ON DEMAND SESSIONS (original) (raw)

ffwd によって実現されるモバイルコア AIOps(検証事例の紹介)

本セッションでは、AIOps を実現するシステムプラットフォームである ffwd の機能的特徴について、その開発を指揮しているcorezero社のYee Soonと共にご紹介します。その機能の有効性を実証するため、BBSakura が管理運用を担当する「さくらのセキュアモバイルコネクト」のモバイルコア部分の本番環境ログを ffwd に転送して、次期運用基盤として利用可能であるかを検証しました。その検証結果を、AIOpsの実現を検討されている皆様に向けてご報告します。

BBSakura Networks 株式会社 佐藤 哲也
Corezero Yee Soon

AIでのデータ検索にも対応! Elasticsearch/Kibanaの最強のパイプ型クエリー言語ES|QLの紹介

ログ管理ツールとして多くのユーザーに愛されているElasticsearch & Kibanaに、革新的なクエリー言語ES|QLがついにGAになりました。本セッションではES|QLのすごさとともに、今までのKibanaでのデータ分析・運用がどう変わっていくのか、AIと組み合わせたユースケースとともに紹介します。

Elasticsearch株式会社 関屋 信彦

Hinemosが考える。システム運用の効率化/自律化を実現するシステム運用AIアシスタント構想

統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」は、生成AIを用いてシステム運用の効率化/自律化を目指す「AIドリブン運用」を掲げています。 AIドリブン運用を実現するための「システム運用AIアシスタント」構想の一例をご紹介いたします。 ・生成AIを用いた運用自動化のルール自動生成 ・生成AIを用いた過去インシデント情報の有効活用 ・Azure OpenAI Service基盤の運用管理

NTTデータ先端技術株式会社 内山 勇作

GAIOps:生成AI活用でIT運用改善~より良く活用するための7つのポイント~

蓄積されたノウハウやベンダー情報を活用して、生成AI(Generative AI)を用いたIT運用高度化(AIOps)に向けた取り組みを行っています。自社に導入を始めているプロジェクトの活動内容とともに、適用シナリオや注意すべきポイント、関連するソリューションについて紹介します。

ユニアデックス株式会社 藤田 勝貫

次世代へのサポートデスクの運用改革と顧客満足度向上への取り組み

サポートデスクの運用担当者向けの内容となります。 弊社ではお客様の質問に対して、クラウドベンダーへ問い合わせをしながらお客様の課題解決のご支援をしています。 課題解決には、様々な工程やお客様にご協力いただくことが多々あると感じております。 従来は、ヒアリングの際お客様をお待たせしてしまい満足度が低下しておりました。 業務フローの改革を実施することで、顧客満足度を引き上げることに成功しました。 本公演では、課題解決を迅速化するプロセス確立の苦労話と組織づくりのプロセスについてお話します。 また、今後の取り組みとして生成系AIを用いた次世代のサポートデスク開発についても弊社の取り組みをご紹介します。

アイレット株式会社 奥村 大

システム運用における生成AIの活用について

本講演では、システム運用における生成AI活用について解説します。生成AIが求められる背景、AI活用の歴史から、適用が想定されるユースケース、GAI-Opsに対応するツール、活用のために必要なスキルや対策についても触れます。最後に具体的な事例を通じて、実際の効果とその応用方法を示します。生成AIを活用し、システム運用を革新するための気づきを得られることを企図しています。

株式会社野村総合研究所 木村 誠明
株式会社野村総合研究所 浜崎 佑樹

Azure OpenAIを活用!クラウドベンダーからの通知対応の工数削減

トレンドマイクロではAzure OpenAIを活用し、クラウドベンダー(Azure・AWS)から日々通知されるイベント・メンテナンス概要・影響サマリをチケット管理システムに自動挿入することで効率的に対応工数を削減しています。Azure・AWSを利用してサービスを提供している方、Azure OpenAI活用に興味がある方に是非聞いていただきたいです。

トレンドマイクロ株式会社 前川 洋子
トレンドマイクロ株式会社 野末 武志

Detect issues, correlate symptoms and pinpoint root-cause with Deep-learning BERT and AI-Agents

