High on Life (original) (raw)

今日は在宅勤務で朝ウォーキングをしようと思っていたが、トップチューブバッグを検索しているうちに時間がなくなってしまった><

上腕加圧体操と体幹トレはしっかりやってお仕事時間のスタート。週末に慌てないよう、昼休みにタイヤ交換。ツルふくまでbontrager R3で走って、おきなわに向けてP-ZERO RACEに履き替える予定だったので。せっかくだしリムテープも交換してスッキリ。チューブはライトブチルで何ともないのでそのまま再利用。このタイヤちょっと精悍な感じになるなぁ。

それにしても新品時からタイヤレバー使わずに嵌められるなんて素晴らしいし。しなやかなんだろうか?走るのが楽しみだ。

夕方肩の注射へ。注射効かないねぇということで、次回から理学療法士のリハビリを追加することに。あまり期待してないけど、何事も経験が大事だということで、どういうことが行われるのか知っておいて損はないだろう。一方で一昨日の整体で先生に言われた腰からの作用。これは信憑性あって、今日仕事の休憩にストレッチポールを腰に当て寝転んでグリグリやっていたら、肩、腕の痛みが和らぐ感じがあった。外傷がきっかけでもない限り、いろんな神経が集中している背中の下部へのアプローチは効くようだ。腰への刺激、注射、リハビリ、何でも藁にもすがる思いでやるのだこの際!

夕食はちょっと良いお肉。家の建て替え時仮住まいしていたマンション近くにできたスーパーが、良い素材をそんなに高くない値段で買えるようだというので行ってみた。陳列の仕方も感心したし、確かに素材が豊富に並ぶ。家内に言わせれば値段も良心的だそうで、ちょっと遠いけどこれから頻繁に行くことになりそうだ。で、焼肉。柔らかくて美味しかったし、歳をとるほど牛肉を食べろと言うし、確かに食べると元気が出る。鶏肉は若者の食べ物である。夕飯後のZWIFTで久しぶりにYumiさんと対等に走れたのは、きっと牛さんのお陰。

Maria さんで35分、Yumiさんで40分。

75m54s NP177w ave172w 138/158bpm w/HR1.24 TSS90/CTL78/TSB-17

火曜日は完全レストとして、夕方から整体に行き、ついでにゆららの湯で湯治。帰りにビールと日本酒買って、体も心もフルレスト。必要悪だな。それでもなかなかツルふくの疲れ抜けないのが歳を感じさせ辛いところ。

ツルふく明けの月曜朝の体重が2キロ戻っていたのは予想通り。エイドでもゴールでも家帰ってからも食べたからなぁ。それも必要悪。炭水化物まみれだったからヤバイな。体に定着しないうちに落とさないと。

今日は夕食後練習再開。五十肩酷くなってきたので、できない動きが出てきたが、やれる範囲で上腕加圧の首型体操。バランスボール、プランクレッグレイズ、背筋やってZWIFT。なんせ軽くクルクルクルクルしたくて、R.G.VのMiguelさんへ。全然楽じゃないので、やはり疲れ残っている。15分経過してCocoさんへ遷移してみるが、全然付いていけない。付いて行けないのではなく力が入らないのだ。すぐにMiguelさんへ戻って70分過ぎまでクルクル。それはそれでいいと思うが、疲れが残り過ぎ。

77m39s NP150w ave142w TSS66/CTL78/TSB-18

そういえばEDGE 540 のバッテリー随分ともったなぁと先日感激。ツルふくでは、GPSフル精細、コースマップ起動、接続デバイスは、WAHOO PowerLink、GARMIN VARIA、SHIMANO Di2、DUAL HRMで、稼働時間9時間12分ほど。これでバッテリー残量は65%だった。これなら自走ビワイチも安心だ。フロントデイライトも問題なく。EDGE 500とか520の時は自走ビワイチ危なかったし、隔世の感。

で、STRAVAで作ってEDGEに入れたコースマップも完璧だった。マップ画面出っ放しだと思っていたら、曲がり角が近づいたらマップ画面が現れて、曲がったらすぐに元の画面に戻る。頻繁に画面切り替えしないといけないと思っていただけに、感激だった。これなら知らない道をコースに組み込んでも安心して走っていける。

ツーのと、ツルふくと距離を伸ばしたので、流れで沖縄対策練始めないと。ツルふくで初めて通ったメタセコイヤ並木道から鯖街道経由の琵琶湖北湖ノンストップ157キロをSTRAVAで作ってみた。

www.strava.com

登り少なめだけど、時間耐性強化にいいコース。ピエリ守山発着で5時間くらいか?おきなわ市民140キロよりちょっと長めの時間になるのでちょうど良い。ボトルが空になったら止まらざるを得ないけど、補給食は持った分で走れる時間だ。五十肩で右腰のポケットについに手が届かなくなったので、トップフレーム用の弁当箱買おうかな。

https://rockbros.jp/products/rockbros-30120080001-30120081001?variant=44898009088226

