ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー (original) (raw)
香港ホラー映画「人肉燈籠」ネタバレあり!レオン・カーフェイ主演作品!
人肉ホラーってことにすればいいと思ってる
作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:ゲオ宅配レンタル
人肉燈籠(1993)
人皮灯篭
製作国:香港
上映時間:96分
キャスト
レオン・カーフェイ
チンミー・ヤウ
ロイ・チョン
ウォン・クォンリョン
ちぶ〜的評価
🐽1ブヒ(お眠りちぶ〜)
ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
冴えない半グレ男は、しょうもない日々を送っていた。ある日、美しい幽霊に助けてほしいと言われ付き纏われる。どうやら、人の皮を剥いで燈籠を作るとその皮の人の魂が永遠に燈籠に閉じ込められるという呪いが自分にも関係しているらしく...
予告編
あらすじとネタバレを簡単に!※ネタバレあり
めっっちゃ簡単にまとめました(笑)
半グレのダサいチンピラのフェイ(レオン・カーフェイ)という男は、左手が不自由で天涯孤独。
両親は亡くなっており、毎日しょぼい弟分と不運な生活を送っていた。
そんなある日、いきなり倒れてしまったフェイはシーという霊能者に会うことを勧められる。
シーに会うと、今の生活が不幸なのは前世で呪いをかけられたからだと言われる。
前世でのフェイは...
呪いをかけた相手は、前世で自分のボスだった男だった。
フェイは、ヨンと付き合っていたがホンが自分のものにしようとしたため「悪事をバラすぞ」と脅し二人は自由になろうとしていた。
だが、その計画がバレてしまい人肉灯籠の呪いにかけられてしまっていたのだ。
フェイに好意を寄せていたババァの怨霊にも邪魔され、灯籠を取り返すのに手間取る。
結局、余計にホンを怒らせ灯籠に火をつけられそうに!(燃やされると魂が消滅してしまう)
そうならないよう仲間と一緒にバトった結果...
灯籠の火を消すことに成功したが、すでに灯籠は燃え尽きていた。
ヨンの魂は旅立ち、フェイは泣きながら最後の別れをして終了。
ネタバレなし感想!
人肉灯籠っていう中国の伝説が元ネタらしい。※グーグル先生から聞いた!
その伝説によれば、古代の呪いの術である茅山術では人の皮を剥いで、それを使い灯篭を作ることで相手の魂を永遠に閉じ込めたらしい!
実際に作った人もいたとかいないとか...
そう考えたら、怖いですがめっちゃホラーコメディw
中国の悪ノリ映画って感じね...
やっぱり、全然このノリについていけないからずっと眠い...
つまらないんですw
だけど、一応伝説ネタだし主演がレオン・カーフェイだったのでちゃんとはしてた。
でも、冒頭の牛モツ屋のシーンとかめっちゃ汚い!
中国ってなんであんなに汚いシーン多いんだろう...
顔がしかめっ面になってしまったよ。
前世と現世の生活が違いすぎてびっくりだったんですが...
本当に別人にしか見えない変わりようでレオン・カーフェイの実力がよく分かる作品です
監督は、あの名作『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ監督で初のホラー作品だったらしい。
こういう作品があって、あの名作があると思うと...
感慨深いですな〜w
中国のコメディテイストがいつも合わないよ!
【PRアフィリエイト広告を利用しています】
ゲオ宅配レンタルなら、こんなマニアックな作品も借りれちゃうよ!しかも、返却はポストインだからズボラな人にもピッタリなのさ!👇
アマプラホラー映画「ハウス・オブ・スポイルズ ~魔女の厨房~」ネタバレ考察あり
驚くほどに料理が不味そう!
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️予告編
- ⭐️魔女の厨房はこうなった!※ネタバレあり
- ⭐️ちぶ〜なりに結末を考察!※ネタバレあり
- ⭐️ネタバレなし感想!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Amazon prime
ハウス・オブ・スポイルズ ~魔女の厨房~(2024)
House of Spoils
製作国:アメリカ
上映時間:101分
監督 ブリジェット・サヴェージ・コール
ダニエル・クルディ
〜キャスト〜
アリアナ・デボーズ
バービー・フェレイラ
アリアン・モーイエド
マートン・ソーカス
アマラ・カラン
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽2ブヒ(お困りちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
オーナーシェフとして引き抜かれた女シェフ。森にある新しいお店は廃墟にしか見えないが、自分の夢を叶えるため大掃除をし、スポンサーたちに料理を振る舞うが...
⭐️予告編
⭐️魔女の厨房はこうなった!※ネタバレあり
シェフは魔女の力を得て料理人として成功した!?
思っていた魔女映画ではなかった。
そもそもホラーなのかな?コレ...
〜詳細のオチを簡単に〜
最初は、怪しいと思いつつ庭に生えている野菜やハーブ、果物を使った料理でみんなを唸らせる。
だけど、この場所は元々魔女伝説があった場所で気持ち悪い出来事が増える。
このままじゃヤバいと思い、この家の材料は使わないで料理を出そうとするが大失敗。
オーナーシェフもクビにされ、地下室に閉じ込められる。
お店は、シェフもおらず材料もメニューに合わないため大混乱!
が、そんな時シェフは地下で魔女の真実を知る。
魔女は生贄の儀式をしていたと恐れられ迫害され殺されたが、実は魔女は病気になった人たちに治療を施していただけだった。
庭に生えている薬草たちを使い、ただ人を助けたかったという。
そんな魔女に共感した女シェフに、魔女は敵ではなく味方だと伝える。
なぜか庭の土から脱出したシェフは、店の外で焚き火をし料理を作り始める。
そんな姿にみんなは驚くが、仲間たちも協力する。
さっきまで呆れていた客達も料理を食べて驚く。
そう、彼女はどうやら魔女の力を得て成功したようだ...という感じで終了。
⭐️ちぶ〜なりに結末を考察!※ネタバレあり
実はいい魔女だった!
