竹仙坊日月抄 (original) (raw)
2024年9月14日18:30にスタートした、信越五岳トレイルランニングレース2024の100マイルの部をDNFしました。
53km地点の第3エイドかつ第一関門のアパリゾート上越妙高で申告リタイアしました。
関門時刻の15日5:00には間に合ったものの(とはいえ閉鎖7分前)、夜通し熱中症の前駆症状に悩まされていて、到着時も指先の感覚がおかしく、危険を感じました。
氷をもらって頭や首を冷やしていたら治ったので、あれは完全に熱中症だったと思います。
今はフィニッシュ会場のハイランドホール飯綱で、お茶を飲んだりようかんを食べたりと、思いの外くつろいでいます。
あの舞台はまだ準備中です。
舞台裏はこんな感じ。
花道を渡ってこの舞台に立つ日はいつ来るのでしょうか。
2024年9月14~16日に開催される、信越五岳トレイルランニングレース100mileの部に出場します。
現在は移動中で、長野駅で新幹線の発車待ちをしています。
信越五岳には2022年に110kmの選手として☆、2023年はボランティアスタッフとして☆☆参加しました。
☆
https://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2022/09/19/035157
☆☆
https://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2023/09/12/182304
2021年のCOVID-19による中止を含めると、4年連続で何かしらの形で参加していることになり、参加賞やスタッフTシャツが貯まってきています。
左から2021、2022、2023(スタッフ)。
信越五岳の100マイルは初参加なのでとても楽しみで、何がなんでも完走したいのですが、33時間という厳しい制限時間を克服できる可能性は、正直半々かなというところです。
こんな日に限って寝違えてしまって首が痛い、というのは、早めの言い訳として書き残しておきます。
今回のフィニッシュは飯綱高原のハイランドホール飯綱です。
この写真は2018年に友人Aさんの応援に行った時のものですが、見ての通り、このフィニッシュは舞台のようになっています。
当時の記事☆☆☆に、私もいつかフィニッシャーとしてこの舞台に立ちたいという記述がありました。
☆☆☆
https://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2018/09/20/183247
2018年の私は4月に腕を骨折して運動がままならず、信越五岳の100マイルに出ることなど想像もつかない状態でした。
あの時から6年が経ち、その間に信越五岳110kmを完走しましたが、フィニッシュ会場が異なったため、あの舞台に立つことはありませんでした。
今年はあの舞台に立つチャンスがあります。
花道を目指して、一歩一歩近づいて行きたいと思います。
今さらですが、2024年7月26日(金)に開催された第77回富士登山競走の五合目コースの装備等の記録です。
初めての富士登山競走への出場だったため、いつものように諸先輩方のブログ記事を参考にした結果、ロードとトレイルの混合競技という捉え方をすればよいのかなということで準備しました。
また、昨年は友人Bさんがやはり五合目コースに出場しており、その経験談から得たものも役に立ちました。
まずは肝心の足元を、アシックスのターサージール5で固めました。
モデルとしてはかなり古くなっていますが、私のロードシューズのなかでは一番使用頻度が低いシューズで、見た目はまだ新品同様です。
履いてなさすぎというのは置いといて、私のターサージールの着用方針は、ハーフマラソン以下のスピードレースとしています。
しかし、ここ数年の度重なる故障や負傷の影響で、そうしたレースへの参加が激減しており、1年に1度も履かないことがあるくらいでした。
そんな冷遇をしているのは私なので、その点申し訳なく思いつつも、スピードを要するレースでの着用機会は虎視眈々と窺っておりました。
その点、富士登山競走はロードとトレイルのミックスで、しかも五合目コースはロードが行程の3分の2を占めます。
ロードのスピードが大切なのは諸先輩方が口を酸っぱくして説いているところで、中でもターサーもしくは他メーカーの同様モデルが第一選択であることはほぼ共通認識でした。
ただし、いずれも「履き古した」ターサー的モデルがよいとのことで、ターサーを履き古してはいない私はそこに若干の逡巡を覚えます。
でも瞬時に、他にターサー持ってないもんね、と開き直りました。
実際のレースでは、ロードはターサーの軽さが活き、そしてトレイルではターサー独特のソールパターンが活きました。
周知の事実だと思いますが、古いターサーのアウトソールには固めのブツブツが付いていて、これが路面をしっかり噛むのです。
トレランシューズでいうラグは2mmほどだとは思いますが、アスファルトに噛みつくこのブツブツは、この日の乾いたトレイルにはロード以上に食い込むため、足元の不安はまったくありませんでした。
来年以降の山頂コースにもこのターサージール5で臨みたいと思います。
それまでに履き古すことはあっても、履き潰す心配はなさそうなので…。
また、この7月末という季節は、熱中症対策が肝心になります。
昨年出場した友人Bさんは私よりも数段暑さに強いのですが、そんなBさんが暑さでずっと脚がつりそうだったとのことでした。
暑さに弱い上に肉離れ明けだったためと、絶対につりたくない私は、Bさんの話を参考に、脚つり対策としてマグオンやスゴ飯などのミネラル豊富系補給食を用意しました。
スタート前にスゴ飯を1本食べて、レース中にマグオンを適宜2本摂取する計画でした。
結果としては、スゴ飯は計画通りに食べられたのですが、マグオンは最初の1本を馬返しで摂取したものの、そのタイミングが遅かったのか、残り1本は摂取しないままレースを終えました。
終盤でほんの少しだけエネルギー不足を感じましたが、肝心の脚つり予防という目的は達成されました。
他には塩分タブレットを10個ほど持っていき、エイドでは必ず、その他気になるタイミングでガリガリかじって塩分補給に努めました。
塩分タブレットはブドウ糖の塊なので、ちょっとしたエネルギー補給にも役立ち、先に挙げた終盤のエネルギー不足は塩分タブレット2個食いでしのぎました。
この2個食いは、手軽でかなり使える補給方法だと思います。
次回は山頂コース出場予定ですが、これらの装備にはまたお世話になることでしょう。
引き続きよろしくお願いいたします。
帽子:TANNUKI
サングラス:スミス
シャツ:UTMF2021参加賞Tシャツ
アンダーシャツ:ゼロフィット
ズボン:ノースフェイス・腹巻き風パンツ
タイツ:T8
カーフスリーブ:CEP・レース
靴下:コンプレスポーツ
靴:ASICS・ターサージール5