食べ蒔きウォッチング 2024年4月中旬・ハナバチが乱舞する中で空豆開花と菜花のタネ (original) (raw)

前回はダイコンの蕾がフィーバー。
逆に菜花の勢いが少し衰え、収穫物の主力が入れ替わりつつあった。
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今回は去年から育てていて今年の2月に定植した空豆が開花。
この4月に入る頃には本格化していた。

概ね全ての個体で開花していて、生育は順調そう。

また同時に、この頃からハナバチが啓蟄が開けて大量に飛来。
日中はブンブン羽音が響いており、あたり一面かなりの数が舞っていた。

細かな種類まで特定していないが特徴からヒゲナガハナバチの仲間で、毎年この時期になると決まって発生している。(※画像は撮れなかったので図鑑から拝借)
どうやら2~3種類ほどハナバチの仲間が飛来している様で、彼らと同様に連日ダイコンや空豆の花に突っ込んでいた。

ほんで時折、しきりに地上をホバリングしている個体がいる。
何をやってるのか気になり姿を追うと、ある場所に降りるや穴に潜っていくではないか。

あまりに気になったので画像を撮ってみた。
こんな巣穴が他にもあり、やはりホバリングしてから潜っていく所を確認。
ここ数年やたら見かける様になったのだが、もしかすると土を不耕起にした事で巣穴が壊れず、住みやすくなったのかも知れない。
ついでに、町を歩いていたら崖の擁壁(コンクリートブロック)の割れ目からしきりにブブブブッと羽音がするので覗いてみると、このメスらしき個体がいた事もあるので、意外と環境適応力が高いのかも。

これと同時に、ヒゲナガハナバチの巣に居候すると言うキマダラハナバチも地上をホバリングしていた。
どうやら色んな種類が住める様な生態系が出来上がっている様子で、いずれも受粉には必要な虫だけに歓迎できるゲストである。
とりあえず彼らが居れば、放っておいても空豆が着果できるだろう。
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この他には、相変わらず菜花とダイコンの開花が続いているのと並行してタネも着果し続けている事か。

画像はピンボケだが、これは確か菜花。
生育不順な個体であれど、タネが出来る所からして何とか次世代にも繋げそうである。

こうして花はチャイチーだが、こんな個体でも回復すれば蕾が収穫出来るし、タネが出来るものもある。
なので間引かず置いとく価値はありますよ。

こちらは比較的、成長率が高かった個体群。

画像では蕾を摘んだ後だが、同じ菜花であっても品種によって微妙にタネが出来る時期が違っていた。
今回は¥100均一とホームセンターで買った種苗会社のタネの二種類使っているが、どうやら後者の方が着果タイミングが遅い模様。

勿論、これは品種によりけりだろうから、早かろうが遅かろうがどっちでも良いんだけどね。
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ダイコンのタネは去年に比べて充実の出来ばえ。
あの時と比較して今期は一定程度には成長したお陰か、タネの実付きは倍以上ありそう。

かねてより触れている通り、これは元々は「根から成長しなかった生育不良のダイコン」から採れたタネが由来。
ダメ元で試しに育ててみたら、今期も矮小化しながらも一応はダイコン風になったし味もマトモに出来ていた。
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この経緯から考えて、生育不良だからと間引かず置いといて良かったし、タネを採った意味もあるというもの。
次期がどうなるかは謎だが、また改めて生育を実験してみたいところである。

では、また、CUL。