ということかな?
でも、ラストの料理を作っている時の表情は完全に悪い魔女の顔だったけどw
思っていたよりも中身が薄くて、中途半端さは否めない...
ただ、いい魔女パターンは予想していなかったので一風変わっていていいのかもしれない。
(本当にいい魔女だったのかはちょっと信じ難いですがw)
人は、自分の理解の範疇を越えると不信感を抱く。
キャパオーバーになっちゃって、その事実を受け止めるよりも否定したくなるんですよね。
そのほうが楽だから。
なんか、それって女シェフの今までの苦労と似ているってことだったのかなって思います。
料理の世界だけじゃないと思うけど、特に「女だから」偏見が強かったという描写があったので。
実力で勝負させてもらえない歯痒さっていうか、不条理さが魔女と重なったということなんでしょうね。
会社でも似たようなことを思うのですが...
人って「他人より勝っていたい」欲があると思うんですよ。
「私はこの人よりは上だ」と思えれば安心できるから。
それって、弱い証拠なんですがw
意外といますね。
それをプライドというのか、負けず嫌いというのか...
いや、ただの愚か者には違いないんですがw
全体的に、なんだか優しすぎる魔女さんで、ちょっと肩透かし感は否めませんな〜。
⭐️ネタバレなし感想!
とにかく...
料理が絶対に不味いと思う!
あんな不味そうな料理見たことないんですけどっていうレベルでビジュアルが酷い...
ホラー映画的にはOKなんだろうけどw
実際、あの料理を役者達は食べてるだろうけど何でできてたんだろうと気になって仕方がなかったw
一番力が入っていたのは、虫とかカビのシーン!
あれは、本当に気持ち悪くてよく出来てたよ!
ただ、あんな厨房で料理はマジでして欲しくないw
思っていたのと違う方向性の魔女映画でしたが...
そんなオチもたまにはいいかもしれません。
そこまでひどくはない、ただ期待は絶対にしてはいけないレベルでした。
アマプラで見放題配信中なので、暇つぶしには良きと思います!
【PR】
Amazonプライムなら月額600円... 一日だとたった30円で! いつでもどこでも好きな音楽・映画・アニメを楽しめる!(作品は推定10,000以上!)商品もお急ぎ便の利用で快適に!あなたもバブリーな生活始めて見ない?👇
↓「ハウス・オブ・スポイルズ ~魔女の厨房~」もアマプラ見放題作品↓
アマプラ配信映画「リバー、流れないでよ」なぜ雪が?ネタバレ考察あり
2分のタイムループっていう設定が楽しい!
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️予告編
- ⭐️タイムループした理由は!?※ネタバレあり
- ⭐️ちぶ〜なりに考察してみた!※ネタバレあり
- ⭐️ネタバレなし感想!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Amazon prime
リバー、流れないでよ(2023)
上映日:2023年06月23日
製作国:日本
上映時間:86分
監督 山口淳太
脚本 上田誠
〜キャスト〜
藤谷理子
永野宗典
角田貴志
酒井善史
諏訪雅
石田剛太
中川晴樹
土佐和成
鳥越裕貴
早織
久保史緒里
本上まなみ
近藤芳正
主題歌/挿入歌 くるり
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
冬の京都、貴船の旅館「ふじや」で突然始まったタイムループ!なぜ!?何回も繰り返すうちに真相に辿り着く!
⭐️予告編
⭐️タイムループした理由は!?※ネタバレあり
急に始まったタイムループ!
最初は、真面目に観ていたがオチが単純すぎてズッコケそうになったw
なるほど、そっちか!と。
完全にヤラれた。
そして、めっちゃ楽しいねw
〜タイムループの原因と結末〜
未来人が乗ったタイムマシンが神社に降り立ったが故障!そのせいで時間がバグった!
私は、いきなりオチがSFになって笑いましたよね〜。
素晴らしいオチですw
詳細は...
主人公のミコトは、同じ旅館で料理人をしているタクに恋をしていた。
タクは実はフランスでフランス料理の修行をしに行こうとしていたため、ミコトは貴船川にお守りを握りしめながら「時間よ止まれ」とお願いをしていた。
そのため、自分のせいだと思っていたが時間を動かしたくなかったミコトはタクとデートをする。
でも、周囲が混乱し自殺する人も出てきたためミコトは自分のせいだと明かしもう一度貴船川に時間を動かすよう頼むがタイムループは終わらない。
みんなも自分のせいかもしれないと言い出すが、もう原因はわからない。
その時、未来からやってきたという女が助けて欲しいと旅館に来る。
結局、タイムマシンの故障によるバグの発生でタイムループしていたことを知りみんなでタイムマシンを修理し未来人が未来へ戻れるよう手助けする。
みんなで、見送りミコトは前に進もうと決意する表情で終了。
⭐️ちぶ〜なりに考察してみた!※ネタバレあり
〜なぜ2分なのか〜
タイムループが2分ってあまりない!
そこが斬新だった。
だって、2分じゃ何もできないw
毎回、集合するだけで時間がかかって元に戻る件は笑ったw
でも、2分だから良いんだと思う。
その短い時間で何ができるかを必死に考える。
それって生きていく上でも大切じゃないですか?
普通に生きてたら大したことのない2分。
だけど、この世界だとこの2分はとても貴重。
それは、きっと今を生きるってどれだけ大切かをシンプルに伝えているんだと思う。
毎回違う2分が描かれるわけだけど、それも繰り返すことによって人物の本性というか人となりがだんだん露呈していくので興味深かったなぁ。
別に3分でもいいと思うけど、極力短くて短すぎない時間が2分だったのかも。
食べたものが元に戻るとか、熱燗が温まる前に戻るとかは...