コーヒータイムに調べてみた。これは良さげ。

フラスクとかジェルを裸でトップチューブに付けれるゴムストラップみたいなのがあれば1番いいが。ポケット付きレーパンも良いけど、走る機能がちゃんとしているブランドのものだと高いしなぁ。

元々”グランフォンド福井”っていう名前だった頃、出てみようかなって思ったことあるけど、その後しばらく音沙汰なかったので忘れていたイヴェント。コースをよく見るとなかなか素晴らしいじゃないかっ!って思ってエントリー。結構な苦しみを味わえる距離に、琵琶湖と若狭湾の絶景を堪能でき、最初と最後に激坂があり、間は平坦基調でグループライドを楽しめ、エイドでは越前や若狭の味が楽しめる素晴らしいイヴェントだった。行くまでや、温泉、宿泊も含めてまたあったら出たいと思わせる、魅力たっぷりのイヴェントを前日から振り返り書き残しておく。

金曜日は早く帰れなかったので、土曜朝いつも通りの時間に起き出して淡々と準備を進める。バイク積み込みで予想通り何箇所か蚊に刺されたのが鬱陶しかったが、段取りよく準備完了。少し予定より早いが、何事も前倒しに幸有りと、9時前に出発。

ツーのと同様、北陸道に入った途端工事渋滞にハマるが、時間調整にはちょうど良かったくらい。木之本ICで降り余呉湖方面へ。調べておいた焼き鯖寿司の三太郎に、早めのお昼にちょうどいい時間で到着。鯖寿司とビワマスの寿司を買って店内で食べる。マスは勿論食べたことはあるけど、ビワマスは記憶では初体験。淡白で美味しかった。鯖寿司は油が乗って最初は美味しかったが、合わせて9巻は量が多くて最後はゲッホって感じに。

ここから今庄365スキー場へは25分と出たので、その後のことを考え余呉湖へ寄り道。少し南に戻って余呉湖へ到着。とても静かで美しい場所だった。

腹ごなしも兼ねて、静かな風景の中を少し歩く。風が気持ち良い。時間が止まっているような場所でとても良かった。

ここからまっすぐ北上し、明日スタート直後に上る栃ノ木峠のつづら折れを、いきなりこれ上るのか!?とビビりながら下りスキー場へ到着。入口にデンっとMAVICカーが鎮座しているのがイヴェントの力の入りようを感じさせ華やか。

受付時間前に出店ブースを回り、Madone Gen8 SLRに吸い寄せられるようにTREKのブースへ。フロントの剛性感たっぷりのサイズ感が後ろへいくに従い華奢な造形に変化していく様はさすがの美しさ。シートマストなんかプロが乗ったら折れるんじゃないかって思えるほどに薄く小さい。

当然の如く試乗。フラペなので何がどうのというのは全く分からないけど、ゲレンデの裾を少し上って降りてくる際に、フロントの剛性感だけは分かった気がする。速いのだろうなと。

キッチンカーのホットサンドにもMadoneと同じくらい食指が動いたが、鯖寿司とビワマスで腹一杯だったし減量中でもあるし我慢。受付を済ませて会場を後にする。

次の目的地は今回の宿泊地である温泉。どこで前泊するかに関しては、イヴェントエントリー直後から随分と考えて探した。敦賀だと少し遠い。越前だと高いし飲み過ぎてしまうしだいぶ遠い。武生まで通り過ぎてビジネスもなぁと。朝行くにはスタートが早過ぎるし、未経験の車中泊も勇気無し。何箇所も検索してみたが納得行かず、ビジネスホテルや料理旅館じゃ今回の遠征にはそぐわないような気もして、少し時間を置いて探し方を変えてみる。

変えてみると、町営の温泉に宿泊施設が併設されているような感じの場所が幾つか出てきた。そうだ、これだ。その中で一番近い場所は4月なのにフルブッキング!やられた、同じこと考える奴が先にいた。めげずに探していると、それまでGoogle マップに一度も出てこなかった場所がマップ上にふっと現れた。それが今回の宿泊地。いやぁ良かった、とても良かった。蓮の花の成分を煎じているという温泉はトロッとしていて気持ち良いし、部屋は広いし、食事も文句無し。こういう感じの施設って一昔前はあまり当たりはなかったけど、足元を見つめ直し地元をしっかり盛り上げようという機運が出始めてから、地方色を出してもてなしてくれる施設が増えてきた。いいところが探し出せてほんと良かった。ネット予約だと2人以上で1泊2食の予約しかできないところを、直接電話しイヴェント開始時間を話して交渉。朝食抜きでその分いくらか引いてくれて、架空の1人分を1500円で許してもらって予約完了。やっぱり何事も直接対話が大事。

