話題に上ることが全てです (original) (raw)

「検討を重ねた結果◯◯に決定しました」
「慎重に審議をした結果◯◯に決定しました」
こんな風に言われると神妙に受けとめますが、
事実としても言い回しとしても当然のことです。

数多ある候補が公平に見られているのか、
自分が支持していた◯◯が話題に上ったのか?
検討や審議の対象になったのかどうか?
それがいちばん大きな問題点です。

一般に議題や注目候補にならなければ、
スタート地点に立てていないわけで、
賛否を問う前に存在すら認知されていません。
その会議の参加者の良心と公平性が全てです。

中には大した実力がないにも関わらず、
近い関係の人物を推すジャッジがいれば、
格上や座長のジャッジを忖度して保身を図り、
自分の推したい存在を取下げる、
そんなジャッジもいるでしょう。

上層の会議では、自分の部署の功績が、
部下の努力があったからにも関わらず、
その部署の長が手柄を独占し、
頑張った部下はいつまで経っても、
陽の目を見ないことがあります。
その部署の長の人間性は大きな問題です。

つい最近までトランプ元大統領の、
政策面ではなく人間性について批判がなされ、
”もしトラ”と揶揄されていました。しかし、
昨日の銃撃事件で見られ方が変わりました。

トランプ元大統領は何も変わっていません。
ただ圧倒的な支持がさらに高まったとされ、
揶揄することなどできなくなりました。
日本の欧米至上主義など身勝手なものです。

日本の現状や未来を見た場合かなり良くない。
スリードを覆い隠すように日々上がる話題。
最近特に取り上げられる話題があります。
嘗てはそれほど取り上げらていませんでした。

①皇室公務の話題
②登山者批判も含めた富士山のリスペクト
③外国人によるの日本の賞賛

これらは日本の印象を高める意識を生みます。
裏を返せば日本の現状が良くないために、
象徴的存在の文化価値がより高いように意識させ、
ネガティヴな社会をカムフラージュしています。

この想像は単なる妄想かとも思いました。
そこでのらりくらりと嗜められるつもりで、
チャットGPTに聞いてみました。
そしたら思わぬ答が返ってきました。

社会的なネガティブな問題から目を逸らさせるために、
メディアが皇族や富士山、外国人の日本好きを取り上げることがあるという指摘は、
一部の批評家やメディア研究者からもされています。
このような戦略は「ディストラクション」や「ディヴァージョン」と呼ばれ、
以下のような要素が関わっています。

1. ポジティブな報道の増加: 社会的な問題が多い時期には、
ポジティブなニュースを増やすことで、
国民の関心をそちらに向ける効果があります。
皇族の慶事や富士山の美しさ、外国人が日本を称賛する話題は、
特にその役割を果たすことができます。

2. メディアの役割: メディアは視聴率や販売部数を重視するため、
読者や視聴者が関心を持ちやすい話題を提供する傾向があります。
皇族や富士山、外国人の日本好きといったテーマは、
多くの人にとって興味深く、感情的にポジティブな反応を引き出しやすいです。

3. 政府や企業の影響: 一部の政府や企業は、
自分たちに不利なニュースや批判を避けるために、
メディアに対してポジティブなニュースを増やすように圧力をかけることがあります。
これにより、国民の注意をそらすことができます。

4. 社会の心理的安定: ネガティブなニュースが続くと、
社会全体の心理的な安定が揺らぐ可能性があります。
そのため、バランスを取るために意図的に、
ポジティブなニュースを取り上げることがあるかもしれません。

これらの理由から、メディアが皇族や富士山、外国人の日本好きを取り上げることで、
社会的なネガティブな問題から一時的に目を逸らさせる効果があると言えるでしょう。
しかし、これが意図的な戦略であるかどうかはケースバイケースであり、
メディアの倫理や報道の自由にも関わる複雑な問題です。

全体の文脈から考えても、
今回は見事に考えが合いました。
今のメディアは話題の選択が極端です。
その極端さが問題を逸らせていると感じます。