【BMW新型M5】「727馬力PHEV化!」フルモデルチェンジ日本発売!2024年10月2日「5シリーズ」新モデル追加! (original) (raw)

BMWが新世代「5シリーズ」のハイパフォーマンスモデルとなる「M5」のフルモデルチェンジ日本発売を2024年10月2日に発表しました。

新モデルにより魅力をアップしたBMW新型5シリーズについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

▼この記事の目次

【最新情報】日本独自仕様も!BMW「新型M5」フルモデルチェンジ日本発売!

▼BMW新型M5の画像

BMW5シリーズは、ブランドの上級モデルとしてラインナップされ、最新鋭の装備や質感の高い素材などが人気に。8代目の現行モデルは、日本で2023年7月に発売されていました。

追加設定された「M5」はシリーズの最上位モデルとなり、パワートレインにはV型8気筒4.4Lツインターボエンジンと8速トランスミッション、4WD、プラグインハイブリッドシステムを搭載。

プラグインハイブリッドシステムは、システム合計で727ps/102.0kgmの高出力を発揮し、22.1kWhのバッテリーにより欧州値約70kmのEV航続距離を確保。

車体は、通常の5シリーズよりフロントで+75mm、リアで+48mmとされ、走行性能を向上。

▼新型M5 Touringの画像

ボディタイプには海外で、過去のM5にラインナップされていたワゴン「M5ツーリング」も復活設定されています。

また、新型M5では「ブーストコントロール」システムを導入し、左側のパドルシフター引き続けることで、車両システムのすべてを瞬時に最もレーシーな状態にすることができるように。

4WDシステムは、後輪駆動の状態を選択できるほか、アクティブMディファレンシャルにより左右の駆動力も最適化。

シャシーは、専用のエンジンとトランスミッションのマウント、軽量のアルミニウムサスペンションアーム、フロント16インチ(406mm)、リア15.7インチ(399mm)の大型ブレーキシステムにより強化。

日本仕様では独自に、30kgの軽量化を実現するカーボン製ルーフやBMW Individualレザー・メリノ・シート、アルカンターラ・ヘッドライナー、Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム、アクティブ・シート・ベンチレーション(前席)、4ゾーン・エアコンディショニングを標準装備しながら、前モデルから据え置きとなる19,980,000円の戦略価格設定とされています。

▼BMW新型M5の動画

▼BMW7シリーズ

【新型7シリーズ】「i7 M70 / eDrive50」日本発売!最新情報、EV、燃費、価格は?

BMW新型5シリーズの【変更点まとめ】

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▼BMW新型5シリーズの変更点

▽2024年2月の変更点

▽2023年7月フルモデルチェンジ時の変更点

洗練!BMW新型5シリーズの外装(エクステリア)デザイン

▼新型5シリーズの画像

▼参考:5シリーズ(前モデル)

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BMW新型5シリーズの外装には、存在感をアップした最新のデザインが採用されています。

▼新型i5の画像

電気自動車モデルの「i5」では、専用のホイールやバッジ、グリルを採用することで、内燃機関モデルと差別化。

新型5シリーズでは、内燃機関と電気自動車の両モデルのCピラーに「5」のロゴが採用され個性をアップ。

▼新型5シリーズツーリングの画像

また、ボディタイプには、ワゴンモデルとなる「5シリーズツーリング」が設定されています。

大型化!BMW新型5シリーズのボディサイズは?

▼BMW新型5シリーズのボディサイズ

BMW新型5シリーズは、新世代となりロングホイールベースモデルに統一されていた上位モデル「7シリーズ」にあわせ、ボディサイズが拡大されています。

ボディタイプにはセダンのほか、ワゴン「5シリーズツーリング」が設定されていますが、ボディサイズはセダンと共通となっています。

最新装備!BMW新型5シリーズの内装(インテリア)デザイン

▼新型5シリーズの画像

BMW新型5シリーズの内装には新世代の装備が採用され、質感と使い勝手が高められています。

装備には最新の「BMW iDrive」を搭載し、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを採用。

「BMW iDrive」は、運転席側に機能アイコンを縦に並べた再設計されたホーム画面を備え、「QuickSelect」機能により、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるように。

また、初採用されるAirConsoleプラットフォームにより、車両が停止している際、スマートフォンをコントローラーとして、14.9インチのセンターディスプレイを使用しての対戦型ゲームのプレイにも対応。

Apple CarPlayやSpotifyへの対応、「OK, BMW」と話し掛けることによる車両の操作、目的地の設定、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信できるようにすることで、利便性を向上。

加えて、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除、エンジンの始動もできるように。

ルーフには、スライド&チルトムーンルーフのほか、ルーフ全体に広がるフルパノラミックルーフも設定。

電動テールゲートが装備されるラゲッジスペースはワゴンの5シリーズツーリングで通常時570L、リアシートを倒すことで最大1700Lを利用できるようになっています。

多彩!BMW新型5シリーズのパワートレインとスペックは?