As log volumes and system scale continue to grow exponentially, manual detection of issues, event correlation, and root cause analysis become increasingly impractical. Recent advancements in transformer-based AI and large language models (LLMs) significantly accelerate progress in observability and AIOps. These advancements enable: * Automated detection of both known and previously unidentified issues. * Cross-source event correlation, identifying connections between seemingly unrelated events from diverse sources. * Rapid root cause pinpointing, leading to faster issue resolution times. Modern AI solutions must be intrinsically integrated with observability, not simply bolted on as afterthoughts. This presentation will discuss 2 key technical areas: * Miniaturized BERT models for deep-learning-based drift detection. * LLM-driven Agentic workflows for event correlation, reasoning, and root cause identification. Training accurate AI models requires access to unfiltered, full-volume logs. This necessitates high-scale, low-cost log ingestion, pre-processing, and pipelining specifically designed for AI integration. We will discuss how a cutting-edge, real-time observability data foundation, optimized for handling high-volume, low-value data profiles, seamlessly integrates with modern, native AI services.

Corezero Yee Soon

オブザーバビリティを2つの切り口から実践してみた~トラブルシューティング&インフラコスト最適化~

近年、運用領域ではオブザーバビリティ(o11y)が注目されていますが、一口にo11yと言っても様々な切り口があります。そこで今回は、次の2つの切り口からo11yの実践例を発表します。 ①Instana:POSシステムのトレース情報等からボトルネックを特定し、障害の原因究明・解決(トラブルシューティング) ②Turbonomic:リソース使用率からクラウドを最適なスペックに変更するインフラコスト最適化

Airitech株式会社 久保田 想也

運用者の各領域で向き合うLLM

本発表では、運用の主要な業務におけるLLMの活用事例を紹介します。モニタリング、インシデント管理、キャパシティプランニング、情報摂取効率の向上、toil削減の実装の代替など、具体的な活用方法と課題について議論します。運用とLLMの融合によるシステムの信頼性と運用効率の向上の可能性を探ります。

株式会社スリーシェイク nwiizo

運用苦労話(しくじり、トラシュー)

マルチテナントクラスタのセキュリティ対策の勘所

私たちのチームは、複数のアプリケーション開発チームにCI/CD実行環境を提供するプラットフォームチームです。複数のユーザに利用されるマルチテナンシーのKubernetesクラスタに対し、私たちが実施したセキュリティ対策についてご紹介します。

NTTコミュニケーションズ株式会社 中村 真之介

Terraform を使った IaC/GitOps の陥りやすい罠を回避した話

当時の Terraform を使った GitOps で IaC を運用している現場で運用しづらい手法をとっていました。私がその現場でどのようにワークフローやディレクトリ構成、Terraformコードを再設計し、運用効率を上げたかについて紹介します。

クラウドエース株式会社 阿部 正平

10年前のレガシーコードが私に来た

2012年、初めてAWS上で会社の製品サービスを立ち上げ、しばらく初期運用を楽しんでいたが、1年後に専門の運用チームにめでたく引き渡し、新しい製品とサービスの開発や立ち上げに従事していた。しかし、いつのまにその運用チーム所属になり、またいつのまに2012年のレガシーコードの改修のタスクが私に振られて来た。。。 10年以上前に開発され、誰も手を入れず使われていたレガシーな自社運用プラグラムのソースーコードを改修して苦労したお話です。

株式会社クオリティア 平野 美賢

NFV基盤で利用しているCephクラスタのバージョンアップを内製対応した話

KDDIではOpenStackを利用したネットワーク仮想化基盤(NFV)のバックエンドストレージにCephを利用しています。 本発表では商用運用中のCephクラスタを内製でバージョンアップする際に直面した課題やその課題をどのように解決したかについて紹介します。 特に商用影響を極力減らすために工夫した点や苦労した点、システムの仮想環境(デジタルツイン)を構築して効率的な手順検証とメンバーのスキルアップを両立させた点について紹介します。

KDDI株式会社 松本 良輔
KDDI株式会社 齋藤 裕子

新仮想化基盤のHW運用最適化

新たに仮想化基盤システムを構築するに際して運用者の知見を基に実施した改善についてご紹介します。 運用者がこれまでの基盤運用で経験してきた失敗や苦労から得た知見を活かし、稼働・品質面での大きな改善を実現しました。 実際に行った改善の中から、設計点検による運用品質向上とHW対応効率化による運用稼働削減について具体的にお話します。

