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2015年 10月 04日

ステロイドとコレストロールの因果関係

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多量のステロイド薬を長期に投与を続けると、
脂質異常症をおこすそうです。
脂質異常症が続くと、
動脈硬化になりやすくなり、
放置すると心筋梗塞に
つながる恐れがあるそうです。
ふつう、脂質異常症や動脈硬化には、
まったく自覚症状ないらしく
そのため、検査で見つけないかぎり、
脂質異常症は放置されてしまう。恐いですね(^_^;)
食べ物から摂取するコレステロールしか
知らなかったので、努力しても
なぜ改善されないのかと悩んでいましたが
薬物によるコレステロールの上昇は
食物などの比にならないと知ってびっくり!(>_<)

私は特に抗がん剤の時は
必ずステロイドを投与服用しているので
あまりこれ以上投与したくないというのは
ただ無知に怖がっているわけではなく
ちゃんと根拠のある忌避理由があるのです。
現に今回の化学療法が始まってから
いつも採血検査は白血球と好中球主体の
検査でコレストロールの結果は入っていないのですが
たまたまコレストロールが
採血結果に入っていたことがあり
その結果は普段高い私でも200前後だったのに
その時は300以上になっていたのです。
その頃は味覚異常もひどくなっていて
あまり食べられない時期だったので
これって明らかにステロイド剤の
せいではないでしょうか?
一応病院でも血中コレストロールを下げるお薬を
処方されているので、対策は出来ていますが・・・
やはり再発治療でエンドレスな
ステロイド剤の必要な抗がん剤を
受けるのは不安です。

ステロイド薬の誕生で
世界中で
昔だったら絶望的だったような
事故や火傷、手術での
実に多くの人の生命が救われていて
本当に素晴らしい
画期的なお薬だと思いますが
その万能さゆえに
未知の部分も多いと思います。

それにステロイドに関しては他に
最近、特発性ステロイド性骨壊死症というものが
問題になっているそうです。
大量投与に関連して起こる疾患。
多くは大腿骨頭に壊死が生じるが、
大腿骨頭に壊死上腕大腿骨頭や、大腿骨遠位端、
脛骨近位端などにもでることがあるそうです。
治療は長期間に及ぶこともあり、
医療経済学的に問題が大きい。
また、青・壮年期に好発して
労働能力を著しく低下させることから
労働経済学的にも大きな損失を生じる。
患者のQOLに大きな影響を与えるため、
いま、厚生労働省の難病支援で
急速に問題視されているそうです。
(公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター 難病情報より)

ある経験者の体験談では
生命に危機のある
急性疾患の入院で一度に350mgもの
ステロイドを大量投与を受けました。
命に関わる救急だったので仕方が
なかったそうですが
その後、手・足・こむら返しや
筋力の低下がひどくなり
急速に筋力が低下して行きます
腰の付け根が痛くなり
足に力がかからなくなり
毎日びっこの状態になり
徐々に運動やマッサージでも治らず
レントゲン・MRIなどの検査で
股関節頭部に壊死のところがあるとの
診断を受けたそうです。
黒く写っているところが壊死している場所だそうです
これはステロイドの副作用で
両足の大腿骨頭部が壊死に罹っていたそうです。

ステロイドとコレストロールの因果関係_e0028056_10143813.png

何か怖いですよね・・・・・・
このような症状に対応出来る整形外科のある
病院も徐々に増えているそうですが・・・・・

乳がんは化学療法でも
ドセタキセルの時は
吐き気止めでステロイドを投与しますが
それは吐き気止め5-HT3受容体拮抗薬
グラニセトロン3mgとブレンドした
デキサート3.3mgなので、まだ少量?
でも注射液3.3mg 1ml 3Aというのは
3.3×3本分という事でしょうか?
それなら9.9mg?
今回で7回目の投与なので累計69.3mg
まだまだ大丈夫でしょうか?
でもこの量の単位自体も
素人の私たちにはよく分かりません。
形式的にレシピをもらっても、
専門的な記号に関しては調べても
なかなか分からないので・・・不安
安全のための上限というのは
ある程度決まっているそうなので
大丈夫とは思いますが
蓄積されると長期間での累計は
大容量にならないか不安です。
また、既に自然に人体の中で作られている
ステロイドホルモンとの因果関係はどうなのでしょう?
きっと専門家でもまだ解明されていないことが
多いのではないでしょうか・・・
乳がんの骨転移と呼ばれているものにも
こういったステロイドの副作用の蓄積が
関連している可能性も危惧されます・・・(^_^;)