本当にタイムループしたら目眩かもねw
〜雪の意味〜
タイムループ中に突然雪が降ってくるパターンがあって何か意味があるのかと思って調べたら...
豪雪の日でどうしようもならなかったらしいw
急遽台本を変更したとかw
で、それをそのまま「なんか狂っちゃったんでしょ」程度で済ませるのだから大胆だw
監督は困っただろうが、それもなんか意味ありげに思えて楽しかったなぁ。
ちなみにタイムループ設定も低予算だったからという理由で脚本家の上田誠氏が考えたらしいw
センス抜群なので、今後も活躍に期待!
⭐️ネタバレなし感想!
なんと言っても、この設定が素晴らしい!
2分だけのタイムループ!
そこに意味があります!
この映画は、上映当初話題になっていて本当は映画館で鑑賞したかったけど田舎では上映がなかった。
この度、アマプラで配信するのを知ってめっちゃ嬉しくなった!
ありがとう、アマプラ様!
内容は、シンプルに笑えるし楽しいけれど...
時間は無限じゃない。
流れていくからこそ、残酷で優しい。
限られた時間で生きるとしたら今の自分はどうするか?
そんなことを考えさせてくれる。
私だったら...
最初は絶望するけど、飽きたら脱出を考えるだろうなw
2分のタイムループで旅館の人たちが冷静に対処していく様は笑わせてくれるので、癒し効果もある。
最後は、ほんわかできるのでアマプラ民の方は見逃さないでね!
【PR】
Amazonプライムなら月額600円... 一日だとたった30円で! いつでもどこでも好きな音楽・映画・アニメを楽しめる!(作品は推定10,000以上!) 商品もお急ぎ便の利用で快適に!あなたもバブリーな生活始めて見ない?
↓「リバー、流れないでよ」もアマプラ見放題だよ〜!↓
Netflixホラー映画!「プラットフォーム2」続編でミハルは?ネタバレ考察解説!
更に難解になったプラットフォーム!w
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️予告編
- ⭐️前作「プラットフォーム」振り返り!※ネタバレあり
- ⭐️続編「プラットフォーム2」はこうなった!※ネタバレあり
- ⭐️ちぶ〜なりの考察と解釈!※ネタバレあり
- ⭐️ネタバレなし感想!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Netflix
プラットフォーム2(2024)
El hoyo 2/The Platform 2
製作国:スペイン
上映時間:100分
監督 ガルダー・ガステル=ウルティア
脚本 ガルダー・ガステル=ウルティア ペドロ・リベロ ダビド・デソラ エゴイツ・モレノ
〜キャスト〜
ミレナ・スミット
ホヴィク・ケウチケリアン
ナタリア・テナ
オスカル・ハエナダ
イバン・マサゲ
ゾリオン・エギレオル
バスティアン・ウゲット
アルマンド・ブイカ
ペドロ・バチュラ
アントニア・サン・フアン
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
何階まであるか分からない階層に放り込まれた女。上層から下層へ降りていく食事。そこでは厳しいルールがあり、それを破るととんでもない罰が下るのだった!
⭐️予告編
⭐️前作「プラットフォーム」振り返り!※ネタバレあり
前作もNetflixで配信されているので、当たり前ですが前作は観た方がいいです。
但し、難解さは2の方がバージョンアップしているので未見でも楽しめるっちゃ楽しめるかな?
↓こちらはネタバレなしの過去記事↓
〜前作の内容を簡潔に言うと...〜
主人公はゴレン。
目が覚めると48階層目にいた。
同じ階層にいるトリマガシから、各階層に2人ずつの囚人がいること&上から降りてくる食事は階層が下がれば下がるほど食べれなくなるということを教えてもらう。
また、食事は溜め込むこともできないと言われます。
トリマガシは殺人罪でこの場所にいると知り、警戒するゴレン。
171階層でミハルに出会い、トリマガシに食われそうになったところを助けてもらいます。
彼女はどうやら子供を探しているよう。
その階層は下層のため、食べ物が全くなく最終的には二人でトリマガシを食します。
その行動により生き延び、また違う階層へ移動しますが次のパートナーは階層の運営側にいた人間のようでこの仕組みを教えてもらいます。
彼が言うには、食事は200階層分用意しているので適切に食べれば間に合うはずだと言いますが...
次に二人が着いた階層が、ないと思っていた202階層目だったため新しいパートナーは絶望し自殺。
結局、ゴレンは、飢えを凌ぐためまた彼を食す...
次の階層は6階層目。
今までの反省を元に新パートナーと協力し下層まで料理が行き渡るよう行動してみます。
協力してくれる人、してくれない人もいますが実行してみるのです。
結局、食事が下まで届くよう最下層の333階へ行くことにしその後上層へ戻ろうとします。
最下層の333階に着いたところでミハルが探していた子供を発見し、再び戻る準備をしていると...
トリマガシの幻想が現れ、「一番上の階層まで子供を、管理者まで一人だけ戻すことが本当の目的だ」と知ります。
ゴレンは、子供を抱え上層部に行けることを祈り上を見上げるのでした。
〜前作の解釈~
プラットフォームは、社会の縮図を表現している!
一言で言うと、そういうことなんだと思う。
この映画を観た時は、この設定に感動した!
今でもこの前作は傑作だと思っている。
いつだって社会は富裕層や上級階級の人間が勝つ構造。
一番下にいる階層の人間は、どうあがいても上層へ辿り着けない構図だ。
子供は、お金、名誉、宗教等々で最終的には戦争にまで手を出してしまう大人の愚かさに対する真逆の存在...
無垢、純粋さ、愛情みたいなものの象徴だったのかなぁと受け取っていた。
子供が上層まで辿り着く=この社会構造をぶっ壊せる!
みたいな事だったんだろうなぁって...