朝からの前倒し行動で16時チェックインのところ14時30分に着いてしまい、駐車場でメットにゼッケン貼ったり、タイヤに空気入れたりしたのち、お願いして部屋に備え付けのタオルを先に出してもらって温泉に浸かる。良い、お湯がとても良い。トロッとしていて香りもある。サウナもあるし露天風呂もある。たっぷり汗を流して、15時50分チェックインさせてもらって部屋で缶ビールを1本、いや違った、少しケチって第3のビール。うまかった。

夜ご飯は予約時にあまり考えずに選択していたコース料理。200キロ走る前夜に食べるメニューじゃないなとニヤつきながらも箸が進む。地元感満載のお料理は全部美味しかったし、全部明日のエネルギーになると信じて平らげた。日本酒も混じり気なく飲み易く、朝にも全く残らなかったし。

早く寝ないといけないので、夕食は17時30分に開始してもらって、食後にもう一度軽く温泉。週末の疲れ満載で、行きの運転から眠くてしょうがなかったこともあり、気持ち良くなって20時にはバタンキューで眠りについた。午前1時トイレで起きるが、この時点で既に5時間睡眠を確保。最近4時間程度しか寝れない日が多いことを考えると奇跡。そうなると、レース前やイヴェント前によくある、”眠らなくてはっ!”という恐怖感から解放される。目覚ましを掛けた3時5分まで仮に眠れなくても良いし、ゴロゴロしていればいいと思っていると、またスーッと寝ていた。

2時58分に目が覚めたのでそのまま起床。それでも二度寝の部類に入るし多少だるさは感じるが、普段に比べれば十分スッキリ。ヴァームアスリート、青汁、ヨーグルトを順次摂取で、お腹が動き出した頃合いを見ておにぎり2個、こしあんぱん1個、インスタントコーヒー2杯で一旦補給完了。軽量化、歯磨き、腰にテーピング、レーパンにシャーミークリーム塗布して着替え、荷物をまとめて出発。なんと淡々とした進行か。こんなにすんなり進む前泊の朝は初めて。還暦を迎えて少しは鷹揚な精神状態を手に入れたか?いや、ただ昨日眠たかっただけだ。

予定より早めに出発できて、街灯のない真っ暗な道をゆっくり進む。約20分で今庄365スキー場に到着。既に多くの車が。テント泊のライダーも多かったろう。車の中でミニ粒アンパンをダメ押しで補給しながらのんびり。コナさんから既に駐車場到着のメッセージが入っているが、6年越しのキャップを渡さなければならないK合あつさんへは何度コールしても返事がない。最後のトイレを済ませて、バイクを組み立て、ギリギリまで粘ったが、やはり連絡付かず。ひょっとして来れなかった?なら仕方ないかと諦め、5時30分200キロコースの列に並ぶ。ウェーブスタートなので、最初の栃木峠で遅れるのを考慮してできるだけ前でスタートしたい。

オレンジのバルバ軍団の後ろにバイクを置くと、後ろにSNSで見慣れたジャージが。おきなわ210キロ大逃げでチャリダーに映りまくったT田さんにN出さん。初めましてのご挨拶。後ろの方にいるコナさんにも挨拶しに行き、ついでに写真撮ってもらってスタートを待つ。総勢1000人だというので、200キロには500人はいるのかもしれない。かなり前めが確保できたのでラッキー。

暗いし老眼でGARMIN EDGEの画面が見えないので、少々焦ってスタートボタンを早目に押しておくが、これが最終アヴェ礼司で28.9km/hとしてしまったかも?GARMINの自動停止をオンにしているにも関わらず、”平均時間”と”移動時間”の間に29分もズレがあって、多分スタート前のチョロチョロ移動や、エイドでのチョロチョロ移動が積算されてそうなったんだと思う。スタートと同時に押す、エイドではバイクを置く場所をすぐ決めて置く、それが大事だと悟る。最後の登りまではアヴェ礼司30キロ台だったので、劇坂終了時点で何とか29キロ台を確保したかった><。

さて、スタート位置がよく第2段目の集団でスタート。劇坂を降りて数人ずつのウェーブスタート。緩めの直登をそろそろと上って左折。直ぐに栃ノ木峠への5キロ弱の登坂。昨日車で降った時の印象よりも斜度が緩く感じれて助かった。つづら折れもありヒルクライムとしては気持ちいい部類。金太郎ジャージの後ろに付いて上るが中程ほんの少し勾配が上がったところで見送ってしまう。先が長いと、たかを括って出し惜しみする悪い癖が出てしまう。これが仇となり、前の方で出れたことも合わさってこの後苦労をすることに。少し無理して付いていくのが練習のはずなのに、いつも見送ってしまう。

