【健診】大動脈弁狭窄症【60歳以上では収縮期雑音に要注意。雑音があれば症状なくても循環器内科につなげる】 (original) (raw)
こんばんは。ぼたもちです。
今日は大動脈弁狭窄症についてお話しします。
前回記事で、心音聴診を取り扱ったので、各論である大動脈弁狭窄症を整理してみました。
~結論~
60歳以上では収縮期雑音に要注意。雑音があれば症状なくても循環器内科につなげる
~解説~
心臓弁膜症の好発は大動脈弁と僧帽弁です。よって収縮期雑音は要注意。
https://www.heartvalves.com/jp/diagnosis#ascultation
ASの罹患率は60~74歳で2.8%、75歳以上で13.1%
長らく無症状だが、狭心症、失神、心不全が出現すると予後不良
ASのスクリーニング検査として最も有効かつ簡便なのが聴診
収縮期駆出性雑音
心エコーで診断・重症度評価を行う
重症以上で治療介入(カテーテルもしくは開胸)
重症ASでは、症状がなくても、治療介入し得る
→つまり無症状でも収縮期雑音聴取例は循環器内科につなげることが重要
下記サイトを参考にしました。
参考になれば幸いです🌈