【経験値稼ぎ】謎解き力を上げたくて『リアル脱出ゲーム公式過去問題集』で練習してみました。 (original) (raw)
脱出成功できるようになりたい。しえるです。
私はSCRAPのリアル脱出ゲームをちょくちょく楽しんでいますが、これが本当に難しくてなかなか成功できません。
脱出成功率はだいたい10%前後なので、解けないのも仕方ないのかもしれませんが、あと少しのところで解けなかったり、クリアまでまだまだこんなに道のりがあったんだと打ちのめされたりするのは、やはり悔しいものです。
そこで今回は、いつも一緒にリアル脱出ゲームを楽しんでいる友人と一緒にSCRAPから出ている公式過去問題集を解いてみました。
ちなみにリアル脱出ゲームとは「マンションの一室や野球場や学校、廃病院、そして地下鉄や六本木ヒルズなど様々な場所を舞台に、謎を解いてそこから『脱出』することを目的とした体験型ゲーム・イベントです。」というものです。
【経験値稼ぎ】謎解き力を上げたくて『リアル脱出ゲーム公式過去問題集』で練習してみました。
本の内容や流れについて
この『リアル脱出ゲーム公式過去問題集』には上記4つの再現問題が収録されています。
流れ的にはまず各ゲームごとに「スタート時の状況」「オープニング」「司会進行役によるルール説明」が紹介され、用意するものの指示があります。
巻末の袋の中に問題で使うアイテムが入っており、それ以外の筆記用具やハサミ、タイマーなども指示に従って用意したら、タイマーを指示された時間にセットして、謎を解いていくという形でした。
立体的な道具を使うような紙上で再現できない問題は「こんな問題がありました」という形で写真と一緒に紹介されています。
尚、制限時間は、こういった再現できなかった問題の分や探索の時間が考慮された時間が問題集向けに設定されていました。
ヒントや答えはランダムな番号が振られたうえで、巻末にまとめられており、問題ごとに「ヒントは○○、答えは△△」と書かれた数字を見て確認しにいく形なので、誤ってネタバレを見てしまうということはありませんでした。
自分で答えが合っているかチェックしに行くしかないことによる「答えは本当にこれでいいのかなぁ?でもネタバレは見たくない」という状態を考慮されていて、実際の答えの前に「これ使って解いた?」という確認が1クッション挟まれています。
ただ、答えが合っていたとしても「本当にこれで合っているのかなぁ?」と1クッションに対して躊躇してしまうので、公演のように解いて見せたらすぐに正誤がわかるという風にはいきません。
「とりあえず答えが出たら提出してみる」というのが気軽にできない分、タイムロスもしやすい気がしました。
ある飛行機からの脱出
大阪のHEP HALLで行われたリアル脱出ゲームで、今のリアル脱出ゲームの形の原点となった公演のようです。
若干ヒントには頼りましたが、この本の中で唯一、制限時間内に解ききることができました。
頼ったと言っても、ヒントを見ても「それはわかっているんだよ」って感じなことが多かった印象がありますw
ある使徒からの脱出
こちらは富士急ハイランドで行われたエヴァンゲリオンのリアル脱出ゲーム。
最初に解いたのがこのエヴァのものだったのですが、実際の公演ではバラバラの状態で見るものが、紙面上に並んで表示されていることに違和感があって、慣れるのに時間がかかってしまいました。
制限時間内には解ききれなかったものの、自力で脱出まで解ききったことで、リアル脱出ゲームはココに注意したほうがいいというものを少しつかめた気がします。
ヒントがなかったら全然わからなかったなぁというものが1個あり、時間内に富士急を駆け回りながら解くことを考えたら、激ムズすぎるなぁと感じましたw
Escape from the Mysterious Cathedral(謎の聖堂からの脱出)
非常に新鮮な感覚で楽しめたのがこの「謎の聖堂からの脱出」でした。
何が新鮮だったかと言うと、このリアル脱出ゲームが開催されたのがシンガポールで、謎がすべて英語なのです。
説明などは日本語で書かれているし、文章になれば翻訳も併記されているので、英語が得意でなくても問題なく挑戦できるのですが、自分の中で単語の意味を理解するために日本語に翻訳するけど、英語しかないという頭で謎を解かなきゃならないので脳がバグりました。笑
月面基地からの脱出
こちらは漫画『宇宙兄弟』とのコラボリアル脱出ゲーム。
漫画が未読なので、謎解きを始める前に設定を理解するのに時間がかかってしまいました。
人物紹介などが軽くあると嬉しいですね。
原作を知らないから想像しにくかったのもあるかもしれないけど、これは公演会場にいるほうがひらめきやすいだろうなぁ…w
全部解いてみての感想
これまでホール型の公演で成功したものはぶっちゃけキャリーしていただいただけにすぎず、ことごとく撃沈してきており、解説で「それでよかったのかぁ」と悔しがることもあれば、ただただお手上げなことも。
この過去問は制限時間内でクリアできなかったとしても、解けるまで挑戦することができてスッキリするし、クリアするにはこういう所に注目しなきゃいけないんだなぁって気づきもたくさんありました。
ボリュームは縮小しているとはいえ、2,000円もかからずに4公演を疑似体験できて、とてもお得に感じましたので、今後もう1冊出ている過去問題集もやりたいなぁと思っています。