三脚システムの強化:Leofoto LS-364C + Manfrotto MH01HY-3W (original) (raw)
Nikon Z8の導入に伴って周辺機器の整備を行い、その一環として8月に三脚も整備しました。
と言っても以前から持っていたVelbon GEO E645用の雲台としてSIRUI K-10Xという自由雲台を新たに導入しただけなのですが、その後Z8で何回か使ってみたけれどどうもしっくりきません。
自由雲台ってその名の通りカメラの角度(パン/ロール/ティルト)を自由に調整できるので便利なんだけど、ロックを緩めると3軸が同時にフリーになるので1軸方向だけを少しだけ調整するのが思っていた以上に難しいことがわかりました。
※1軸調整が難しいであろうことは理解はしてたんですけどね...。
さらにSIRUI K-10Xのボールが、ある程度の固定力を保ったまま少しだけ動かす時にヌルッと滑らかに動いてくれず、わずかにカクカクして動いてしまうため、構図の微調整をする際にイライラするのです。
※何回かフリクション調整してみたけど、どうしてもカクつきが取れません... ( ; ; )。
そこでSIRUI K-10Xはやめてオーソドックスな3way雲台に変更することにしました。
※ヌメっと動くことで評判の高いMarkinsの自由雲台に買い替えることも検討したのですが、価格がかなり高いので諦めました。
また三脚のVelbon GEO E645についても、決して悪くはないんだけれど、脚を全て伸ばした際の剛性感に若干不満を感じてしまい、もう少し脚径が太くてガッチリとしたものにしたいなと...。
そんな訳で、新たな三脚と雲台を追加導入することにしました。
叶うものならGITZO GT3542 マウンテニアが欲しいけど三脚だけで15万円近くするし、そこに雲台としてMarkins Q3iQ-BKをつけようものならトータルで20万円近くになるので、散財しがちな私と言えどもたまにしか使わない三脚にそこまでお金をかけるのは無理な話です。
そこで三脚は5万円以下のカーボン製/4段/脚径32mm以上/ロックナット式のもの、雲台はアルカスイス互換の3wayで2万円以下のものを検討。
まず三脚ですが、コストパフォーマンスが高いと近年評判の良いLeofoto製を選択。モデルはLS-364Cにしました。
上がVelbon GEO E645で、脚径は28mmとそれなりにあるのですが、36mmのLS-364Cと比べるとかなり違いますよね。
ちなみにLS-364Cは一番細い4段目でも25mmあります。
一方の雲台はManfrotto MH01HY-3Wを選択。
本当はMHXPRO-3Wの方が良かったけど、
クランプがアルカスイス互換ではなかったのでMH01HY-3Wの方にしました。
※ティルト棒を90度回転させることができるのでコンパクトに収納できます。
しかしながら実際にZ8を載せてみようとしたところで問題が発覚!
クランプが左右からプレートを挟み込むタイプのため、L型プレートをつけたZ8だと正しい向きで使えないのです。
仕方がないので、アルカスイス互換プレートの向きを90度回転させられるパーツ(XILETU QR40S クイックリリースクリップ)を急遽購入し、事なきを得ました...(^^;;
アルカスイス互換だったからMH01HY-3Wを選んだけど、追加パーツがないと使えないのであればMHXPRO-3W(アルカスイスに変換するプレートをつければ使える)でも良かったわけで、失敗しました... ( ; ; )
ちなみにLS-364CにMH01HY-3Wを載せるとこんな感じ。
頭が長いのがちょっとカッコ悪いけど、自由雲台よりはきっと使いやすいはず。
Velbon GEO E645ですが、前から持っていたManfrottoのギア付きジュニア雲台 410を載せて室内で使おうと思います。