ちこりぃ暮らし (original) (raw)

「ブーブ(車)」にドハマりしている息子(1歳8か月)を連れて、トラックフェスタなるものに行ってきました。

その際にもらったノベルティが、こちらのステーショナリーセット。

材質に主に「紙・木」を使い、プラスチックの使用をかなり減らした物でした。
こうしたノベルティ、普段はあまりもらわないよう心がけているのですが、これはちょっと面白い。「まーたプラスチック・・・」という罪悪感も、少し軽くなります。

中身のご紹介の他、どんな会社が作っているのかを調べてみました。

ステーショナリーセット、写真でご紹介

紙で出来た筒(ペンケース)の中に鉛筆・ボールペン・定規・消しゴムが入っていました。
すごくシンプルな見た目で、つやつやしておらず紙や木の「そのままさ」が伝わります。

素材は「紙・木」がメイン

筒・ボールペン:紙
定規・鉛筆:木
消しゴム:TPR

一番驚いたのはボールペン。ボディ・キャップがなんと紙製です!

定規で天然素材だと「竹製」のものはよく見かけますが、こちらは軽い木の板です。
メモリは印刷されています。触った感じ、ささくれも無いです。

消しゴムのTPRという素材ですが、プラスチックでもいわゆる「非塩ビ」素材のようです。
擦ったときにペタペタというか、もちもちというか、そんな感じがしないタイプ。
このタイプの消しゴム、昔使ったときに消えにくかった記憶があるのですが、こちらはきれいに消えました。ただ、よくある塩ビタイプのプラ消しゴムと比べると消しカスがまとまりにくいです。
まぁでも、文字を書く時にちょこちょこ修正で使う分には問題ないかと思います。
クラフト紙で出来たスリーブに入っています。

実際に書いてみた

鉛筆はHB~Bな、まぁ一般的な感じです。無料で頂けるには充分な書き味です。
ボールペンもインクがかすれずに出ますし、紙製キャップは意外に外れずちゃんとはまります。
消しゴムの消せる感じですが、写真で伝わりますでしょうか?
「消しゴムを使うと 」の空白部分が「こんな感じ」と書いてあったものを消した部分です。
結構きれいに消せています。

作っているのはノベルティ専門メーカー「丸辰」

調べると、株式会社丸辰(まるたつ)という販促品・ノベルティの専門メーカーによる製品でした。
創業70年という歴史を持っています。
今回のステーショナリーセットのブランドである、プラスチック原料の削減などをテーマとしたブランド【Re.l(リル)】の他にも、SDGsをテーマとした製品も取り扱っているようです。

株式会社丸辰公式HP https://marutatsu.co.jp/
ブランド【Re.l】特設ページ https://marutatsu.co.jp/rel/

〈おわりに〉ノベルティのイメージがガラッと変わった

ノベルティというと、大量生産・大量消費の代表例で、安価なプラスチックで作られたもの、というイメージがありました。
「無料だから」といってほいほいもらってばかりでは、生産量は減らないし、自分がその負のサイクルの一端を担ってしまう、という後ろめたさもありました。
今回のような「サステナブル」をテーマとしたノベルティは、まだマイナーかもしれませんが、こういう製品もあるんだなぁという発見がありました。
もちろん、「プラスチックじゃないからOK」という訳ではありません。
ただ、プラスチックを削減していかなければならない中で、「ここまでできる」「こんな選択肢もある」というのを知れたのは良かったです。

2022年から始めたコンポスト

はじめは段ボールとプラ製のプランターの計2基で運用していたのですが、雨が軒下に吹き込むたびに段ボールが崩壊してしまい、現在はプラ製プランター1基のみで運用しています。

\始めたころの様子はこちら/

chikory-life.hatenablog.com

\2か月後、段ボールコンポスト初引っ越しの様子/

chikory-life.hatenablog.com

以降、続いたり続かなかったりといろいろありましたが、3年目にしてついに見舞われた虫のトラブル。

派生したのは2種類の虫で、「キノコバエ」と「ミズアブ」です。今回はそれぞれについて以下の内容をお伝えします。

・虫の生態

・発生原因

・対処法

キノコバエ」の生態

見た目・・・いわゆる「コバエ」。黒色で体長は2~3mm。

発生時期・・・4~6月

人への害・・・無し。刺したりはしないけど、家の中にも入ってきやすいので不快ではある。

かなり小さい羽虫なので、部屋に入り込みやすいのが困りました。

発生の原因

コンポストには古シーツを被せ、周囲を洗濯ばさみで閉じていました。

出産で数ヶ月、開けずに放置していて、再開しようとシーツをめくったら……わっさり。

もともと堆肥に発生しやすい虫で、近隣住宅が園芸をしていたり、畑があるので、発生しやすい条件は整っていたと思います。

対処方法

放置。

開ければ虫が飛んでいってしまうので、開けないほうが良いと判断しました。

出産の入院から放置していたプランターの #コンポスト、1ヶ月半ほど放置していたものを、カバー開けたら羽虫が大量発生していた😱💫
でも生ゴミ入れてない&乾ききっていたので、カバー外したまま様子見てたら2日後には虫がすっかりいなくなりました!よかった〜😂
頃合い見て再開したいな〜〜〜っ!