いかんせん前に人数が少ないのだ。峠で人数も減らしたし、前方で集団化したところに入れなかったのが致命的。AEOLUS RSL51の威力で下りで後ろが開いてしまい、前の集団に近付けるかと思いきや、集団の力は偉大で少しずつ離れていく。下りと平坦と緩斜面の丘超えで余呉湖を越えて木之本まで続く道。予想外の単独走になってしまった。こりゃいかん、と後ろを気にしつつ進むと木之本手前でようやく3人追い付いてきたので、寂しかったんすよ!って言いながらケツに入れて貰う。4人で賤ヶ岳トンネルを越えると、3人は撮影ポイントで停止。ビワイチ慣れする私はお先に!と西浅井の海岸を飛ばして第1エイドのあぢかまの里へ直行。

ここで、金太郎ジャージ2人と合流。ついでに後ろの方からやってくるであろうコナさん達を待って再出発。ここからは、コナさん、Fリエさん、T田さん、N出さんに私の5人が基本パックとなり、区間ごとに他の強力な北陸連合が入ったり出たりしながら進むことになる。そして私にとっては楽しいながらも地獄の始まりとなるのである。

木之本からあぢかまの里、マキノ、大浦と勝手知ったるビワイチルートを走るうちは良かったが、大浦から一旦山側へ上り、素晴らしいメタセコイヤ並木を経て今津から若狭湾へ向け北西へ向かうあたりから登り区間が増え始める。基本パックの先頭はT田さんが引くことが多く、そこへ吸収または追い付いてきた強者が先頭後退に加わると言う図式が続く。その後にFリエさん、N出さん、コナさん、私の順で淡々と進んでいくが、一つ丘を超えるたびにT田さんの脚に力が漲る感じで強度が上がっていく。後ろから見ている感じ、苦しそうにしているのはコナさんと私だけで、だんだん無口になりひたすら耐えると言う図式。県境を超える緩斜面登りでコナさんのポンプが分解して落下。それに気づいた私とFリエさんが残り回収。先頭は気付かずそのまま行ってしまって残った3名で再出発。次のエイドまであとどのくらいあるか頭に入れていないが、ひとまず登り切るまで先頭を引き続ける。

県境超えしばし降って、87キロあたりで第2エイドの熊川宿へ到着。かなり疲労困憊だが、それ以上に疲弊した表情を見せるのがコナさん。私もそうだが、コナさんも長時間高強度の集団ペースに参っている様子。とは言えまだ先は長い。しっかり補給をとって次の区間に備える。

全くコースが頭に入っていない分、どんなに集団のペースが上がっても先のことを考えずひたすら付いていく。小浜湾に出ても景色を愛でる暇なく前走車の後輪のみ睨んで進んでいく。町に出て信号停止が増えるのも頭痛の種。結果としてのアヴェ零時には表現されないインターバルの苦しみを重ねながら、一山越えて今度は若狭湾へ。横を見ればさらに風光明媚な景色があるはずだが、映えポイントで止まって写真を撮るライダー達を横目にひたすらに高強度で走り続ける。この区間10人くらいでずっと推移していたが、先頭半分は北陸連合、私から後には関西弁まじりの学生ぽいグループが固まっていたようだ。大正池ってあの京都の南の方にあるあそこのことかなぁ・・・、あそこ山やん!とかって会話も聞こえてた。

このイベント、200コースに限ってはほぼ8割が走れる人って言う印象で、みんなやる気満々。昔のGOURENみたいに、とにかく上げまくる集団強度に、とてもあと80キロほど走り切れないと正直思いながら付いていく。私の力ではとおに限界を超えているけど、海岸線のアップダウンを耐えに耐えていると、いつの間にかコナさんが居なくなっていて、私もエイド寸前の急勾配カーブで千切れた><。ほうほうの体で三方五湖の第3エイドへ到着。豚汁やおにぎりをほう張っていると、ミドル160キロに出走中にテラさんとK合あつさんに遭遇。2人とも大正池倶楽部ジャージで嬉しかった。残念ながらまたK合さんにキャップ渡せず。3人で写真撮ろうと思ったけど、私がトイレに行っている間に2人は出発してしまっていた。40キロ差があるのでゴールでは会えないだろうな。

