経営者の仕事は本を読むことである (original) (raw)
下の息子(4歳)が幼稚園に入園して、半年とちょっと経った。
入園前から、自閉スペクトラム症(ASD)と診断されており、入園当初は様子を見ながらということだったが、集団生活がなかなかできないということで、7月からは週3日の登園制限がかかることになった。
家でもわがまま言うことはよくあるのだが、それでもきちんと言って聞かせると、本人はわかったと言って理解している様子なのに対して、幼稚園での集団生活になると、自分のわがままを押し通してしまうようである。
これまで何度か息子の幼稚園での生活を見る機会があった。
まずは参観日。親子で歌を歌ったり、踊ったりする内容だったのだが、まわりの子どもは先生の言うようにやるのに対して、うちの息子はやりたがらない。私が促しても、いっしょにやろうとしなかった。
次は運動会。最初の入場行進からちょっと不機嫌そうな様子で、その後の準備体操はやらずに一人で立ったまま。かけっこはどうにかスタートするものの、途中で引き返してしまい、先生に抱っこされてゴール。最後のダンスは最初から拒否。私が「車(トミカ)買ってあげる」とモノで釣っても乗ってこない。結局、最後まで先生に抱っこしてもらったままだった。
もともと、自分のやりたいことしかしない、我慢ができないということはある。自分がやりたいこととやりたくないこと、その間のどちらもでもないことがあったとして、やりたいことはやるが、やりたくないこととその間のことはやらない、そういう傾向もある。ただ、その間のことに関しては、一対一のときは、私がきちんと説明して理解したらやってくれることが多い。そこまで意固地にはならない。
しかし、幼稚園の集団生活となると、その間のことまで拒否してしまうようなのである。一度拒否すると、本人も一貫性を保とうという心理が働くのか、少々言っても、みんなと一緒にやろうとはならない。
私が子どものころの教育であれば、わがままと判断され、先生から叱られるか、放っておかれるかだったと思うが、最近はそうもいかないのだろう。私としては荒治療でいいと思うのだが、うまくいくかどうかは自信がないし、それを幼稚園の先生にお願いするわけにもいかない。
当面は、ASD的な傾向があること前提に、息子本人が1対1のコミュニケーションと集団でのコミュニケーションの何に差を感じているのか、それをよく見極めて、そこを取り除いていくしかないのかなと思っている。本人も会話でのコミュニケーションができるようになってきているので、意見も聞きながら、根気強く取り組んでいきたい。
ということで、息子の集団生活でのコミュニケーションが難しい原因がわからない、という話でした。
前回のこのブログの記事で、11月になったのにまだだいぶ暖かいということを書いたが、今回は10月の気温がどうだったのか、データを見ながら振り返ってみたいと思う。
今年の10月はさすがに猛暑は一段落したものの、全般的に暖かったと記憶している。一方で、猛暑からの反動で一気に秋が来たという感じもあった。
そこで、今年の10月の気温が、8,9月と同じく例年に比べて高かったのか、それとも例年と変わらず急に秋が深まったのか、データをみながら検証してみたい。
データは、毎度おなじみ気象庁のサイトから。
以下、私が住んでいる地域の10月の気温のデータを見ていく。
まず、今年の10月の最高気温の平均が25.3℃で、データが取れる1977年以降で、2番目に高かった。
一番高かったのが2021年の25.4℃で、それとほぼ同じ。
また、最低気温の平均が17.3℃で、こちらは一番高かった。過去5年の平均が14.4℃だったので、こちらはかなり高かったといっていいのではないか。
ちなみに、過去の10月最高気温の推移は以下のとおり。
1980年代:21.4℃
1990年代:22.2℃
2000年代:23.1℃
2010年代:23.4℃
こうやって見ると、私が子どものころから3℃以上上昇。2020年代はまだ半分なので、10年平均で取ると25℃近くになると思われる。
