そんなことより僕と踊りませんか? (original) (raw)

アメリカでは10/4に公開されたのにあまりの不評により10/27にはネット配信したそうで。ワーナーそう切り替えたか。なんでも製作費が2億ドルでペイできなかったとか。

一体なぜ…『ジョーカー2』批評&興行面で大苦戦の原因(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース

今年最も期待された映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(全国公開中)は、誰も予測しなかった状況に陥ってしまった。5年前、全世界で10億ドルを売り上げ、オスカーに11部門で候補入りした『ジョーカー』の続編が、批評面でも興行面でも大苦戦している。日本よりひと足早く公開されたアメリカの批評家と観客は、どこに不満を感じたのか。

ジョーカーの敷居が高すぎたんや!みんな「ジョーカー=ヒース・レジャー版」だと思ってるんでしょ?初代ジョーカーのニコちゃんがヒースに「ジョーカーに魂を奪われるな」と忠告したにもかかわらず本当に魂を奪われるカタチになっちゃってもはやレジェンド化しているヒース版ジョーカー。

DC、リヴートしすぎたツケが回ったな。だってスーパーマンは「敵キャラのゾッド将軍何度見たらいいんだ?」だしバットマンはブルース父母が暴漢に襲われるシーン何度もやるし。大人の事情でリブートしたマーヴェルのスパイダーマンもベン叔父さんの「大いなる力には大いなるなんちゃら」あるけど敵キャラは被らなかったもの。

それに今作の『フォリ・ア・ドウ』ではハーレクイン登場でしょ?ハーレクインだったらマーゴット・ロビーがキャラ付けしちゃってるじゃん。ファンの固定観念を覆すのって相当難しいぞ(というかダメだったか)。

自分はジョーカーを見に行くのではなく前作同様フォアキン・フェニックスの演技を見るつもりだったので「フォアキンすげー」と感動しまくりでした。ガガ様は本職だけあって歌うまいしな。

それと元々「ジョーカーが悪のカリスマになる」過程を期待してというよりは「神輿に担がされた男の悲劇」として見てるので時間の無駄とは全然思わなかったけど。ミュージカルシーンがペラくて「あのシーン要らんのでは?というか全然ミュージカルじゃないし」と怒った人多いそうだがが監督もミュージカル映画を重視しているわけじゃないそうだから歌が特に重要と言うわけではないのだよねぇ。

やはりキモは前作同様「どこからどこまでが現実で何処が妄想か?」だよねぇ。最初、ジョーカー姿のシーンは妄想だと負ったがトッド・フィリップス監督なんでそんな素直に展開する映画なはずないじゃないですかw。

ジョーカー フォリ・ア・ドゥ