私は働くことも好きだし
ミーハーで遊ぶことも好きなので
すぐに気分転換しちゃいますが・・・
こんな事ばかり考えていると
うつ病にもなってしまいそうです(^_^;)
でも闘病中の人はみんな多かれ少なかれ
そんな精神状態を何度も経験するのですよね。

4クールとか6クールとか
ハッキリ決まっていればいいですが
長期間になってくると・・・・・
他の選択肢を選びたくなります。
しかしホルモン療法も耐性があったり
限界があるようなので
それでだめなら緩和ケアへなんて
言われたり・・・・・・・・・・
段々納得いくまで話し合えなくなってくると
ドクターショッピングや・・・・・・
まだ病院に行ける人は良いけれど
閉じこもり病人もどんどん増えてしまうのでは?
がん難民の増加は必至なのかもしれません(^_^;)
(ひと事みたいに言っていますが深刻な問題ですよね)

またハーセプチンを危惧するのも
術後療法で心毒性のある
アントラサイクリン系の抗腫瘍性抗生物質製剤
エピルビシンの投与を受け
(アントラの中では比較的心毒性がマシらしいですが)
無治療になる前の2年ほどにアロマターゼ阻害剤の
フェマーラを飲んでいるので、
更に心毒性のあるハーセプチンの投与は
ちょっと心配です。
そこに悪玉コレステロールを上昇させる
ステロイドを大量投与し続けるのは
やはり怖いのです。

★【ステロイド薬による脂質異常症の特徴】
ステロイド薬による脂質異常症の特徴は、
悪玉といわれるLDLコレステロールと
トリグリセリド(中性脂肪)が増えること。
さらに、善玉のHDLコレステロールも増えやすいのですが、
なぜ増えるのかについては、まだはっきりわかっていません 。
ただ、ステロイド薬を服用したからといって、すぐさま急激に、
血中のコレステロールや中性脂肪が多くなるわけではありません。
ステロイドを大量に服用すると、2~4週間ほどで、
徐々に血中のコレステロール濃度が上昇するといわれています。
こうした脂質異常症から、さらに動脈硬化、
心筋梗塞の危険性がいわれるのは、実際の例があるためです。

たとえば、全身性エリテマトーデス(SLE)という全身に
原因不明の炎症が起こる病気で、
大量のステロイド薬で治療をした若い女性、36人の症例です。
心臓を動かす筋肉に酸素を運ぶ役目をする血管、
それを冠動脈(かんどうみゃく)というんですが、
42%の患者で冠動脈に動脈硬化の跡がみられたこと。
さらにその半数で心筋梗塞を確認したことなどが、
1975年に報告されています 。

コレステロールの種類によっては、
血中での濃度が高いことが望ましいものもあることから、
2007年以降、「高脂血症」という名前を
「脂質異常症」に改めるようになったそうです。
ただし、「高脂血症」という名前自体がなくなったわけではないので、
病院や薬局で「高脂血症」と診断されたり、
「高脂血症のお薬です」と説明を受けるかもしれません。

私も現在内科で処方されるリバロという
血中のコレストロールを抑える薬を服用しています。

【脂質異常症の3つのタイプ】
脂質異常症には、3つのタイプがあります。
1) LDLコレステロールが多いタイプ(高LDLコレステロール血症 140mg/dL以上)
2) HDLコレステロールが少ないタイプ(低HDLコレステロール血症 40mg/dL以下)
3) 中性脂肪が多いタイプ(高トリグリセライド血症 150mg/dl以上)
LDLは、低比重リポタンパク(Low Density Lipoprotein)のこと。
対して、HDLというのが、高比重リポタンパク(High Density Lipoprotein)のこと。