KDDI株式会社 平塚 環

データカタログ運用物語~令和6年夏の理想と現実~

弊チームでは、複雑になってきたメタデータを見える化するためにデータカタログを導入しました。その際にDataHub( https://datahubproject.io/ ) というLinkedIn製のOSSをEKSにホスティングしました。 データカタログを使って、メタデータを整理することで、日々の解決したい課題がありました。そのためにユースケースを定めたり、DataHub自体の機能を使ったり試行錯誤をしました。 今回は構築段階よりも、データカタログの運用という部分に焦点を当てて、これまでに試行錯誤したこととこれからデータカタログを用いて実現したいことをお伝えしたいです。

株式会社サイバーエージェント 黒田 尚輝

インシデントに気が付いたとき、どうする!?

CODT2023 Unplugged セッション(クラウドセキュリティ)では、多くの参加者から、 「みんなセキュリティへの意識はありそう」、けれど「様々な視点があり、見る範囲も増 えて」いて「どうしていくのがよいか」が目の前にある悩みであることを共有しました。 その背景には、セキュリティとして何かしら目の前に見えている課題やインシデントが あり、それに対して向き合っていかないといけない現実があるのだと考えます。 一方で、「コトが起きた時・起きたかもしれないとき、どうする?!」は手探り感が強い のが実態でしょう。 このセッションでは、JPCERT/CCがこれまで「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表 ガイダンス」や「攻撃技術情報の取扱い・活用手引き」に向けてきた「困ったときに どうするのがよいか」への考え方を解説し、リアルセッションでは、JPCERT/CCにどんな 時に、どのように相談するとよいか、について受講者とディスカッションを行います。

JPCERT/CC 佐々木 勇人

俺たちのAmazon EKSバージョンアップ - au お客様向けサービスを支える Amazon EKS のバージョンアップ内製化・効率化の取り組み -

我々のチームではWEB/APIサービスの基盤となるEKSクラスターを複数運用しています。コスト削減や技術力向上を目的とし、昨年度から各種作業の内製化を進めており、EKSクラスターのバージョンアップについても事前検証から商用作業までの一連の作業を内製化しました。バージョン間の差分の事前確認、アドオンの影響調査、安全な切替方法確立など、確実にバージョンアップを行うための各プロセスにおける注意事項、実際に作業する中でのトラブル事例や気づきについて共有させて頂きます。

KDDI株式会社 松本 健太郎
KDDI株式会社 浅倉彬

やりたくてもできない運用改革~運用をよくするとはどういうことなのか~

運用の現場において、コストカットや品質向上を目的として運用改善を実施せよという命題を与えられて苦労されている人も少なくありません。 手段としては自動化、AI活用、クラウド、サービス利用など多数思い浮かぶとは思いますが、コストや手間などをかけようとすると途端に上層部が渋り始める、なんて話もよくききます。 運用改革をすすめるためには何をしなければならないのか、どのようにすすめるべきなのかについてお話しいたします。
・運用改革うまくいかないあるある(苦労話)
自動化すすめる、属人化解消、ユーザからのクレーム少なくする、など
・手段の前に、運用改善する目的を整理しよう
運用改善する目的や方向性をまず定めることが大事
運用対象と目標レベルを定義
定めた目標事に有効な手段
・運用改善を進めるうえで、計画の立て方、認識の合わせ方
運用改善で期待する効果を見える化
現実的なゴールを定めて改善活動をすすめるということ

株式会社インターネットイニシアティブ 山本 悠哉

運用自動化(Dev/Ops、CI/CD、IaC)

いちばん速いインシデント対応チームをつくる

インシデント対応していく上でもっとも大事なこと、それは「解決の速さ」です。二次災害を起こさない、将来のインシデントの原因を作らないという制約の中で、いかに速く解決をするか。それがいま運用チームに求められています。素早い対応をするためには、個人のスキルや能力だけでは不十分です。大事なのは、いかに良いチームを作るかという点にあります。本セッションでは、さまざまなインシデントに対応出来る強い運用チームをどう作っていくべきかを解説します。

PagerDuty株式会社 草間 一人

MSPが今後注力すべき方向性とは~リアクション型からプロアクティブ型への進化~

パブリッククラウドの台頭による自動化の浸透、DevOpsによる開発と運用の一体化、生成AIによるナレッジ共有・トラブルシューティング・解析の民主化など、MSPや運用専門組織でなくても運用できる時代がまもなく訪れるにあたり、何を価値にしていくのか?本セクションでは、そんな運用担当者のミライについて、NTT東日本の取り組みも交えながらご紹介します。