でも、続編観たら更に難解になっていて頭を抱えましたw
⭐️続編「プラットフォーム2」はこうなった!※ネタバレあり
〜今回の結末は?〜
前作で何となく折り合いをつけて鑑賞できたのに、今回一気に迷子に!w
説明がない映画が好きですが、誰かに相談したくなったw
みんなはどう思った?って聞きたい仕上がりでした!
過去に子供を自分の不注意で亡くした女プレンプアンが今回の主人公。
パートナーはジャガイモみたいな巨大な男ザミアティン。
二人とも新人で、この階層のルールはよく分からなかったが上層の階の二人に説明してもらう。↓
「マスター(救世主)と呼ばれる男がいて、その男は最下層で生き延び、その後は下層階の人々に自分の体の一部を切り取って分け与えた。そのマスターから肉をもらい食した者たちを油注がれし者と呼ぶ。」
下層の人まで食べ物が届くよう、厳しいルールが設定されており掟を破ると報復を受けると知る。
油注がれし者の中に過激派のダギン・バビは、ルールを破った者に残酷な刑罰を与えており、皆が恐れていた。
が、パートナーのザミアティンがすでに精神的に参っていて...
実はルールを破っていたことを明かし、隠すこともできず抱えきれなくなり自殺する。
最後は嘘をつかなかったと家族に伝えて欲しいと言い残して。
プレンプアンは、最初はルールに忠実だったが彼の死でそもそもこの階層のルールが野蛮でおかしい!とブチキレルールを破る!
が、それがバレて仲間と共にダギン・バビ達から罰を受け右足を失う。
結局、失意の中、トリマガシに会い暴動を起こすことを決める。
厳しいルールに耐えかねていた者を集め、過激派を倒す。
壮絶な殺し合いをし、ダギン・バビだけが生き残るがプレンプアンは、「殺すなんてぬるい。お前の肉を生きたまま剥がして食ってやる!(みたいな感じ)」と言ってびびらせる。
そんな時、子供たちがピラミッド型になって滑り台の一番上を目指している映像が流れそこからミハルが男性と一緒に一番上の子供を選ぶシーンが映される。
プレンプアンは、戦いで亡くなった仲間から聞いた脱出方法で脱出を試みる。
月の切り替わりにガスが放出され、その間は全員眠らされると聞いていたのであらかじめ手に入れておいた絵に塗られた薬品で仮死状態になったプレンプアンは目が覚めたら死体として運ばれていた。
そこから抜け出し、最下層に行くと子供がいて子供だけを上層部に送る。
プレンプアンは、ゴレンと再会し(恋人?知り合い?)抱き合うところで終了。
⭐️ちぶ〜なりの考察と解釈!※ネタバレあり
時系列は?
時系列的には、前日譚なんでしょうね。
だって、前回死んだはずのトリマガシが元気だったからw
最後は、前日譚と今作の時間が一致したところ。
ミハルの謎
ミハルが、なぜ前作で子供を探していたのか。
それは、自分が毎回子供を333階に運んでいたからなのでしょう。
自分の子供だったとうよりも、自分の罪を償いたかったみたいな感じかな〜。
救世主は?
ちょっと気になったのは、最初に救世主の話をプレンプアンが聞くのですがその救世主ってゴレンだとてっきり思ってしまいましたが...
時系列的に違うとなると一体...
もしかして3を製作しようとしているのかもw
ラストが意味するもの
で、ラストのゴレンとプレンプアンの関係ですが...
どうみても恋人とか夫婦っていう感じで。
自分の美術品のせいで亡くなった子供の親がゴレンなのか二人の子供なのか....
何かかしら関係があることは間違いないでしょうね。
今回も、社会の縮図であることに違いはないと思います。
ただ、ドリマガシが最下層に来たゴレンに「お前の旅はもう終わった」と言われるシーンがありまして...
最下層は死を意味しているのか、脱出を意味しているのか難解すぎて理解しきれませんでした。
でも、どちらかと言うと「脱出」なのかなと。
最下層に行く=全てを知るということになるのでは?と思いました。
解釈は?
難しいことを語っても余計にややこしいので簡潔に言うと...
いつだって、一番犠牲を受けるべきじゃない者が社会の犠牲になっている。
社会的弱者がいるからこそ、社会的強者が成り立つ。
だからと言って、最下層にいる子供を当たり前のように犠牲にするのは間違ってます!
と、言いたいのではないかと思います。
要は、警鐘ね。
で、救世主の言うように正く適切に食べれば最下層まで行き届くというのは絶対幻想です!w
そもそも食事は最初から足りないんだと思う。
全員に行き渡らない食事=名誉やお金の象徴だと思うので。
それは例え、社会の構造が完璧になったとしても個人が一生懸命働いて頑張ったとしても...
どこかで誰かがその犠牲を払うということも示しているのかなと。
それが世の中の摂理でございます。
今回は、謎も解けた部分もありますが時系列含め難解すぎたかな〜。
そこが面白いところなんだけど、もっとシンプルだった前作の方が私は好きです。
ジャガイモ男ザミアティンの活躍も期待以下だったしw
可愛さはいらないんだよ〜w
考えすぎて頭痛くなったわ!
⭐️ネタバレなし感想!
基本的にこの設定が大好物なので好きでございます!
でも、今回は謎解けた部分よりも謎深まった部分の方が多かった気がしますよ...
これを観ると、前作で理解できたと思ったことが帳消しになる!恐怖w
だけど、やっぱり面白いです。
人によって落とし所は変わってくるだろうけど、どんな解釈をしてもこの映画の伝えたいメッセージは必ず理解できると思います。
プラットフォームは、まるで階級社会のように残酷な現実を表現しています。
上から降りてくる食事、正しいことをするための厳しすぎるルール...
全てに意味があるのです!