— ちこりぃ@エコフレンドリーな暮らしを模索 (@seflife_szok) 2023年4月1日

完全にいなくなることはなかったのですが、数は減ってきていました。

夏本番になると姿は見えなくなりました。

「ミズアブ」の生態

見た目・・・幼虫が湧くので、いわゆるウジ虫です。成虫は15〜20mm。

発生時期・・・8月〜(現在進行系で発生中)

人への害・・・無し。刺したりはしないけど、生ゴミや糞便に湧くため、不衛生。

成虫はそこそこ大きいため、部屋で見かけることはなかったです。

たくさん幼虫がいたわりに成虫の数は少ないです。

生ゴミ入れる時にうごめく姿が目に入ってしまうのが滅入ってしまいますが。

発生の原因

被せていた古シーツがめくれた状態で放置していたからだと思います。

しっかり被せていた時には発生しませんでした。

対処方法

放置(またか)。

ミズアブの幼虫は生ゴミの分解に一役買ってくれるらしいので、いる事は悪くないらしいです。見た目が受け入れられるかどうかです。

「この数の幼虫が成虫になって、開けたとき一斉に飛んできたらどうしよう」とおそるおそる生ゴミ投入を続けていますが、幸い今のところそれはなく。

成虫の状態で死んだ個体もちらほらありました。

虫が発生したら、まずやること

どちらのケースでも最初は頭を抱えました。

人に害はあるのか?

続けられるのか?

放っておいていいものか………?

そんな不安がありました。

不安になるのは、その虫のことを知らないからです。

なのでまずは発生している虫がなんという虫なのかを調べました。

コンポスト 虫」とキーワード検索したり、Googleレンズで検索をすれば出てきます。

衝動に駆られて殺虫剤をまかないようにも気をつけました。

そもそも我が家に殺虫スプレーの類はないのですが(G用のものも無いです)、殺虫剤を撒いてしまえばコンポストに悪影響を残してしまう、と思ったからです。

コンポスト生ごみが分解できるのは、微生物がいるからです。

なので殺虫剤は使わないよう、対処方法を調べました。

その他の対処方法

我が家では放置しててもやり過ごせた虫たちでしたが、これは運が良かったと思います。

そうは言ってられない場合もあるでしょう。

調べて見つかった対処では、コンポストを高温にして虫を死滅させる方法がありました。

やり方は、黒いビニール袋にコンポストの中身(土と湧いてる虫)を入れ日向に置く、というもの。

黒いビニール袋……ないんだよなぁ……わざわざ買う………?

そんなことを思ってしまいますが。

もしかしたら今後、我が家でもこの方法をとる日が来るかもしれません。

【余談】キノコバエにアロマは効くのか

蚊よけのハッカ油スプレーを作ろうと調べたときに、たまたま見つけたのですが、面白い実験をされた記事がありました。

キノコバエ精油が効くかを試されたものです。

waseiyulife.com

この方も育てている植物にキノコバエが発生してしまったらしく、3種類の精油が効くかを試されていました。

ちなみに、この記事のご本人様も考察している「吸水ポリマーにコバエが誘引されているのでは?」に関して、我が家でも以下の実験をしてみました。

<実験>何も精油を入れていないポリマーを近くに置き、数日様子を見る。

<結果>コバエはひっかからず

つまり、コバエは吸水ポリマーに好んで突っ込むことはないようです。

コンポスト内のコバエの様子も変わりませんでした。

【余談】ミズアブは悪臭を消す?

生ごみに湧くミズアブの幼虫ですが、その糞が生ごみの悪臭を抑制することが実験で分かったとのことです。

\詳しい内容はこちら/

www.naro.go.jp

\こども新聞だからわかりやすい!手軽に知りたいならこちら/

www.affrc.maff.go.jp

→該当記事は「2023年」の「ミズアブが悪臭を抑制~有機廃棄物の処理問題解決へ~」です。

実際、ミズアブがいる我が家のコンポストはどうなのか、というと。

臭わないです。臭わないけど・・・もともと臭いが強くなるもの(肉魚など)を入れないのであまり臭いが問題になったことはないんですよね・・・。

ミズアブ幼虫が発生するのは夏場なので、見た目さえスルー出来るのならむしろありがたい存在なのだなぁと思いました。

コンポストの虫トラブル対処法・まとめ

まずは湧いている虫が何なのかを調べること。

人への害の有無、一時的な発生なのかどうか、じつはコンポストに貢献してくれたりなど、意外なことがわかります。

衝動的に殺虫剤を使わないためにも、どんな虫が発生する可能性があるのか事前に調べておくのも良いと思います。

ちこりぃ自身、これらの虫の発生は予測の範囲内ではありました。

もちろん実際目にすると「うっっっっっっ‼!!?」となりましたが。

ミズアブに関しては、この記事を書いてる今も、共存しようと奮闘中です(苦笑)。

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