東日本電信電話株式会社 白鳥 翔太

Code for DevRel - DevOpsで加速するリリース速度にDevRelが追従するためのLLM活用法

DevOpsの広まりと発展に伴い、様々なサービスで機能アップデートや不具合修正のリリースサイクルと回数が増加しました。しかしその一方で、リリースされた機能をユーザーに認知してもらう仕組みはその進化に追従できているでしょうか? このセッションでは、1人のDevRelが、年間200を超えるユーザー向けの新機能をどのようにトリアージしユーザーに発信しているかの試行錯誤を紹介します。

Stripe 岡本 秀高

二桁を超えるクレジット関連サービスが稼働中のGKEにおいて、年数回のアップグレードを習慣化した手法の紹介

複数のサービスが稼働しているインフラ基盤のアップグレードは、各サービスの開発状況やアップグレード前後の正常性検証等の都合上ビッグイベント化しやすく、大規模な工数をかけて数世代を跨いだアップグレードとなってしまうことが多々あります。 これに対してJCBでは、運用しているGoogle Kubernetes Engine (GKE) に対して自動化・効率化手法を組み合わせて、稼働サービス数が増えてもインフラの工数が単純増しない仕組みを整え、公式サイクル通りの年3回のアップグレードを習慣化してきました。 今回、こちらの仕組みについて詳しく説明したいと思います。

株式会社ジェーシービー 平松 淳也

Deep Dive CloudFormation Guard ~社内ルール準拠のAWS自動チェック~

ダイキン工業では研究開発部門だけで100以上のAWSアカウントを抱えています。各アカウントにはAWS SecurityHub上のAWS公式ルールに基づいたセキュリティ自動チェックを導入済みですが、公式ルールと社内のWebアプリ向けチェックリストを照合したところ、カバレッジが15%と十分とは言えませんでした。これに対しCloudFormation Guardによるカスタムルールを導入し、カバレッジを50%程度まで引き上げるまでの道のりを解説します。

ダイキン工業株式会社 角田 潤也

社内サービスの稼働状況と効果の可視化で、サービス価値を最大化- Amazon Managed Grafanaを活用した事例

社内サービスの稼働状況や効果の可視化の重要性と、Amazon Managed Grafanaを活用した実現方法について、弊社の事例を交えてお話します。 ビジネス層、運用者、開発者それぞれに有益な情報を提供し、効果測定の標準化や工数削減につながった取り組みを紹介します。

アイレット株式会社 上地 航平

Gemini で進化していく SRE オペレーション

本公演では、Gemini が SRE エンジニアの業務効率化にどのように寄与するかをご紹介します。 生成 AI は、可能性を模索する段階から、実務に取り入れる段階へと変化してきています。 そんな中で、SRE エンジニアとして、具体的にどのように生成 AI を生かしていけばいいのでしょうか? それを考えるべく、IaC やエラー解析といった SRE のタスクについて、Geminiを用いて効率化する方法を実践的に説明していきます。

クラウドエース株式会社 高橋 和真

モニタリング品質向上の取り組み

ぐるなびではモニタリングツールとしてNewRelicを採用しています。 これまで開発者の多くがNew Relicのアカウントを持ち、自由にモニタリングの設定が可能でした。 しかし、開発者のツールやモニタリングに対する理解度のばらつきによって品質に差が出ていました。 本講演では、これらの課題を解決するためのTerraform導入や運用戦略についてお話します。

株式会社ぐるなび 江島 礼音

「さらば、コンソール作業」ChatOpsによるAWS運用自動化ツール作成の裏側を聴いてみる

『IAMユーザの作成・削除』『開発環境の提供』『サービス毎の請求確認』などなど...日々の運用の中で求められる作業は数知れず。定形業務に追われる情報システム担当を見た社内の有志が「さらば、コンソール作業」という旗のもとに、Slackを用いたChatOpsによるAWSでの運用自動化ツールを作成しました。同じ悩みを持つ運用者、そして一歩踏み出せない開発者に向けて、ツールとその作成に関する裏側をヒアリングしてご紹介いたします。