胃腸も疲れてきて割当分の補給食全部は食べれずに出発。集団強度に弱り果てたコナさんが先に行くわと言うでの私もお供することに。一つ前の型のEDGE を使うコナさんは、潜在的スタミナが既にマイナス領域になっていて、とても走り続けられる状態ではないと言いながらも力を振り絞り出発。コナさんの表情があまりに辛そうなので、タンデム走だけどひたすらを前を引く。当然苦しいんだけれどもこれも練習だと思って耐え忍ぶ。

若狭湾から敦賀湾へと超える峠越え寸前でT田さん率いる元のパックが追い付いてきた。1人引きで弱り切った私にとっても、後ろで回復を待っていたコナさんにとっても、登り切ったところで追い付かれたのは不幸中に幸いとしか言いようが無い。2人金魚の糞となってぶら下がり、立石岬の折り返しに向けひたすら耐えていく。

この立石岬への往復区間が最も苦しかったと言っても良い。行って帰る、その行為に何の意味があるのか?どうしてせっかく走った分引き返さないといけないのか?頭の中にはてなマークが盛り盛りになって精神状態がかなり悪かった。小さな登りの度に力を振り絞り集団から離れないように気を付ける。敦賀湾に出た頃には今年の最長距離を超えているし、乗車姿勢をとること自体が苦しくなっている。この折り返しルートで千切れたら、多分精神的に崩壊してやめてしまうだろうと思えるほど全身全霊で疲れていた。

やがて敦賀湾の最南端、第4エイドの金ヶ崎緑地にどうにかこうにか到着。ここで182キロ。と言うことはここから先8割は登りか。ここで食べた梅入り冷麺が何とか精神と肉体を復活させてくれた。美味しかった。暑いのでついでに自販機のコーラもぐびぐびっと。

さあ行きますかと、いよいよ最後の区間へ出発。ここからは5人の基本パックだけでそろそろと登り始める。もう登りしかないのでコナさんのペースに合わせて焦らずゆっくり進む。ずっと観察してきたが、T田さんFリエさんN出さんの前3人は、終始低ケイデンスでトルク型。コナさんは高ケイデンスで出力温存型。私はその中間位で勾配によって都合を変える。T田さんもN出さんも体はごついのに登りが強い。速いというより強いのだ。そこが問題だ。軽さだけが正義では無いということを見せつけられているようだ。痩せることに執着するよりも、強くなる方法を考える方が大事なのでは無いかと、前の2人を観察しながら上る。Fリエさんも小さいのにトルク型で強いんだよなぁ。最初の長い登り半分過ぎた辺りまで頑張ったが、登坂時間の長さに負けて千切れてしまった。

トンネルを抜け、今庄への道を一気に下り切り、左折していよいよ最後の劇坂へ入る。ゴール手前に立ちはだかる最後の劇坂1キロ。覚悟はしていたが、ほぼ無くなった脚の力を振り絞り、時にダンシングを入れて耐えるのみ。幸いなのは応援の声。スタッフもいるし、自主的に応援してくれる人もいる。あと何メートル!あそこを曲げれば勾配緩むよ!という声を頼りに、とにかく脚の回転を止めない事だけ考える。さらに力が出たのが、テラさんとK合さんが帰り際車の中から声援をくれたこと。もう今日は会えないと思っていたのでこれは嬉しかった!そして、今庄365スキー場の駐車場が見え、ゲレンデ入り口のゴールゲートを潜り抜けた瞬間に力が抜けて倒れそうだった。

やっと終わったというのが正直が気持ち。長かった。今年これまでの最長はツーのとの142キロだったし、あの時とは強度が全然違うし、出力に対する距離と時間耐性が全くできていなかった。いい練習になったと思った。かなり強度高く、丘超えではこれでもかというくらい耐えたし、千切れそうになって追い掛け追いつくということも何度もあったし。体も心も疲労困憊。

ゴール後に記念撮影。体力もないし、頭もあんまり動いてないし、ボーッとしてたが、完走証をもらって、チケットと引き換えの越前おろし蕎麦とあんころ餅をいただいて、やっと人心地ついた感じ。越前おろし蕎麦は明らかに手打ちで歯応えありめちゃくちゃう美味しかったし、あんころ餅も甘さ控えめで手作り感満載の美味しさだった。これでまた長距離運転して帰るのに必要なエネルギーが復活した気がした。

データ転記するの面倒くさいのでスクショ貼っとく↓

体感ではほぼゼロに近い結果だと思えたが、GARMIN先生はまだ走れるよと言っている。もう要らんけど><。瞬間的スタミナがグッと落ちているのが、最初の栃ノ木峠と第3エイド前の海岸線のアプダウン。後はもう惰性で行けるとこまでって感じ。

