おしゃべりねこ (original) (raw)
これの世に に追加
10月18日
名前のはなしに追加。私がうまれたとき、両親は、「書きやすく、読みやすく、呼びやすい名」を、という方針で選んで名付けたのだという。有難かったとおもう。妹や弟もみなその方針で命名してもらった。
最近、新聞に、お悔みと誕生が載るとき、名付けのほうにどうしてそう読めるのか、と思う名がよくあるのは、好きでない。ただ難しい文字、というのとはちがう、この字がどうしてそう読める?と言うような、勝手なルビがついていることが、よくあるから。文字というものに対する知識も感覚も足りないのだ、と言いたい。大体、どうしてこの字がそう読める?と言うような名を持ち込まれたとき、黙ってそのまま受け付けるのが・・間違っていると言いたい。まあ、親が名付けてきたのを、役場の職員がクレームもつけられないだろうし。彼ら自身もそういう名前なのかも知れないし。なあ。
中学校の国語の時間に、短歌が出てくるあたりになると、講師に呼ばれて、生徒の作品を張りだして添削して見せたりした。上手ではなくても、オー、と思うような若い感覚が出ていて、見るのがたのしかった。
それがだんだん、ハシにもボーにもかからない、とうてい歌とはいえないようなものに変化していったのと、きらきらネームとかいわれる、私に言わせればへんてこな、名がふえたのと同時進行、した。そのうちに、教科書に短歌が載らなくなったのか、お呼びがかからなくなって、なんだかほっとした。ほっとしたけど、国語の勉強、ということからしたら、大いなる・・・進歩ならぬ退步?だった。しょうがない。オラ知らね。
by buribushi | 2024-10-18 23:15 |Comments(4)
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