株式会社エーピーコミュニケーションズ 坂口 拓生

チームづくり・人材育成

ベンダに任せっきりの一人インフラチームがどんどん強くなる話

少数精鋭、というより孤軍奮闘の我々が最も頼りにしているのが社外ベンダさん。インフラチームはただ一人でも、強力なベンダさんと共に会社を横断してワンチームを作ってきました。様々な工夫を続けて早2年。その結果、今では我々は自分たちのことを「強いチームだ」と自負できるまでに成長しました。どんな工夫を続けたのか?何が変わったのか?をお話します。

株式会社NTTスマイルエナジー 迎 諒

インシデントなんて怖くない!効果的なIncident Scriber/Commanderトレーニング

障害対応の要となるIncident Scriber(記録者)およびCommander(指揮者)の育成に頭を悩ませているチームは多いのではないでしょうか。このセッションでは、障害対応において当社のSREチームが抱えていた課題と、改善のためにScriber/Commanderに必要なスキルをどのように定義・強化しているかについて、実際のトレーニングプログラムの内容を含めてご紹介します。

トレンドマイクロ株式会社 森 葉月
トレンドマイクロ株式会社 野末 武

OpenStack

ゲノム研究者向け解析環境におけるOpenStackの活用事例

私たちは、サーバー等のハードウェアとOSSの解析アプリを組み合わせた物理サーバーベースの解析環境をゲノム分野の研究者に提供してきました。 ここ数年、解析で扱われるデータの機微性などを背景にした様々な運用課題が出てきたことから、いくつかの研究機関にOpenStackを含んだ構成の解析環境を導入しました。 実際に導入したある研究機関における課題と取り組みの事例を交えて、研究機関におけるOpenStack活用の展望についてご紹介いたします。

株式会社ナベインターナショナル 大木 一永

ヘッドレス環境でのフェデレーション認証: OpenStackクライアントでOIDC認証を行う方法

近年、セキュリティなどの観点からアプリケーション独自のパスワードを持たずに、SAMLやOIDCを用いたフェデレーション認証を活用するのが一般的となっている。 一方で、VMなどブラウザがない環境で利用されるCLIクライアントにフェデレーション認証を導入するにはユーザー体験などの面で課題がある。 本セッションでは、OIDCの各フローを紹介した上で、OpenStackの代表的なCLIクライアントであるOpenStackクライアントを例にヘッドレス環境に対してフェデレーション認証をどのように導入できるかを紹介する。

LINEヤフー株式会社 林野 竜也

Containerizing OpenStack's Neutron Agent with Podman: An In-Depth, First-Hand Guide to Our Process, Discoveries, and Challenges

In OpenStack, the neutron-server and neutron-agent are essential components, particularly on compute nodes, where the neutron-agent handles network layer abstraction. However, shared network namespaces in typical deployments can lead to complex dependency issues when updating or installing software. Containerizing the neutron-agent addresses these problems, improving system stability and preventing conflicts. This presentation will share our experiences with containerizing the neutron-agent. We'll explain the process, steps taken, and challenges faced, offering insights into the benefits and technical considerations of containerization within OpenStack. By the end, attendees will have a practical framework for applying containerization in their environments, leading to more stable and maintainable infrastructures.

LY Corp. Nisha Brahmankar
LY Corp. Anupindi Bharadwaj

監視・ログ・オブザーバビリティ

企業が付き合う生成AI「使う・組み込む・作る」3つの戦略

生成AIを活用して企業が競合に優位性を確保する方法について、「作る、使う、組み込む」の3つに分けて探求します。業務効率化から、OpenAIや自社開発のAIを通じたデジタルビジネスの差別化の取り組みを進める上で直面する課題を整理し、それらに効率的に対応するNew Relic AIやNew Relic AI Monitoringの活用法を紹介します。また、AIとビジネスのオブザーバビリティを統合することにより、企業の成長をどのように促進するかについても解説します。

New Relic株式会社 清水 毅

OpenTelemetryで切り拓くこれからのオブザーバビリティ戦略

クラウドシフトが進むシステム環境において、信頼性を維持・向上させる運用にはオブザーバビリティが不可欠です。オブザーバビリティの高い運用は一朝一夕で実現できるものではなく、その過程で発生するさまざまな変化に影響を受ける可能性もあります。こうした未来の不確実性に耐えうる柔軟性をOpenTelemetryを通じて獲得しつつ、Splunk Observabilityを活用しながら、オブザーバビリティを戦略的に高めていきましょう。

