1968年『悲しくてやりきれない』 (original) (raw)
詩人のサトウハチローさんが作詞し、フォークルの加藤和彦さんが作曲した歌ですが、いつまでも心に残っている歌のひとつです。
ボクは特に一番の前半の歌詞とメロディーが好きです。
胸にしみる空のかがやき
今日も遠くながめ涙をながす
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
分かりやすい言葉で愁いを含んだ優しい調子のこの曲が忘れられず
ふと気づくと口ずさんでいたということがよくありました。
この曲にはサトウハチローさんの悲しい思いや被爆者への哀悼の意が込められているそうですが、作詞した加藤和彦さんもその直前の『イムジン河』の発売禁止事件で辛い経験をしたそうです。
素直な心情を歌ったところが多くの人々の共感を呼んだのだと思います。