夏場だけでなく、この時期の気温も確実に上がっていることがわかる。
また、最高気温が30℃を超える真夏日も3日記録。25℃以上の夏日は17日ということで、10月が夏の終わりといった様相か。
私が子どものころは、9月はもう秋という感じだったが、それと比べても、1ヶ月から1ヶ月半くらい季節がずれている感じがする。
10月に入ってから寒暖の差が大きくなり、私のまわりでも体調崩す人が多かったこともあり、急に秋がやってきたという印象も強かったが、こうやってデータを確認すると、やはり気温は高く、今年の10月は夏の終わりと見るほうが正確な見方なのではないかと感じた。
こうやって、どんどん夏が幅を利かせ、冬が短くなっていくのだろう。
11月も中盤を迎えているが、秋が深まっているという感じがしない。裏を返すと、ちょうどいい感じの気候で、これはこれで悪くない。
一方で、この時期になっても、台風が発生しているようで、ちょっと異様な感じも正直している。
私のイメージしている秋というのは以下のような感じ。
秋序盤:最高気温20℃台前半(夏日ではない)、最低気温15~20℃くらい
秋中盤:最高気温15~20℃くらい、最低気温10℃台前半
秋終盤:最高気温10℃台前半、最低気温10℃以下になることがしばしば
最低気温が10℃を下回りだすと冬が近くなってきており、最高気温も10℃を下回るといよいよ冬本番という感じ。
で、この基準に照らし合わせて、11月の気温の見ると、上旬は最低気温こそ10℃台前半だったが、最高気温が20℃を超す日がほとんどで下回っても18,19℃だったので、秋序盤のイメージ。これが今週いっぱい続く見込み。
来週からはちょっと気温が下がって、最低気温が10℃を下回る日が出てくるものの、最高気温が10℃台後半で推移する予報で、それでも秋中盤の様相といった感じ。11月下旬になっても、秋が深まり、冬が見えてくるという感じではない。
私が子どものころから感覚だと、11月も下旬になるとほぼ冬の気候で、ここから寒さが続くのだろうなと思っていたのだが、そこから比べると1ヶ月くらいずれこんでいる感じだろうか。
そんな感じで、11月いっぱいくらいは、秋のちょうどいいころの気温で推移しそう。
いわゆる温暖化が気になるところではあるが、それを憂いつつも、今はこの過ごしやすい季節を楽しみたいなと思った次第である。
ということで、冬が来るのはもう少し後になりそうだ、という話でした。
上の娘が9歳の誕生日を迎えた。
去年のこのブログで、「パパがいっしょじゃないと寝れない」と言ってくるけれど、それもいつまで続くかわからない、なんてことを書いていたが、1年経った今もまだ変わらず言ってくる。
これをありがたいことだと思うのか、なかなか成長しないなと思うのか、両面あるのだが、まあそれはそれで良しとしておきたい。
ちなみにまだお風呂はいっしょに入っている。
さて、誕生日と直接関係があるわけではないが、最近ちょっと思ったことがある。
私が子どものころにはカメラやビデオ自体はあったが、それを記録しておく媒体が脆弱で、残っている写真が少ないし、ビデオも当時大きなビデオカメラを親が買っていたが、撮ったテープはもう存在しない。
それに引き替え、現代ではスマホで簡単に写真や動画が残せる時代。おそらく紛失せずにそのまま残っていくもののと思われる。
そんな記録が簡単に残せる時代にあって、子どもの記憶は、私たちのころと比べてどう変わるのだろうか、とふと思ったわけである。
例えば誕生日の写真なんかでも、毎年撮るわけで、翌年以降には1年前、2年前、もっと前の写真を見返すことができる。
となると、昔の記憶の定着が進み、記憶が充実するのではないかと思ったりしている。
これが、私たちの時代だと、そんな写真や動画は残っていないわけで、本当に記憶だけでしか思い出せないのだが、今の時代は、純粋な記憶にプラスして記録が加わることで、思い出がさらに充実するのではないか、という仮説が思い浮かんだわけである。