Splunk Services Japan合同会社 中上 健太朗

性能見える化で明るい未来を

プロダクトを運用していく中で、webサーバのレスポンスやDBのslowクエリなどの性能を視覚的に見たり統計値を見たりするのが、大変な状態でした。それによって性能改善の際の指標を取るのが難しいであったり、性能劣化の発見が遅れてしまう等の問題がありました。その状況を改善するべく、性能の可視化を実施しました。その方法や効果について紹介させていただきます。

AXLBIT株式会社 磯田 将太

Amazon CloudWatchでSLOを監視してみた

ENECHANGEでは、Amazon CloudWatchを活用し、AWS上のワークロードのSLOを監視しています。このセッションでは、これからSLO監視を始める方や、他の監視ツールに満足していない方に向け、Amazon CloudWatchの具体的な活用事例をお話しします。高価なツールに引けを取らない、実用的な監視ができることを示します。

ENECHANGE株式会社 岩本 隆史

OpenTelemetry for Go 計装大全 〜息をするようにトレース計装できていますか?〜

こちらはZenn特別賞を受賞した記事を講演化したセッションです。 ・受賞ページ:https://info.zenn.dev/2024-03-12-campaign-gc24-result ・Zenn記事:https://zenn.dev/cloud\_ace/articles/opentelemetry-go 皆さんは、ログを出力するようにトレースも計装できていますか? トレースは、システムのボトルネックやバグの原因を追加実装なしに発見したり、システムの分析や最適化を行うことに役立ちます。便利である反面、アプリケーションコードを煩雑化してしまう可能性があります。そのため「できるだけ最小限な構成で手軽に導入したい」という方にとってオススメのセッションとなっております。

クラウドエース株式会社 水野 拓海

オウンドメディアの運用強化 ~ サーバレス化の実現とオブザーバビリティの取り組み ~

弊社では複数のオウンドメディアをAWSで運用し、様々なチームが協力して本プロジェクトに取り組んでいます。しかし、多数のEC2インスタンス利用に伴ったOSのEOLによる運用の課題、データ集約不足による課題共有や改善が困難である課題を抱えていました。 これを解決するため、MSPと開発チームで協力し、サーバレス化することで OS の EOL 問題からの解放や、手動による細かなリソース管理が不要となり、効率的な運用を行えるようになりました。また、New Relic を活用したオブザーバビリティの強化に取り組み、データ集約先の整備や監視基盤を整えることができました。 今回は、その歩みについてご紹介します。

アイレット株式会社 笹崎 日登

トレンドマイクロのセキュリティプラットフォームを支えるトレース監視

マイクロサービスアーキテクチャ構成のサービスを管理する上で、サービスをまたぐ問題を一気通貫で調査できる仕組みは重要です。当社のSREチームが管理するサービスの内部監視において、トレースレベルの監視を行う基盤を実装したことにより、従来のメトリックやログでの監視と比較して問題の検知の速度が向上、顧客影響が広がる前に問題に対処することができるようになりました。本講演では、トレース監視の概要と、それを用いた問題調査の事例を共有します。

トレンドマイクロ株式会社 三宅 文彦
トレンドマイクロ株式会社 野末 武志

とある金融機関システムにて、カーネル初心者がLinuxカーネルコードと格闘しながらeBPFでオブザーバビリティを高めた話

eBPF技術は、オブザーバビリティを高めるための画期的な技術の1つとして、クラウドネイティブ界隈でも大きな注目を集めています。ミリ秒単位の厳しいレイテンシ目標を維持・向上するためには、まずはアプリケーションに加えてカーネル内の処理内訳を可視化する必要があり、本番環境で軽量に組み込めるeBPF技術が最適でした。本セッションでは、eBPF技術の解説も交えながら、プロセススケジューラのレイテンシを計測するツールを実装し、本番環境に適用した事例についてお話します。

日鉄ソリューションズ株式会社 田村 大樹

外形監視はどうしてる!?クラウド管理型APの監視をJenkins&Seleniumで自動化してみた!