前作よりも、結構グロいシーンもあったので耐性ない人は気をつけて欲しいです。
Netflixでは前作も一緒に配信しているので、ぜひ前作を鑑賞してから挑んでください!
どっちみても難しいけどw
難解すぎて気持ち悪くなったらまたここでお会いしましょう!
シーユーアゲインだぞ!
ジェフリー・ダーマー実話Netflixドラマ「ダーマー」凶悪殺人事件の原因は父親?
脳をサンプルにしたところで...
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️あらすじ…※Filmarks引用
- ⭐️予告編
- ⭐️ミルウォーキーの食人鬼と言われた殺人事件!※ネタバレあり
- ⭐️なぜ彼は食人鬼と化したのか?※ネタバレ考察
- ⭐️ネタバレなし感想!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Netflix
ダーマー(2022)
Dahmer - Monster: The Jeffrey Dahmer Story
公開日:2022年09月21日
製作国:アメリカ
全10話:再生時間:53分
監督 パリス・バークレイ カール・フランクリン
脚本 ジャネット・モック ライリー・スミス
〜キャスト〜
エヴァン・ピーターズ 役名:ジェフリー・ダーマー
リチャード・ジェンキンス
ニーシー・ナッシュ
モリー・リングウォルド
マイケル・ラーンド
ペネロープ・アン・ミラー
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽🐽🐽5ブヒ(うるるんちぶ〜)
⭐️あらすじ…※Filmarks引用
十数年間で17人もの青少年を殺害したとして有罪判決を受けたジェフリー・ダーマー。恐ろしき連続殺人犯が、これほどの長きにわたり逮捕を逃れ続けられたのはなぜなのか。
⭐️予告編
⭐️ミルウォーキーの食人鬼と言われた殺人事件!※ネタバレあり
実話をドラマ化したものなので、ほぼ事件の概要と一緒です。
ただ、ドラマは警察のずさんな対応や当時の色濃く残った人種差別に対しての恐怖も強めに描いています。
詳細は、怖くて調べたことがなかったのですがwikiぺディアやグーグル先生に聞いたことを自分なりにまとめてみました!
〜事件の概要:ポイントまとめ〜
■犠牲者数
判明しているのは17名。
(黒人11名、白人3名、アジア人1名、アメリカ先住民1名、ヒスパニック1名)
主に、黒人が多かったため人種偏見のように世間は見ていたようだがどうやら黒人が好みだけだったらしい。
■犯行内容
衝動的に殺害した人もいたが...
基本的な犯行方法は...
睡眠薬を飲ませ、痛みを感じさせないように配慮。
酩酊状態になったら、絞殺→その後に屍姦→死体を切断→最終的には人肉を食べた。
その時点で配慮もクソもないが...
ここまでの事件は、当時、いや今でもなかなかないため全米を震撼させた。
■ジェフリー・ダーマーの判決
実は死刑ではなかった。
弁護士が精神異常で無罪を主張したらしいが正常だったと判断し終身刑に。
本人は死刑を望んだらしいが、この州では死刑は廃止されていた。
だが、同じく囚人のクリストファー・J・スカーヴァーは神に取り憑かれており黒人を多
く殺害したダーマーを「神の思し召し」として殺害。
それが自分の使命だと信じていたという。
ダーマーはそれが原因で死亡。
■ミルウォーキー警察が無能すぎた!
この事件は、死体を食人した・解体した・死姦した・等々遺体への冒涜が酷すぎる...
だけど、警察も同じくらい酷すぎる!
事件が発覚したのは、ダーマーから逃れた黒人男性が警察に助けを求めたから。
でも、その前に何十回もダーマーのアパートの隣人である黒人女性が「耐え難い異臭や悲鳴が聞こえる」と通報していたのに一度も対応していなかった!
しかも、その女性は以前、同じようにダーマーのアパートから裸でフラついていた未成年の男子を保護しその時も警察に通報している。
それなのに、ダーマーが自分の恋人だと言って自分のアパートに連れ帰った。
少年のIDも確認しなかった。
この行為はあり得ないにもほどがある。
しかも、その少年はその後ダーマーに殺害された...
本当に怖いのは、この後でこの警察官たちはクビにはなっていない。
処分は受けたが復職してる...
どうなってんねん!
この警官たちは、白人のダーマーを信用し、有色人種の少年や黒人女性の方を無視したと見なされてもしょうがないよ!
⭐️なぜ彼は食人鬼と化したのか?※ネタバレ考察
〜原因は親?家庭環境?〜
こういう殺人事件を知っていつも思うのは、なぜこんなことになってしまったのかということだ。
ダーマーの場合は、母親に愛されず育児放棄され父親も当時はどこか彼に対して無関心だった時期もあったのだろうと思う。
でも、父親は最終的にはダーマーの異変に気づき自分の再婚相手と一緒にダーマーと向き合っている。
正直、私はそこまで育った環境が悪かったと言い切れないと思った。
彼の祖母だって彼と向き合い一時期は面倒を見ている。
人並みに愛されていた部分もあったはず。
昔、実の親に地下室に監禁され、ろくに食事も与えられず、毎日暴力を受け虐待され続けた幼少時代を送り...
その後は、その生活から解放され普通の家庭を築いて幸せに暮らしている男性の実録本の手記を読んだことがある。(名前は失念)
自分の子供を自分の親のようには絶対にしたくない、子供には最大限の愛情を注いでいると書いていた。
ダーマーより酷く辛い時代を送ったことがあっても、普通にその後幸せな家庭を築ける人だっているということだ。
結局、こういう事件を起こす人の原因は親だったり家庭環境が狂った欲望を形成させるということはあるとは思う。
否定はしない。
でも、同じ環境で育っても食人鬼にはならない人だっている。
ダーマーの父親であるライオネルが、自分も少年時代にダーマーと同じく死体に興味があり解剖欲があったと語るシーンがある。
小さい頃からどこか変わっていて孤立していたダーマーに寄り添いたくて一緒に動物の解剖や剥製を作ったけど、そのせいで彼の殺人欲を形成したのではと後悔の念を抱く...