よく「悪玉コレステロール」といわれるのがLDLコレステロールで、
「善玉コレステロール」といわれるのがHDLコレステロールです。
LDLコレステロール:HDLコレステロール
コレステロールを運ぶLDL、回収するHDL
たとえるなら、LDLは運び屋のコレステロールです。
肝臓から血液中に運ばれるコレステロールを、
LDLコレステロールとよぶんですね。
しかし、どんどんコレステロールが運ばれて血管にたまってしまうと、
動脈の壁にへばりつき、動脈が厚く硬くなってしまいます。
これが動脈硬化といわれる状態。
LDLコレステロール:動脈硬化
この動脈硬化をうまく解消してくれるのが、HDLコレステロール。

運び屋のLDLに対して、HDLは掃除屋のようなコレステロールです。
HDLコレステロールは、血管にたまったコレステロールを
回収して肝臓に戻してくれます。
このバランスが保たれるから、健康な血管が維持できるんですね。

逆にいうと、このバランスが崩れた状態が脂質異常症であって、
そのまま放っておくと動脈硬化になってしまうわけです。

中性脂肪は?
中性脂肪は、それそのものが動脈硬化の原因にはなりません。
しかし、中性脂肪が多いと、回収役のHDLコレステロールが減って、
LDLコレステロールが増えやすくなります。
つまり、中性脂肪が間接的に、動脈硬化の原因になってしまうそうです。

私は幸い中性脂肪は標準値です。

【対策はどうすればいいのか?】

脂質異常症の予防は、食事内容に気をつけることが基本です。
● コレステロールの多い食品、脂っこい食事を少なくする
これはすごく気を付けていて
出来るだけ悪玉コレステロールを
減らすような食生活を心がけています

●食事の総エネルギー量を制限する、摂取カロリーをおさえる
上記と共に気を付けています。

この2つとさらに、
禁煙、適度な運動など、生活習慣を改善しても、
なかなか効果が得られない場合には
脂質異常症の治療薬を使うということのようです。

治療薬は、相互作用や副作用に注意
一般的には、LDLコレステロールを下げる目的で、
スタチン系のHMG-CoA還元酵素阻害薬(商品名:リバロ、クレストールなど)。
中性脂肪を下げる目的で、フィブラート系の薬がおもに使われます。
そのほか、コレステロール吸収をおさえるのを目的として、
陰イオン交換樹脂やプロブコールなども使ったりします。
ただし、こうした治療薬には、たがいの薬が影響しあう相互作用や
副作用があるので、お医者さんの説明をよく聞いた上で、
治療を進めることが重要だそうです。

今は抗がん剤の副作用で
足腰が痛いので、リバロを飲むと
ミオパーチ―みたいになって
増々痛いので
最近リバロはあまり飲めていません。

乳がんを抑えるために夢中になっていると
知らない内に心臓疾患など大腿骨頭壊死などの
別の病気になる準備をしているようで
不安がぬぐえません。
高額な治療費を払って
新しい病気の因子を潜在的に
作ってしまっていると考えると・・・
因果関係の堂々巡りに陥ります。

誰もどうなっても自分の代わりには
なってくれないんですものね・・・・・・・・
みんな立場も違うから
頼っているだけでは
自分を守れないんだろうけど

医療の分野は専門的すぎて
少々勉強しても
生半可な受け売り知識では
何も語れないし、判断することも難しい。
日々勉強され続けている医療者でも
繁忙な臨床に携わられていると
目前の事務的な処理だけでも
多くの労力と精神力を消耗されていることと思う。

病気との気長な共存のためには
盲目的な依存心に
陥らないように・・・・・・

sigh・・・・・・・

でもあまり考えすぎないように・・・

考えが堂々巡りを始めると
もうパッと理屈は捨てて
左脳は停止!
右脳の働きを活発にして
楽しいこと、素敵なこと
音楽、アート、自然、ガーデニング
とにかく気分転換!

でも、段々と行動範囲も限られて
最低限の自分の仕事をこなすにも
これまでの倍手間がかかり
気が付くとアッという間に時間が過ぎ
出かけることもままならないのが
現状です。

出かける時は朝から
気合を入れて
気に入らなくてもさっさと身ずくろいをして
痛みどめをを飲んで
エイッ!って
出かけねばなりません。

人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

by sky

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