外形監視といえば、一般的にはURL監視を指しますが、クラウド管理型Wi-Fiアクセスポイント(AP)の監視はURL監視とは違い、APもAPで提供している機能も正常であることの確認が必要となります。もちろんクラウド機能が正常であることも重要です。 今回、Jenkinsサーバから複数拠点の監視用PCにアクセスし、Seleniumによって実際にユーザ登録する手順を踏んだ上でAPと機能が正常か監視するシステムを構築し、監視業務を自動化しました。

東日本電信電話株式会社 石原 慎也
東日本電信電話株式会社 森 直樹

パブリッククラウド運用(AWS, Azure, GCPなど)

本当にやりがちな「AWSのIAM運用アンチパターン」10本ノック

クラウド利用において鬼門となるIAMの管理。「まずはどこから始めようか」と悩んでいませんか?実際に弊社が150名に行ったアンケート調査では、AWS運用におけるセキュリティ課題として最多のものはダントツで「IAM運用」でした。本セッションではセキュリティ企業である弊社自身のIAM運用や、クラウドセキュリティ診断の顧客への提供を通して得られたIAM運用の知見を、アンチパターン10件を通して紹介します。

株式会社Flatt Security 齋藤 徳秀

vClusterを活用したKubernetes環境の最適化とバージョンアップ検証

昨今、「vCluster」を利用し始める方が増えてきています。 しかし多くの組織で、vClusterの利用を""学習向け""に留めるケースが多いのではないでしょうか。 本セミナーでは、KubernetesのバージョンアップやDevOpsツールのバージョンアップ検証に焦点を当て、vClusterをより有効に活用するための成功例や課題をお伝えします。 vClusterを利用した最新の検証手法や効率的な運用方法を学び、実際のプロジェクトにどう応用できるかを探求しましょう。

株式会社カサレアル 本多 義樹

インテル® Tiber™ デベロッパー・クラウドの紹介

昨年、インテル社の新しいサービスとして、インテル® Tiber™ デベロッパー・クラウドがリリースされました。このサービスは、インテルの最新アーキテクチャーを、クラウド上でお試しいただける有償サービスです。プログラムの移行や評価といった利用や、AI モデルのトレーニング環境として運用いただけます。このセッションでは、サービス概要を紹介し、実際の利用イメージについて説明します。

エクセルソフト株式会社 宇崎 裕太

次世代のクラウドセキュリティ!Confidentail Computingとは

Confidential ComputingとはCPUに搭載された機能を使って利用中のデータを守る新しい技術です。比較的最近になって登場した技術ですが、クラウド上で稼働するワークロードを保護する新たなセキュリティ技術として注目を集めており、複数のクラウドサービスプロバイダから相次いで関連サービスがリリースされています。この講演では、Confidential Computingとは何か、そのメリットやユースケースを交えながら説明します。

NTTデータグループ 梶波 崇

クラウドコスト管理の正攻法を知りたい〜FinOps Foundationに学ぶFinOpsの考え方〜

ここ近年、IT業界の流れとしてはクラウド化からクラウド前提にシフトしていっています。 それに伴いクラウドにかかるコストの金額や管理方法について悩まされている方も多くなっているかと思います。 クラウドコストを体系的に学ぶ方法としてFinOps FoundationのFrameworkが参考になります。 本セッションではFinOpsについての概要やFrameworkについてお話いたします。

株式会社 ブロードリーフ 左近充 裕樹

パブリッククラウド運用内製化の挑戦 - 共通監視基盤(3EaaS)によるコスト削減と運用改善 -

パブリッククラウドの運用にかかるコストに悩んでいませんか? 本セッションはパブリッククラウドの運用内製化を考えている方向けの内容です。 弊社では2019年頃からパブリッククラウドを活用した社内プロダクトの増加に伴い、外部への委託費や監視コストが課題となりました。 そこで、運用に求められる共通的な機能を提供する監視基盤(3EaaS)を開発したので、その取り組みと効果について紹介します。

東日本電信電話株式会社 田口 裕真
東日本電信電話株式会社 熊本 知優

IAM Identity Center を使用して、Microsoft Entra ID や Google Workspace のユーザーで AWS アカウントに SSO する

AWS IAM Ideneity Center の機能を用いて、Microsoft Entra ID 上のユーザーおよび Google Workspace上のユーザーでAWSアカウントへのSSOを実装するための方法、またアクセス権限の設定について紹介します。AzureやGoogleWorkspaceを利用中で、AWSの導入を検討している方向けの講演となります。

株式会社エーピーコミュニケーションズ 早房佑樹