という描写を見て、考えさせられた。
どこで道を誤ったのか?
その答えは、どこにもなく...
言いたくはないが、結局天性によるものとしか言いようがない!
それが一番怖い原因なんですけどね...
〜劇中にも出てきたジョン・ウェイン・ゲイシー!〜
ドラマの後半でジョン・ウェイン・ゲイシーが登場する。
同じ時期にシリアルキラーとして逮捕され、最終的には死刑になる。
この人物はあの名作「IT」も影響を受けている。
なぜなら、彼はキラー・クラウンと異名を持っている。
子供たちを楽しませるためにパーティーでピエロの格好をすることがあったかららしい。
彼も同性愛者で死体愛好家だったためダーマーと比較された。
でも、彼もそう言っていたがダーマーとは全然違うと思う。
wikiペディアを読んでも、ゲイシーはどちらかというと病的。
ダーマーは、罪の自覚はあったと思う。
ゲイシーは殺人を楽しんでいても、ダーマーは死体を愛していた・敬愛していたという感じ。
結局は、ダーマーの異常さは突出していて誰とも似ていない。
それくらい異常だったとも言えるよね...
〜理由は脳を調べれば分かる?〜
ギョッとしたのは、ダーマーの脳みそを研究のサンプルにしようとしたということだ。
結局、父親が反対しその案は却下され埋葬されるが...
人間は、どうしても「理由」を知りたくなる生き物。
母親が研究を望んだのは、自分は悪くないと正当化したいだけだと思うが...
父親が言うように、この事件に「理由」がない。
それが答えだと私も思う。
ダーマーですら理解できていないことが起きた。
誰のせいでも、何かのせいでもない。
神のような聖人がいれば、悪魔のような凶悪犯もいる。
常識を逸脱した人間は、神側にも悪魔側にも生まれるということ。
脳みそを調べDNAを調べたって、異常なんかない。
あってほしいと思う気持ちもわかるけど、私は研究材料にしようなんて愚行の方がよっぽど異常だと思いますね。
⭐️ネタバレなし感想!
人間を食べた!
死姦した!
と、言えばこの人なので有名すぎる事件ですが意外と映像化が少ないかもです。
ジェフリー・ダーマーが起こした凶悪事件は、あまりにも残酷すぎて映像化しにくいんでしょう...
Netflixでドラマ化されていたのは、知っていましたがなかなか観る気になれず...
ただ、この前「モンスターズ:メネンデス兄弟の物語」を観たらそもそも「ダーマー」のスタッフが製作したと知り興味を持ってしまったw
観てみたらびっくり!
1話から完全に引き込まれて、やめれなくなってしまいました。
とにかくダーマーを演じたエヴァン・ピーターズがヤバすぎる!
静かに淡々に気持ち悪くw殺人を犯していく演技は、たまらなく怖い!
死臭は、もちろん映像からはしませんが...
漂ってくる勢いなんですよ!
だから、事件を知っている人には分かると思いますが万人には勧められません...
が、思ったより直接的な死体解剖シーンや食人行為は映さないのでそこまでグロくはありません。
ただ、想像させるのが上手い演出なので!
食事中は避けた方がいいかも...
上記に事件の概要をネタバレとして載せましたが、それは事件の概要とドラマがほぼ一緒だからです。
事件の概要を知ってから見たほうが見やすいかもしれませんので、観る方の判断にお任せします!
ちなみに、私はウィキを読みながら観ましたが...
驚きを隠せない内容でした。
ドラマとしての出来は素晴らしいものとなっておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
実話Netflixドラマネタバレ考察「モンスターズ:メネンデス兄弟の物語」
Monsters: The Lyle and Erik Menéndez Story
その真相が本当だった場合でも罪の重さは変わらないのでは?
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️あらすじ…※Filmarks引用
- ⭐️予告編
- ⭐️劇中に出てくる事件!...※ネタバレ(かも?)
- ⭐️ドラマはこうなる!※ネタバレあり
- ⭐️ネタバレなし感想!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Netflix
モンスターズ:メネンデス兄弟の物語(2024)
Monsters: The Lyle and Erik Menéndez Story
公開日:2024年09月19日
製作国:アメリカ
全9話:各話再生時間:50分程度
製作総指揮 ライアン・マーフィー イアン・ブレナン
〜キャスト〜
ハビエル・バルデム
クロエ・セヴィニー
クーパー・コッチ
ニコラス・アレクサンダー・チャベス
アリ・グレイナー
ネイサン・レイン
ダラス・ロバーツ
レスリー・グロスマン
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️あらすじ…※Filmarks引用
1989年、ビバリーヒルズの自宅で両親を惨殺し、有罪判決を受けたメネンデス兄弟の人生に迫る、実在の事件に基づく衝撃の犯罪ドラマシリーズ。
⭐️予告編
⭐️劇中に出てくる事件!...※ネタバレ(かも?)
(※内容は、グーグル先生で調べた内容をまとめています。)
もちろんこのドラマは、メネンデス兄弟の事件がメインです。
この事件は、殺害動機が「父親からの性虐待」だと兄弟が生々しい証言を裁判で行なったことからマスコミからかなりの注目を集めた事件です!
富裕層の事件だから華々しく映ったのでしょう。
私は初めて事件を知りましたので、ドラマとほぼ一緒ですが概要をまとめてみました。
〜メネンデス兄弟の殺人事件の概要〜
1989年、ビバリーヒルズの自宅でメネンデス兄弟が両親であるホセとマリリン・メネンデスをギャングの犯行に見せかけて射殺。
殺人の後、兄弟は旅行に出かけたり、豪遊するなど生活を楽しむ様子が見られたため、警察の捜査が進んだ。
1990年に逮捕された兄弟は、1993年に始まった裁判で、自己防衛を主張したが検察側は計画的な殺人だと主張。
結果、ギャングに見せかけて銃殺したことやアリバイ作りのために映画のチケットを手に入れたことがバレて...