▼BMW新型5シリーズのパワートレインとスペック

▽内燃機関モデル

▽電気自動車

▽海外仕様

BMW新型5シリーズには、ガソリン、ディーゼル、EVと、多彩なパワートレインが搭載されています。

ガソリンとディーゼルエンジンには、最新の48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで走行性能をアップしながら環境性能を向上。

電気自動車モデル「i5」は、BMW内で第5世代と呼ばれる最新電動パワートレインを搭載。

第5世代電動パワートレインは、希土類を原材料に使用せず、高い走行性能を獲得しています。

その他、新型5シリーズでは、センシングと同時に最短時間で直接制御されるホイールスリップテクノロジー、統合ブレーキシステム、可変ステアリングレシオを備えたスポーツステアリングが全車標準装備され、4輪操舵を可能とするインテグレーテッド・アクティブステアリングと電子制御のショックアブソーバーを備えたアダプティブサスペンションをBMW i5に標準装備、他モデルにオプション設定。

MパフォーマンスモデルのBMW i5 M60 xDriveには、さらにアクティブロールコントロール機能を備えた電子制御スタビライザーを含むアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルが標準装備され、ダイナミックな走行性能と快適な乗り心地が両立されています。

BMW新型5シリーズを試乗動画でチェック!

走り両立!BMW新型5シリーズの燃費は?

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▼BMW新型5シリーズの燃費(欧州値)

BMW新型5シリーズは、最新のパワートレインを採用することで、ボディサイズを拡大しながらも良好な燃費が確保されています。

前モデルはディーゼル車で15.0km/Lとされていましたが、新型5シリーズは欧州値で約約17.8km/L~19.6km/Lとされています。

▼参考:5シリーズ(前モデル)の燃費

充実!BMW新型5シリーズの安全装備は?

BMW新型5シリーズには、ブランドの最新システムが搭載されています。

システムには「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を採用し、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態に限り、ステアリングから手を離して走行が可能に。

また、標準装備されるパーキングアシスト・プロフェッショナルでは、時速35km以下で車両が直前に前進したルート最大200mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバースアシスト・プロフェッショナル機能を採用。

さらに、新型5シリーズでは駐車時に、ステアリング、アクセル、ブレーキ操作が一切不要な「パーキングサポート・プロフェッショナル」や、駐車スペースの幅が狭い場合にドライバーが下車し、車外よりスマートフォンでコントロールすることができる「リモートパーキング」機能も利用できるようになっています。

798万円から!BMW新型5シリーズの価格は?

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▼BMW新型5シリーズの価格

▽ガソリン

▽ディーゼル

▽電気自動車

BMW新型5シリーズの価格は、798万円からとされています。

ワゴン「5シリーズツーリング」は、セダンの同グレードとの比較で42万円~52万円のアップとなっています。

いつ?BMW新型5シリーズの発売日は?

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BMW5シリーズに追加設定された「M5」は、2024年6月26日にワールドプレミアされ、日本で2024年10月2日に発売されました。

BMWは主力モデルである5シリーズのラインナップを拡大することで、よりブランド力をアップしていきたい考えです。

BMW5シリーズを「おさらい」

▼BMW5シリーズ(初代)

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BMW5シリーズ(BMW 5 Series)は、初代が1972年に登場したブランドのEセグメントモデルです。

初代はそれまで製造されていたBMW「1800」「2000」の後継モデルとして制作され、パワートレインに2Lから3Lのガソリンエンジンを搭載し、最高175馬力を出力。

▼BMW5シリーズ(2代目)

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▼BMW M5(2代目ベース)

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2代目では、3.5Lエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載するハイパフォーマンスモデル「M5」を設定。

最高出力は286馬力、最高速度は250km/hにも達し、当時世界最速の4ドアサルーンとなりました。

▼BMW5シリーズ(3代目)

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1988年に登場した3代目では、前モデルでライバルに譲っていた空力性能が大幅に改善され、空気抵抗係数(Cd値)は0.30を達成。

▼BMW5シリーズ(4代目)

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1996年の4代目ではスタイルを大幅に変更し、デザインはBMWのデザイナーである永島譲二氏が担当。

トラクションコントロールや横滑り防止機能、最高10個のエアバッグを採用するなど、安全性が強化されました。

▼BMW5シリーズ(5代目)

BMW E60 525i M-Sport Alpinweiß.JPG

5代目ではボディサイズが拡大されましたが、車重のアップを抑えるためにフロント部分にアルミ素材を採用。

走行システムには「アクティブステアリング」と呼ばれる可変ギアレシオパワーステアリングが搭載され、トランスミッションには新開発された6速ATがすべてのエンジンに組み合わせられました。

▼BMW5シリーズ(6代目)

BMW 530d M-Sportpaket (F10) – Frontansicht, 1. September 2013, Münster.jpg

2009年には発表された6代目では、ボディタイプに5ドアハッチバックモデルとなる5シリーズグランツーリスモを新設定。

セダンに近いスタイルながら、広いラゲッジスペースによる使い勝手がアピールされました。

▼BMW5シリーズ(7代目)

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前モデルの7代目は2017年に登場し、アルミニウムや超高張力鋼板などの使用範囲を拡大することで前モデルから最大100kg軽量化。

5ドアハッチバックの5シリーズグランツーリスモはフルモデルチェンジにあわせ、6シリーズグランツーリスモに変更。

ハイパフォーマンスモデルのM5には初めて4輪駆動が採用され、完全後輪駆動への切り替えにも対応することでマシンコントロールを楽しむこともできるようになりました。

新型BMW5シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!