いやほんとにいい練習になった。それに福井のことも知れたし、美味しものがたくさんあるのも知ったし、温泉も良かったし、総合的に満足度の高いイヴェントだった。このイヴェントを復活させた主催者の心意気に感銘し、感謝する次第である。来年もあるのだろうか?エイドの充実度は素晴らしかったし、ほとんど見なかったけど景色も素晴らしかった。自然の魅力と人の気持ちの総合力で出来上がった素晴らしいイヴェントだと思った。また開催されれば行きたいと思う。

また書き足したり、直したりはあるかも知れないけど、一旦ここで終了。

もう眠いzzz・・・。

GARMIN 先生は、流石に月曜日は何もせんでええと言うてはります。よってゆららの湯へ行ってのんびりと首、肩、腰を緩めるとするかと、考えながら1日過ごしたけれど、別に最終ゴールが終わったわけではない、この疲労感にさらに筋疲労を上塗りすることも案外悪いことではあるまいと思い直す。夕食後、軽めの体幹トレをやってZWIFT。Mariaさんでクルクルで良いと思うが、嫌いなVolcano circuitなので2周半で切り上げ、Flat Route を行くCoco集団へ合流。苦しいが付いていけないことはない。アップダウンで強引に脚を使い前へ上がり、平坦で休んでまた登りで上がるを繰り返しアヴェ零時を上げていく。でも流石に60分が限界。平日夜練は最低70分以上を決め事にしてきたが、今日だけは勘弁していただいた。今日レストにするより明日レストにする方が筋肉の疲れは抜け易いようにも思った。

64m06s NP169w ave164w 134/148bpm TSS69/CTL80/TSB-36

昨日一気に飛び級で80台に乗せたフィットネス(CTL)、別に一旦落としても問題ないけど、今日60分頑張って80をキープしたのは、この週末の練習に向けて意味はあると思う。

とにかく帰ってきました、地獄から。帰り事故渋滞でイライラしつつ居眠りし掛けて、本当の辛い帰路でしたが、200キロのグランフォンドは実り多く、行った甲斐がありました。もう今日はヘロヘロなので、また明日以降にブログアップします。すみません。

4時25分自然気象でそのまま起きる。時間はあるが、明日はもっと早く起きなけれないけないし、今日寝るまでの起きている時間を長くしないと。

軽朝食を済ませ、体感トレ少々。薄暗いうちからもそもそと遠征の準備を始める。チェーンはあまり汚れていないので、ワコーズマルチファーミングスプレーで簡易清掃の後、チェーンルブを少々多めに塗布。Extreme買ってあるけど、塗布前の準備が大変なので今回はやめておく。天気大丈夫そうだし。

ジムニーへのバイク搭載は先週練習済みなので、粘着シール付きマジックテープをつけた状態での本番貼付けのみ。位置をしっかり決めてから紙を剥がしてペタッと。後は段ボール、荷物をそれなりに積んだら安全ぽい。

今回も早めに出て、途中でゆっくりご飯食べたり景色を眺めたりしながら行こうと思う。

今日からまた大学での非常勤講師活動開始。何がびっくりしたって、御堂筋線延長の煽りを喰ってバス路線網が大改悪された千里中央の凋落っぷり。大学に行く便なんか、10分に1本あったのが1時間に1本になっているのは一体どう言う理屈なのか?大学病院に行くご老人方も結構乗ってたのに・・・。腰抜かすほどびっくりして、仕方なくモノレールで行くことに。駅を降り、雨の構内を昨年までの倍は歩いてようやく到着。阪急バスえげつないことするな。はぁ・・・。今年は日本人学生5名に留学生3名。例年並みか1人か2人少ないくらいだが、大学院らしいほどよいゼミ規模でやり易い。

さて明日から福井遠征。福井に遠征に行くなんてあんまり想像もしなかったことだけど、コースはなかなか良さそう。琵琶湖岸も走るし、メタセコイヤ街道も走る。若狭湾沿岸も良さそう。最初に5キロ、最後に10キロ+1.5キロの登りがあるのが不安と言えば不安だが、基本はダイエット走で楽しく走るつもり。とは言え、コナさんがどんな走り方をするかによって様子は変わる。ま、燃焼モードのLSDだな。4箇所ある補給所でのメニューも良さそうだし、ゴールではお蕎麦も食べれるみたいだから楽しみだ。早朝を通り越して、夜中から起き出して会場入りしないといけないのが難だが、それもイベントの一つ。

夕食後、軽く体幹トレをやってからZWIFTはCocoさんでVolcano Flat 。出だしいきなり千切れる><。Mariaさんへ降りるのも嫌なので、もう一度遷移し直して合流。その後はちょっと無理して付いていく。後半40分ごろから多少は足に力が入るようになり逃げ集団に入ることも。しかし、終始きついなぁと感じながらの、福井前最後の練習。