最終的に、エリックとルイスはそれぞれ終身刑を宣告された。
今も、兄弟は刑務所で生活しているそう。
私は、事実から見て分かる通り絶対に計画的犯行だと思う。
終身刑は当然かなとは思います。
〜ドミニク・ダン殺人事件〜
劇中では、もう一つの事件が背景に映ります。
それは、映画「ポルター・ガイスト」に出演した女優ドミニク・ダンが元彼に殺された事件です。
その父親であるドミニク・ダン(スペルは違うがカタカナにすると同じ名前w)がメネンデス兄弟の裁判を傍聴する一人の人物として描かれ、殺人事件について彼の視点でも物語を描いていきます。
有名なので、みなさんご存知かと思いますが事件の概要は...
事件は、出演作『ポルターガイスト』の公開直後の1982年11月4日にダンが自宅で俳優仲間と稽古中に発生。
DVを受け、距離を置いていた元彼ジョン・スウィーニーに絞殺され22歳で死去。
ダンが若くして才能のある女優だったため、多くの注目を集めた。
ダンの死後、ジョンは逮捕されたが、最終的に親からの虐待を受けていたという過去も加味され過失致死で有罪判決を受け、懲役6年の判決となった。
が、結局3年ほどで出所。
両親は、判決が不服でジョンの新しい職場にも乗り込んだ。
そのあとは、名前を変えて普通に生活しているらしい...
父親の方のドミニク・ダンは、この事件をきっかけに有名人や金持ちが起こした事件の裁判専門の本を出し、ベストセラー作家になったらしい。
正直、メネンデス兄弟の事件だけでは一辺倒になってしまうところにこの視点を持ってきたところは、描き手のレベルの高さを感じましたね!
⭐️ドラマはこうなる!※ネタバレあり
〜問題のラストシーン〜
あれ?性虐待の話、嘘の可能性あるってこと!?
このドラマの内容は、ほぼ実話なので事実に沿って制作されてます。
事件が起きて、逮捕されて、家族の闇(父親の性虐待、母親が見てみぬふりをしてきた等々)が暴かれ、最終的には二人は終身刑になる。
しかも、別々の刑務所へ入れられることになる。
そこまでは想定通りですが...
ラストシーンを観て、非常に不安になりました。
■ドラマのラストは...
メネンデス兄弟が証言していた夫婦とは違う雰囲気の二人が映され(殺人事件前の回想)二人は、夫婦関係修復をしようとしているシーンが描かれ穏やかな様子だったからです。
その裏でメネンデス兄弟は、殺人を実行しようと力強く決意するシーンで終わります。
このシーンをラストに持ってきたことに意味がありますね!
〜”真実”を考察!〜
ラストシーンを観て、私は我にかえりました。
はて?
私が今まで思っていた真実は、実は違う可能性もあるということに気づくと...
とっても怖くなりました。
父親がコテコテの性虐待者で、不倫相手も男性。
母親は薬中で父親に依存し精神が不安定だった...(らしい)
母ちゃんなんて、兄のライル(ニコラス・アレクサンダー・チャベス)のカツラをむしり取ったりするからねw
私、びっくりして声出ちゃったよw
あんな風に日常的に自分を侮辱するようなことをされたら嫌いになるわなw
彼らはいい親で兄弟が言うような親ではなかったという証言も出てくるのですが...
特に、弟のエリック(クーパー・コック)が弁護士に父親の性虐待がどのように始まってどのような行為をさせられていたかを生々しく語るシーンは圧巻で...
しかも、兄弟も母親からもと...
性虐待の連鎖が気持ち悪い!
完全にいい親説はかき消され、性虐待の事実を信じて疑わなくなっていました。
実際にされているシーンを映すのではなく、俳優の演技だけでその悍ましさを表現する。
私も弁護士と同様、その話に引き込まれその悍ましさに耳を疑いたくなる...
そして、彼らにひどく同情してしまいます。
だから、どこかでメネンデス兄弟の殺人を正当化していた自分に気付いたのです!
このドラマは、真実が当事者にしか分からない状態になってしまった恐怖を伝えたかったわけです。
メネンデス兄弟の性虐待の証言がなければ、彼らに同情の余地はもちろんありません。
でも、もしあったら?
その可能性も拭えない。
でも、なかったら?
本当にお金のために、自分たちが自由になるためだけに嘘の証言で罪を逃れようとしていたのだとしたら...
震えますよね...
本当のモンスターは誰なのか?
それがこのドラマの伝えたかったことなのでしょう。
ドミニク・ダン(父親の方)も、自分の娘を殺した男がすぐ刑務所に出てきたことに疑念を持ち続けていて、同じ問いかけをしていました。
「虐待があったからといって罪は軽くなっていいのか?」
確かに、殺人犯にはそうさせる過去があったのかもしれない。
でも、それは誰かを殺していい理由には到底なり得ません。
ちなみに、私はこの兄弟が性虐待されていたのは嘘ではないかもしれないけど大袈裟に語っているところもあるのではないかと思います。
「お金が欲しかった!でも、性虐待・モラハラをしてくる&見過ごす両親も憎かった!邪魔だった!」
というのが本音ではないでしょうか?
それと同時に、裁判でカウンセラー(?)に殺人の告白をする際に「本当に性虐待があったらな、なぜその原因も明かさなかったのか?」と、追求されるシーンがありましたが...
