ITエンジニア向け情報サービスのエキスパート特化版「TechFeed Pro」のクローズドβがリリース (original) (raw)

テックフィードは、同社が運営するITエンジニア向け情報サービス「TechFeed」の、エキスパート向けに特化した上位版「TechFeed Pro」を、1月28日にリリースした。現在はクローズドβ期間中で、招待されたユーザーのみが利用できる。

「TechFeed」は、世界中の技術情報をアルゴリズムが自動的に収集、集約してユーザーに届けるエンジニア向け情報サービス。その上位版である「TechFeed Pro」は、4年にわたる「TechFeed」の開発・運営ノウハウをベースとし、エキスパートによる利用を念頭に置いて再設計された。

「TechFeed Pro」は、30名以上のエキスパートからのヒアリングとユーザーテストを行った結果が活用されており、高いレベルの情報品質とソーシャル性を備えた情報サービスとなる。

具体的には、情報収集アルゴリズムが改善され、専門的で質の高い情報がリアルタイムで得られるようになった。クローズドβに先立って行われたプレビュー期間でも、多数のエキスパートから「ノイズが少ない」「他では出会えない情報に出会える」といった声が上がった。

そのほか、複数の情報収集エンジンが独立して動作するマルチキュレーションエンジンシステム(MULQS:マルクス)を独自に開発。エキスパートの発信に絞って取り込むものや、GitHubを監視するものなど、さまざまなエンジンが稼働しており、容易にON・OFFが可能なため、ユーザーが自らの関心やスキルレベルに合わせて、情報の量と質を自在に調整することができる。

さらに、エンジニア同士をリアルタイムでつなぐ、ソーシャルなサービスも用意されている。ユーザーをフォローすることで、ユーザーのアクティビティをリアルタイムに受信でき、これまで見過ごしていた情報を知るだけでなく、興味のなかった情報に気づける「セレンディピティ」が実現される。

現在は、招待されたユーザーのみが利用可能となっており、3月の正式リリースに向けて、クローズドβ期間中に受けたフィードバックを積極的に取り込みながら、改善が重ねられる。招待を受けるには、チケットを所持している人に直接打診して入手する方法のほか、Twitter上の抽選に参加する方法(TechFeed公式Twitterアカウントをフォローした上で、「#TechFeedPro使いたい」というハッシュタグを付けてツイートを行うこと)がある。

また、今回のクローズドβの開始に合わせて、「テックフィード公認エキスパートプログラム」も開始された。高度なスキルと信頼を併せ持つエンジニアは公認エキスパートと認定され、現在はWeb系を中心に23名の公認エキスパートが名を連ねている。