最近ようやくヴァーム効果が出だして減量ペースができつつある分、明らかにパワー不足。ま、福井も減量と練習兼ねてだから気にしない気にしない。

73m10s NP168w ave165w 135/146bpm TSS78/CTL73/TSB-11

昨日は、夕方整体からのゆららの湯で完全レスト。それでも五十肩(六十肩)のせいで気持ちは沈みがちで、体もなかなか疲れが取れない。右肩が思うように動かせないと、他の部分も結局動きの少ない日常になってしまうので、運動をしてもどこか無理をしている感じ。zwiftで言えば下半身に不必要に頼っているのだろう。とにかく脚が怠い。

今日は夕方肩に注射。お風呂は禁止だがシャワーはいいと言うので、間をとって半身浴。どうなんだろう?大丈夫だよね?

勿論お風呂の前にはZWIFT。MariaさんでThe Big Ringをゆるゆると回る。最近はMaria集団から千切れかける事が多く、俺はもう駄目だと、その度にうつ状態になる。今日も一度中切れしたが軽い登りで追い付き我慢を重ねる。グラベル二段登りで少し強度を上げておき、ラスト10分3倍走で締めくくる。後半はやや回復傾向。

73m37s NP170w ave163w TSS80/CTL73/TSB-12

今朝ようやく体重が67キロ台に入った。やっとだ。お腹が空いていたから油断したらまたすぐに戻るだろうけど。あと3キロ落とさないといけない。

主催者提供のRide with GPS のツール・ド・ふくいデータをGARMINに入れたら獲得標高が1000mも増えたので、自分でSTRAVAで作ってみた。距離はドンピシャだから間違いはないだろう。獲得標高はRide with GPSの約2000mに対して、STRAVAでは2340m。これくらいならどっちが正解に近いか分からない程度。このデータをEDGE540に入れておいた。ナビゲーション画面にワットとかケイデンスとか出せればいいけど、地図だけなら嫌だな。

上のスクショには7時間11分とある。これまでのGOUREN自走ビワイチの経験では、265キロを休憩込みで11時間と言うのが平均的な結果。マイナス65キロ、かつ休憩4回分を足して、9時間で走れば15時にはゴールできる。それくらいだと帰りに温泉浸かることもできるかな。

GOURENからは、分かってる範囲ではテラさんとK合さんが出走とのこと。やっとK合さんに大正池倶楽部キャップを渡せる。

この↓データ、うまく開けられたら使ってくださいな。

www.strava.com

STRAVA でコース保存したら、近場の写真をアップしている人達の美しいスナップが並ぶ。

天気が良ければかなり気持ちいい場所が多そうなのは、コースを作っていて納得。晴れて欲しいなぁ。ツーのと同様に、恐らく前走者の後輪しか見てないとは思うけど><

10月に入ってしまった。あと40日。やや絶望の色が濃いが、ここから挽回できるか。

今日は朝早出で名古屋へ出張。名古屋設計のデザインレヴュー3つ+視察1件の固め打ち。朝一番からだったので夕方は早く帰れて、練習できるとほくそ笑む。帰りの電車で何気に見え居たインスタから無性にラーメンが食べたくなって急いで帰宅。夕飯の用意をし始めている家内を誘って河童へ急ぐ。河童ラーメン濃い目/煮卵乗せ/麺硬めに、焦がしニンニク、半チャーハン。半炒飯は家内とさらに半分づつ。それでもお腹一杯。満足して帰宅。これでしばらくラーメンはいいな。

その後、体幹トレをやってZWIFTは、見知らぬグループライド。カテCだし50分だし、やってみようと思って入ったら内容がよく分からない。ニューヨークの公園をぐるぐる回る。最初は確かにCペースだったが、25分からレースペースに変わって半周持たずに千切れる。こりゃいかんとワールドを変えようとするが、ここからどこへも脱出できないようで諦める。そのうち後方から5名で追い上げる小集団がやってきたので、そうかここでペースを保っていけばそこそこいい練習になると思って付いていく。最初に離れていった集団から1人ずつこぼれてくるライダーを拾いながら強度を保っていく中判グループ。これはこれでやり甲斐ある感じ。

50分終了しても他のワールドへ行けないのでニューヨークに留まり、コースを変えながら登りでは強度を上げて70分過ぎまで。GARMIN先生は、今日はSSTレヴェルのワークアウトをやりなさいって言っていたので、それを頭に置いて割と頑張ったつもり。でも、今年春頃の脚には程遠い数値しか出ていない><