より鮮明に思い出が残ることがいいのかどうかはわからないし、何かしら影響が出てくるのかどうかもわからないが、なんとなく明確に違いが出てくるのではないかと思っている。
それによってどんな影響がありそうか、娘にも意見を聞きながら、今日の誕生日を過ごしたいと思った次第である。
ということで、記憶に記録が加わり思い出が充実する時代になっているのではないか、という話でした。
私がこの夏くらいから見ているYouTubeで、「タンパク質ソムリエ -KAZUHIRO-」というチャンネルがある。
内容としては、タンパク質を中心に栄養バランスの良い食事を摂ることを説いており、そういった食生活を実践するために、チャンネルを運営している羽田和広氏が開発した「BONIQ」という低温調理器を勧めている。
要は、低温調理器を売る人なんだけど、そのための情報をYouTubeで提供しているというわけである。
その情報がなかなか面白くためになるということで、たしか7月か8月くらいからこのチャンネルを見続けていたのだが、途中からだんだんこの「BONIQ」がほしくなってきた。
私は普段料理はほとんどしないのだが、これであれば鶏胸肉やさばを調理したり、温泉たまごくらいはつくって食べるんじゃないかと思うようになってきたわけである。
ただ、使わないとさすがにもったいない、ということで買おうかどうか逡巡していたのだが、9月初旬のAmazonのセールの際に、思い切って購入に踏み切ることにした。
それから約2ヶ月経ったのだが、結論としては買ってよかった。
最初は、下準備に手間取ったり、どのくらい時間を設定すればいいか迷ったりもしたが、それも徐々に慣れてきた。低温調理は、設定温度と肉の厚みで時間を設定するのだが、設定温度で肉にどのくらい熱を加えるか(硬い・柔らかい)が決まり、時間の長さは殺菌に影響があるということだったので、迷ったら長めに時間設定するということで対応している。
今のところは、定番の鶏胸肉を中心に、大きなかたまりの肉を買ってきて、低温調理してストックしておいたり、卵をまとめて温泉たまごをつくって、たまごかけごはんにしたりしている。
他には、牛乳とヨーグルト飲料からヨーグルトを大量につくったり、先日は娘のリクエストでローストビーフなんかもつくってみたりと、思った以上に活躍している。
買ってよかった点としては、肉や魚をおいしく食べられることと、食事の幅が広がったこと。
低温調理は、適切な温度に設定することで、肉や魚が柔らかくおいしく食べられることができるという触れ込みだったが、想像していた以上においしく仕上げることができて驚いている。
鶏胸肉なんかはパサつくことなくしっとりとしたできあがりになるので、これだけで十分におかずになっている。
また、徐々にレパートリーも増えてきており、1食あたりのおかずのバリエーションも広がっている。
調理に関してはだいぶ慣れてきたので、ここからは効率的につくって食べられるよう、いろいろと工夫してみたいと思っている。
ということで、BONIQを買って食生活が変わってきている、という話でした。
11月も中旬に差し掛かろうかという今日このごろ。
朝晩はさすがに肌寒くなっているものの、昼の最高気温は20℃超えで、下手すると夏日かという日が続いている。
この季節になっても、まだ夏の猛暑の余韻が残っている感じである。
本来であれば秋が深まっているはずの11月だが、ちょっと例年と違うなと感じていることがある。それは秋の花粉症。
私は子どものころからの花粉症持ちで春の花粉症は毎年発症するのだが、たまに秋の花粉症も重い症状が出ることがある。毎年というわけではないが、2,3年に1度というペースで出るので、毎年一応警戒している。
発症する時期はだいたい9月から10月にかけてなのだが、この夏は猛暑でそちらに気が向かなかったこともあり、気がついたらとくに症状もなく時間が過ぎていた。後になって、そういえば今年は秋の花粉症がなかったなという感じだった。
