのう)とは花の袋の意味、果嚢は袋状の果物のこと。

日本には17世紀に中国経由で渡来したと言われている。

元々は雌雄異株だが日本にあるものは受粉しなくても結実する品種とのこと。

イチジク、ザクロ_c0192215_06395882.jpg

ザクロ(石榴):ミソハギ科ザクロ属

古代から栽培され、イラン付近から中国やヨーロッパに広まったといわれる。

日本には平安時代に渡来したとされる。

花の鑑賞用として植えられるほか果実は食用とされる。

以上、写真は武蔵小杉SCの屋上庭園

(参考)ザクロ あれこれ

43

# by bonjinan | 2024-08-20 05:50 | 季節の花

フヨウ(芙蓉)

台風7号は関東、東北から離れ今朝は曇りから晴に変ってきました。

天気予報では台風一過の爽やかな天気とはならず猛暑日のようです。

写真は台風前に撮った朝の散歩で撮ったフヨウ(芙蓉)です。

いくらか涼しさを感じて貰えるでしょうか。

フヨウ(芙蓉)_c0192215_13021673.jpg

フヨウ:アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)

花期は長いが一つの花をとってみればハイビスカス、ムクゲと同じく1日花。

(参考)スイフヨウ(酔芙蓉)

タグ:

43

# by bonjinan | 2024-08-17 07:22 | 季節の花

<<< 前へ23456次へ >>>


旅、散歩、草木花、興味を持ったことなど (写真の無断使用禁)
by AREKORE

プロフィールを見る

画像一覧

更新を通知する

検索

記事ランキング

最新の記事

オニグルミ(鬼胡桃)
at 2024-10-17 05:09
2024年、ノーベル賞
at 2024-10-12 15:55
ジニア/ダリア
at 2024-10-11 05:35

カテゴリ

全体
季節の花
旅、散歩
文化・歴史
企業・起業
政治・経済
できごと
読書
健康
豆知識
生活
未分類

タグ

春の花(280)
夏の花(247)
東京(都心)(173)
秋の花(158)
国内(147)
さんぽ(140)
海外(109)
冬の花(106)
京都・奈良(96)
横浜・鎌倉(96)
東京(郊外)(94)
神奈川(60)

以前の記事

2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
more...

画像一覧

もっと見る

最新のトラックバック

最新のコメント

ファン

メモ帳

その他のジャンル

ブログジャンル

旅行・お出かけ

花・ガーデニング

エキサイト

XML |ATOM

Powered by Excite Blog

会社概要

プライバシーポリシー

利用規約

個人情報保護

情報取得について

免責事項

ヘルプ

ファン申請 ※ メッセージを入力してください