74m28s NP176w ave166w 135/156bpm w/HR1.22 79rpm TSS87/CTL74/TSB-24

レール先端がパカパカ言い出してデッドストック探していたMontrose Pro は、見た目傷はあるが基本性能には問題ない物が見つかり、今日連休前に交換。ついでに1ミリ前へ出してみる。性能、ポジションともに問題無し。あと三つくらいはデッドストック確保しておく方がいいな。

週末の南越前の天気は雨。最悪の場合、予約してある宿で温泉入ってご飯食べて朝帰ってくるかね。

勿論大谷選手には注目しているし尊敬している。しかしだ、月曜の朝会社での話題が大谷君のことばかりなのは少々不満だ。いやぁフォレリング味方居たのかぁ?イラつきすぎじゃねえかなぁとか、コペッキーは冷静だったよなとか、そんな月曜朝の会話ができるのってヨーロッパに限るわなそりゃ。いやぁ大谷君凄いわ。

今朝、GARMIN EDGE540 のcrime proをいじろうとして気づいたのが、今日はこれくらいにしとけー!って言うメッセージがEDGEのトップページに書いてあること。ちなみに今日は・・・、1時間17分を125〜175wで回しとけ!って書いてあった。17分ってどう言うこと?で、言う通りにしたら、走ってる最中から疲れが抜けていく感覚で、最後は力が戻ってきた感じ。グループライドのリーダーJillとF.emkeの2人にもお礼を言って終了。GARMIN先生ありがとう。

Up with Maria:10m35s TSS7

Group Ride: SZR Lazy Birdies (C) on R.G.V.:63m12s NP162w ave158w 129/148bpm TSS63/CTL74/TSB-26

今朝は5時30分の目覚まし躊躇なく消して二度寝。7時40分起床。躊躇なくと言うのが実感で、昨日の疲れが色濃く残る。たった80キロだけど、この歳で単独ノーレストだとそうなる。

しかも、今日は9時から自治会の公園前歩道一斉清掃だと、朝食後に家内に知らされる。仕方ない、屋根に煙突そびえる我が家としては、近所付き合いはとても大事。10箇所くらいは蚊に刺されながら、約1時間腰痛を押して頑張った。シャワーを浴びて一息付いて、今日はこの後どうしようかと考える。昼から走ろう。来週末は福井だし、それにもうこの時期、雨の降らない週末を棒に振る訳にはいかない。昼食は大阪王将でスタミナ丼。さらに帰りに家内のバースデーに苺ショートを買って帰り一緒に食べる。お腹一杯になったところで出発。

昨日の疲れもあるし、昼食後で脚回らないし、さらに車多いしで、やっぱり午後練はダメだねぇってブツブツ言いながら走る。朝練か土曜練に使う近隣周回アップダウン練を採用し、短時間で効率を上げる作戦。お腹重いので東畑はインナーでくるくる登り、打田を下って水鳥から氷室へも、あまりプレッシャー与えずに今日の脚なりに登っていく。

氷室から霊園への登り、途中でライダーを抜いたこともあり、割と脚が回り出したことに気付く。別に色気を出したわけではないけど、いつもよりギア一枚上で登れているような気がしたが、帰宅後確認するとこのセグメントだけPRを更新していた。しかし、VAM 910ではどうしようもないな。

榜示へ下りくろんど池周回に入るが、脚というか体が重く感じて明らかに緩斜面上りが遅い。ラップもひどい数字を見せられやる気が削がれる。さっきの霊園上りで今日のエネルギー使い切ったか。時間的に5周で終えて後は少々の距離稼ぎをプラス。昨日と合わせればまぁまぁTSS稼げたかな。疲れた><

今日も100円自販機のマンゴーラッシーソーダでご褒美。んまいっ!

2h27m23s 63.32km 926m↑ NP185w ave149w 136/165bpm w/HR1.09 68rpm TSS191/CTL74/TSB-31

慣性運転は12%で、上りが多いと下りも多いからそうなるね。くろん池からの直滑降は車さえ来なければ全然怖くなくなったし、最終右コーナーでのブレーキングも少なめで回れるようになってきた。おきなわでは登りが大切なのは勿論だが、下りで離されることの痛手が大きいのだ。

ヘボヘボで、最後の東畑ワインディングくらい気持ちよく降らせて〜って思いながら前半はとても快調に下る。しかし東畑神社方面の道から、こちらに目もくれず出てきた軽四に急ブレーキ。ジャックナイフしなくて良かった。今にも止まりそうな速度で下る軽四に前を塞がれ、なお一層午後練の駄目さ加減を思い知る。やれやれ・・・。

何故にアメリカンバイクにイタリアンタイヤなのか?知らんけど、TREKが選んだタイヤなのでなんか理由があるのでしょう。ツールド福井までbontrager R3で走って、その後はこのタイヤに履き替えましょう。R3よりはしなやかに曲がれるそうじゃ。