それが、である。ここに来て鼻がかゆく、そこまでひどくはないのだが、確かに花粉症の症状が出始めた。例年と比べると、1ヶ月半から2ヶ月近く遅い感じである。
おそらくブタクサかイネの花粉かと思われるが、その時期が猛暑の影響で遅れているのではないかと推測する。
ようやく猛暑が終わったのに、その影響がこの時期にまで出てるのかと思うとちょっと辟易としてしまう。
そんなことを思っていたら、よく似たようなことがあったことを思い出した。
それは今年の夏の蚊の状況。
この夏は猛暑のせいというか、おかげというか、蚊にほとんどさされずに済んだと思っていたら、9月末から10月にかけてけっこう刺されるようになった。
蚊はどうやら高温になりすぎると生きていられないようで、8月に軽井沢にキャンプに行った際、現地の人が、今年は蚊がほんとに少ないと言っていたのを思い出した(それでも軽井沢は最高気温が30℃程度だったので、東京とかに比べると蚊は多かったようだが)。
これも、猛暑の影響なのは間違いなく、他にもいろいろな事象が後ろ倒しになっているのではないかと感じた次第である。
ということで、猛暑によって生態も変わりかけているのでないかと思った、という話でした。
いつからだか覚えていないが、メモ管理などはEvernoteというアプリを活用して整理している。
このブログの下書きもそうだし、日記をまとめたり、会議のメモを残したりと、このアプリで管理している。
数年前というか、もう10年くらい前になるだろうと思うが、当時このEvernoteが流行して、いわゆるブロガーがこぞって取り上げていたのを思い出す。
そんなEvernoteのブログや書籍なんかも読んで、私もその流れに乗り遅れまいと使い始めた。
正直、フルに活用できているわけではないが、それでも上述した用途でメモアプリとして活躍している。当初は、名刺を取り込んだり、紙をPDFとして取り込んだりしていたが、最近はその用途で利用はなくなり、ひたすらメモ用途として使い込んできた。
そんなEvernote、ここ最近は、細かいアップデートが多く、そのたびに仕様が変更されて使いにくいなと感じるようになってきている。ボタンの変更だったり、タイトルの位置の変更だったりと細かい変更ではあるが、頻度が多いとそれはそれでストレスに感じている。
加えて、日本法人が撤退したニュースもあり、最近ではEvernoteのオワコン説も流れてきている。徐々に店じまいをしようとしているのかもしれない。
そんな中、Evernoteに代わるアプリとして、Notionなるものが台頭してきているようだ、というのはなんとなく認知していた。
機会があれば調べて乗り換えたいと思いつつも、面倒くさいというわけではないが、先送りにしながらここまで来た。ただ、上述したような不便も感じるようになったこともあり、ここに来て重い腰を上げて、Notionについてきちんと調べてみようと気になったわけである。
で、YouTubeでNotionのことについて調べてみると(Evernoteがブログからの情報だったのに対して、NotionはYouTubeからの情報というところが、時代の変化を反映している)、どうやら単純なメモアプリではなさそう。むしろデータベースアプリのようで、できることはかなり広い。
データベースというと、私は前職時代に少しだけかじったことがあり、概念としてはそこそこ理解しているつもりで、Notionの内容を知れば知るほど、難しくも面白そうだなと感じはじめている。
性格上、ある程度きちんと整理してからはじめたいということもあり、どうしようか思案する今日このごろ。こういうアプリは時間をかけて勉強して構築していけば楽しいのはわかっているのだが、この年末の忙しくなる時期にどこまで時間をかけていいか計りかねている。
ただ、存在を知ってしまった以上、Evernoteからの乗り換えは実行したい。ということで、来年から運用を始められるよう、ここから年末まで、時間をみつけて準備をしていきたいと思う。
ということで、Notionをはじめようと思っている、という話でした。