Capu-photo Digital photographic Laboratory (original) (raw)

「冬山惨淡而如睡」

「冬山惨淡(さんたん)として眠るが如し」、四時山 郭熙(かくき)とも
漢詩集「臥遊録」が出典とも言われているが、その辺のところは専門家に
お任せするとして、意味としては冬の山の静まり返ったようすを言う。

その山肌は、まだ「秋山明浄而如粧」 秋山明浄(めいじょう)にして粧うが如く
という風情も無きにしもあらずだが、冬を前に厳しさを見せるその色合いに
敢えて、「冬山惨淡而如睡」というタイトルにした。

難しい事はさておき。

「冬山惨淡而如睡」_a0141586_818350.jpg

好みの分かれるであろうこの1枚、これを撮るが為にこの地に赴いた。
本来写真とはタイトルさえも必要無いのかもしれない、そこから個々が想いを
馳せるのは自由だからだ、縛る必要は無いのかも・・・・・

って、余計な事を書くのも無粋だが(苦笑)
ネットの制約で小さな画像で申し訳ない、本来の大きさ、それもプリントで
見てもらいたい写真なのだ。

風にそよぐススキ

標高1500mm、この峠は大きな木々が無く、ただ熊笹とススキと
まばらな木立で構成されている。
大きな林は存在せず、遠目に見れば高原にも見える峠からの
眼下には山々に杉の木立に紅葉があり蒼く煙っていた。

風にそよぐススキ_a0141586_7584225.jpg

うねるような谷の間を車で登って来たことになるが、舗装は
されていても落石は多く離合するポイントも少ない、おまけに
いたるところに滝があり、その清冽な水は路面を濡らしながら
谷に落ちていく。
香川だとありえない程の水量に羨ましく思いながらも、舗装面に
流れ出た土と水、そして枯れ葉でまるでダートだった(泣)
しかし峠の頂上の空気は澄んで気持ちがいい・・・が、寒いから
さっそく目的の方向にカメラを向ける。

風にそよぐススキ_a0141586_7591373.jpg

ススキを入れながら撮った向かいの山々・・・・
小さな画像で分かりづらくて申し訳ない、でもその山の特異な
光景は伝わると思う。
今回のメインはこの山の景色なのだ、更に構図を絞って撮影を
続けたのだが一押しの写真は明日に(爆)

引っ張るなって?(爆)

いや、ホントに大変だった今回の行程、ちょっとは引っ張らないと
やってられないしネタも無いのだ(核爆)

販売作品 瀬戸内海 カラー

販売作品はプリントのみ、A3、A4で承っております。

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