それは、本来どうしても誰にも言いたくないデリケートな部分。
性虐待を受けたことがない人には分からない行動だと私は思うのです。
言わなかったのではなく、言えなかった可能性も高い。
総評しても、結局真実は分からない。
そこがこの作品がある意義なんだと思いました。
⭐️ネタバレなし感想!
この物語は、実際の事件を基に様々な視点で事件を描いています。
真相は一体どこにあったのか?
裁判にあった証言が散りばめられていますが、これを観てどう判断するかはもしかしてドラマのようにバラバラかもしれません。
本人たちは、この作品について幼稚だと批判しているらしい。
私にしてみればこの事件自体が幼稚...と、思ってましたw
金持ちが金欲しさに親を殺すなんて...と。
が、4話くらいから一気に引き込まれ「これがドラマ化した理由か!」と気づきましたw
あの弁護士が真実を兄弟から引き出すシーンは、本当に凄かった!
気づいたらそのエピソードが終了してました。
時間を忘れるくらい集中してしまったんです。
そこから、この事件を見る目が一気に変わる!
人間は、結局信じたいものを信じる生き物です。
そして、どうしても真実を知りたい生き物。
もうメネンデス兄弟しか真相を知らないということが一番怖い!
人間が人間を裁く裁判だからこそ、嘘を真実にできてしまうという事実は改めて脅威に感じなければならない。
私は、どちらせによ彼らの罪は妥当であり一生背負うべき罰であることに変わりはないと思います。
とにかく、負の連鎖が彼らの代で終わることを祈りますね。
罪を正当化することは許されません!
【閲覧禁止】ゲテモノ香港人肉ホラー映画「ハイヒール」が最低最悪!
※今回は、イラストを描く気にもならない作品でしたのでイラストはお休みとなります。
イラストにする価値もないゲテモノ映画です!
- ⭐️作品情報※Filmarks引用
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️あらすじ…TSUTAYAディスカスより引用
- ⭐️予告編
- ⭐️大後悔!見なきゃよかった...クズ映画!※ネタバレします
- ⭐️絶対に観ないでください!
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:ゲオ宅配レンタル
ハイヒール(1996)
人皮高踉鞋/Horrible High Heels
製作国:香港
上映時間:96分
監督 チェン・ウアイオン ゾー・チオン
脚本 ゾー・チオン
キャスト
リン・シャオロウ
シン・フイウォン
富貴
洪峰
黄燕雀
周玉玲
⭐️ちぶ〜的評価
🙅♀️0ブヒ(呪ってやる!レベル)
⭐️あらすじ…TSUTAYAディスカスより引用
女性の局部を切り裂き、人肉をハイヒールにする猟奇連続殺人魔を追う、刑事達の活躍を描くホラー作品。残酷さと香港映画特有のエロティシズム、更に銃撃戦やアクションなど様々な要素が満載の作品。ある夜、養女リンは養父リーがギャンブルで金を使い込んで悩んでいた。ある日、リーが覆面の男に全身を切り裂かれ、行方不明となり…。
⭐️予告編
⭐️大後悔!見なきゃよかった...クズ映画!※ネタバレします
〜後悔の念〜
もう、最悪です...
中国系の鬼畜映画って、時々めっちゃやばいのあります。
つい、よくわからない文章に惹かれて観てみたけど...
↓キネマ旬報WEBの作品紹介文抜粋...↓
女性の局部を切り裂き、人肉をハイヒールにする猟奇連続殺人鬼を追う刑事たちの活躍を描くホラー作品。大ヒットホラー『八仙飯店之人肉饅頭』の残酷さと香港映画独特のエロティシズム、更に銃撃戦やアクションなどさまざまな要素が満載の娯楽作。
後悔してもしきれない。
途中でやめれば良かったけど、我慢すればマシな展開が待っていると思ったら...
やっぱりなかった!w
絶対、『八仙飯店之人肉饅頭』が大ヒットして便乗した作品だ。
なんでも人肉にしておけばいいと思ってる。
この場合、皮だったんだけど...
肝心の皮を剥いで実際にハイヒールを作る工程は、皆無。
そうなのかな?って想像させるシーンのみ。
残酷描写も中途半端で、何がしたかったのか分からない。
多分、アダルトビデオの類だったんだろうけどね...
〜う○こポイント💩〜
腹が立ったので、誰にも観てほしくありません。
特に、女性には勧めない!
無駄にポイントまとめてみた!w
■強姦や暴行シーンが長い!
胸糞が悪くなるような描写をエロく撮ろうとしてた!不快極まりない!
■お○っこかける!
女は犬の電柱じゃない!上記のようなシーンの後に、このシーンがある!最悪!
■一途な女子が殺人犯扱い!
本当の殺人犯が狂った男なのに、犯された挙句犯人にされる...どうして!?
一番腹立つのは、ヒロインが恋していた男が連れてくるビッチ!w
そもそもあんな女と付き合う男が、いい男とは思えない。
このあたりで観るのをやめておけば良かった...
⭐️絶対に観ないでください!
冗談ではありません。
鬼畜映画よりもひどいのは、全てにおいて雑で中途半端なことです。
完全にアダルト映画の域なので、そもそも映画ではないのかもしれません。
そんなのを借りてしまった私も悪いのですがw
全てが下品でした...
演技も学芸会レベル。
『八仙飯店之人肉饅頭』のせいで興味を持ってしまった人はこの作品を即、その手から離してください!w
時間の無駄よりも無駄な時間が待っています。
気分が悪いというか、気持ち悪いです。
当たり前ですが、中国系の鬼畜映画を観たいなら『八仙飯店之人肉饅頭』で満足できるはずです。
あっちも別の意味で酷いですがw
金曜日の夜にこんな記事を書いてすみませんw
誰もそもそも見る予定には入っていないであろう作品ですが...
念の為の警告として、書きました!
こんな記事を書いてすみませんでしたw