落日 (original) (raw)

今でこそ逆光で盛大にゴーストやフレアが出ることはあまりなくなったが

ふた昔ほど前はゴーストが出るのがむしろ当然であり、

APO 70-300mm F4-5.6 DG MACROはその中にあって逆光に強いことで知られていた。

このように太陽を正面に入れてもゴーストやフレアは皆無である。

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OM-1 Mark II + CM-AEF-MFT + APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO(300mm) SS1/800 F5.6 ISO200

…今年の初日の出はサンヨンのスターレンズだったが

逆光の強さという点に関してはAPO 70-300mmの方が勝っている。

cloudmoon.hatenablog.com

さて、どんなに機材を持っていても

フィールドに持ち出せなければ意味がないし、

持ち歩くものは少なければ少ないほど

軽ければ軽いほど良い。

持ち運ぶのにへとへとで写真を撮る気になれないのでは

本末転倒もいいところだ。

しかし大きくて重いレンズでないと撮れない写真もある。

機材を持ち運ぶには

カメラバックがいるのだが、

長時間持ち歩くにはバックパック

機材の取り出しにはショルダーバックが便利なので

長時間の移動が想定される場合、

登山用のバックパックにショルダーバッグを収納することにしている。

カメラ用のバッグは大は小を兼ねるのだが…

小生の撮影スタイルでは

バックパックに収納できることが条件になる。

手持ちのシステムだとフルサイズの77システムや

Foveonのシステムは

OUTDOOR PRODUCTSのカメラショルダーバッグ 05を使用している。

このバッグは大きめの標準、望遠、広角レンズとフルサイズ一眼レフを収納でき

比較的コンパクトにまとまるので重宝するが

コンパクトとは言っても長辺が37cm奥行きが14cm高さが23cmあるので

かなり大きなバックパックでも、容量を占有してしまう。

よりコンパクトにシステムを持ち運ぶのにバッグを探していたところ

ノンブランドの安いのがなかなか良かった。

長辺が24cm奥行きが14cm高さが16cmと

アウトドアプロダクツよりも一回りコンパクトで

奥行きの内寸が12cmある。

一般的にカメラはレンズをつけた状態で下向きに収納するので、

奥行きは、カメラの高さよりも大きくなくてはならない。

奥行きは10cmとかのものが多いのだが

一眼レフを持ち運ぶには少し足りないのである。

アマゾンでも似たようなのが売っているが

肝心の奥行きがタイトになっており、同じものかどうかはわからない。

やや剛性が心配ではあるが

フラップ付きでバックル止めという小生の好みを満たす。

フラップがあれば急な雨でも多少は安心でき

バックル止めの方がベルクロやジッパーより確実にロックできるからである。

この手のバッグはかつてはサンワサプライがいいのを出していたのだが、

現在は終売してしまっている。

この手の機動力重視のショルダーバックはカメラ1台と

小型~中型のレンズ3本とか言うのが多いので、

標準、望遠、広角レンズを持ち出すとそれだけで終わりになってしまいがちである。

マクロレンズを持ち出す余地がないので、

マクロ機能付きのレンズが何気にありがたかったりする。

まぁ…望遠だけ別のケースに入れたりもするのだが。

ズームレンズでシームレスにつなぐのは画角的には死角はないのだが

特殊用途のレンズを持ち歩いたり、コンパクトにまとめるためには

割り切りが必要になることもある。

用途に応じてオリジナルのシステムを構築していくことも

レンズ交換式のカメラの楽しみの一つである。

しかしだいたいこういう結末を迎える…

しまった!あのレンズ持ってくればよかった orz