Capu-photo Digital photographic Laboratory (original) (raw)
「冬山惨淡而如睡」
「冬山惨淡(さんたん)として眠るが如し」、四時山 郭熙(かくき)とも
漢詩集「臥遊録」が出典とも言われているが、その辺のところは専門家に
お任せするとして、意味としては冬の山の静まり返ったようすを言う。
その山肌は、まだ「秋山明浄而如粧」 秋山明浄(めいじょう)にして粧うが如く
という風情も無きにしもあらずだが、冬を前に厳しさを見せるその色合いに
敢えて、「冬山惨淡而如睡」というタイトルにした。
難しい事はさておき。
好みの分かれるであろうこの1枚、これを撮るが為にこの地に赴いた。
本来写真とはタイトルさえも必要無いのかもしれない、そこから個々が想いを
馳せるのは自由だからだ、縛る必要は無いのかも・・・・・
って、余計な事を書くのも無粋だが(苦笑)
ネットの制約で小さな画像で申し訳ない、本来の大きさ、それもプリントで
見てもらいたい写真なのだ。
風にそよぐススキ
標高1500mm、この峠は大きな木々が無く、ただ熊笹とススキと
まばらな木立で構成されている。
大きな林は存在せず、遠目に見れば高原にも見える峠からの
眼下には山々に杉の木立に紅葉があり蒼く煙っていた。
うねるような谷の間を車で登って来たことになるが、舗装は
されていても落石は多く離合するポイントも少ない、おまけに
いたるところに滝があり、その清冽な水は路面を濡らしながら
谷に落ちていく。
香川だとありえない程の水量に羨ましく思いながらも、舗装面に
流れ出た土と水、そして枯れ葉でまるでダートだった(泣)
しかし峠の頂上の空気は澄んで気持ちがいい・・・が、寒いから
さっそく目的の方向にカメラを向ける。
ススキを入れながら撮った向かいの山々・・・・
小さな画像で分かりづらくて申し訳ない、でもその山の特異な
光景は伝わると思う。
今回のメインはこの山の景色なのだ、更に構図を絞って撮影を
続けたのだが一押しの写真は明日に(爆)
引っ張るなって?(爆)
いや、ホントに大変だった今回の行程、ちょっとは引っ張らないと
やってられないしネタも無いのだ(核爆)
販売作品 瀬戸内海 カラー
販売作品はプリントのみ、A3、A4で承っております。
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販売作品 瀬戸内海 モノクロ
販売作品はプリントのみ、A3、A4で承っております。
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