幕張のアンバランスな街並み (original) (raw)
今月は2回の出張の予定があるのだが、今週はその1つめで、東京に出てきた。
今回の展示会出展がメインで、会場が幕張メッセだったので、正確には千葉なのだが、まあ東京出張ということでいいだろう。
そんな幕張。前にこのブログでも書いたことがあるが、海浜幕張駅の南側(海側)は、幕張メッセや千葉マリンスタジアムがあり、ちょっと近未来的な造りの建物が多い。近未来的と言っても、20~30年前の近未来で、今から見るとバブルの匂いがかなりする建物ではあるが。
駅の逆側(北側)もオフィスが立ち並び、比較的新しいビルが多く、こちらは南側に比べるともう少し今風の感じのビルが多い印象。いずれにせよ、ちょっと生活感がないというか、ちょっと無機質な感じが幕張の印象だった。
しかし、ここに来てはそのイメージも変わりつつある。
駅前に大きな商業施設が2棟立っているが、幕張メッセを中心とした、ちょっと無機質な建物群とは打って変わって、そのどちらもが(少し昔の)新宿なんかで見るネオン街のビルよう感じなのである。店舗の看板が多く、色味が多い。正直それまでの幕張のトーンとは合っていない。
無機質な街並みと、ちょっとごちゃごちゃした街並み、どちらがいいとか言うつもりはないのだが、統一感がないのは、街としていかがなものかと思う。
今さらバブル時代の近未来的なトーンに合わせるのも難しいのはわかるのが、どうにかならんかったのだろうかと、2000年代はじめの幕張を知るものとして思った次第である。
ということで、幕張の街並みをトーンが合っていなくて困惑する、という話でした。