高校をやめるまで その9 ~大学受験の意味と志望校の検討~ (original) (raw)

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大学受験の意味と志望校の検討

そもそも、息子は大学には興味はあるけど大学には行かない、と言っていた。

大学受験のためにやる勉強には意味がないから、と考えていた。

これまでも、学校(高校)の勉強は意味がないと言って、それほど真面目にはやってこなかった。

それは、大学受験を意識した(意識しすぎた)学習内容に、辟易していたのだ。

”本来、勉強は受験のためにやるものではないよね?”

と常に親に問いかけていた。

だから、特に高校時代には実学である簿記の取得に没頭していった経緯がある。

確かに勉強は、本来受験のためにするものではない。

ただ、親としては結果ではなく、何かに向かって努力をすることは大切だと考えていた。

また、高校時代のほとんどを家にこもった状態で過ごしていた息子には、もっと外に出て人と接していろいろなことを学んでほしい、と考えていた。

だから、大学には行ってほしいというのが親の希望だった。

そのことは、息子とも何度も話し合ってきた。

息子は納得はいってなかったようだが、とりあえず大学受験へ向けて動くことになった。

まず最初に、志望校はどこにするのかを検討した。

大学受験の勉強に前向きではない点を踏まえて、自分の得意分野が生かせることを優先し、余計な受験科目があまりない負担が極力少なくなる方向で考えた。

その点からすると、国公立大学は受験科目が多く2次試験まであり、負担が大きいので候補からは外し、私立大学の中から考えた。

希望学

法学部、商学部経営学部、経済学部

本人の希望は、商学部

父の”商学の知識は簿記の取得でかなりあると思うので、今度は法学部に行って法律の読み方等を学び幅広い知識を得ても良いのでは。”という助言から法学部も候補に入った。

②受験科目

中国語、政治経済が使えるところ

③その他

大学入学後英語が必修ではないこと

高校の英語はあまり学習してこなかった息子が、大学での英語の授業には到底ついていけないだろう。だから、英語が必修ではなく中国語と他の言語が選択可能な大学を検討した。

上記の条件に合う大学は、

一般入試では

**_早稲田大学 法学部と商学部_**だけだった。

次に、受験科目が多少増えても良いから、比較的早い時期に方向性を決めたいと本人が希望したので、共通テスト利用入試も併せて検討した。

共通テスト利用入試は、さまざまな受験型があり、一般的には科目数が増えるほどボーダーラインが下がる傾向にある。

5科目型にした場合数学と理科が追加されるが、息子は理系科目がそこまで不得意ではないので、5科目型での受験で検討した。

その結果 早稲田大学 法学部と明治大学 法学部 辺りが候補となった。

この中で、早稲田大学 法学部は、中国語で受験できるだけでなく、簿記・会計も受験科目として選択でき、息子の強みを生かせそうなので、

第一希望は

早稲田大学 法学部 共通テスト利用入試 となった。